ついつい安全策をとってしまうというのはよくあることだな。
ここぞと言うとき、
失敗してはいけないとき、
失敗してはいけないとき、
そんなときはヘタに『冒険』するより、『安全策』をとってしまうのは人間の常。
仕事だけじゃない…
食事だってそうだ。
大事な人をお連れするとき、
お世話になっている方をお連れするとき、
お世話になっている方をお連れするとき、
ヘタな店に行って失敗することは許されない。
外観だけで『かっちょエエどぉ~』と思って入るとドエライ目に遭ったりもする。
外観だけで『かっちょエエどぉ~』と思って入るとドエライ目に遭ったりもする。
だから…
そういうときはリスクのないいつものお店に行くのに限る…
ただ、問題はそのお店がお連れする方の嗜好に合うかどうか… コレが一番の問題だな。
つい先日のお話でございます…
そういう大事にせんとアカンお方をお連れして『食事』…
場所は…
Kyoto…
きょうと…
京都…
きょうと…
京都…
言わずと知れた世界的観光地。
ココには日本人だけではなく、外国人をも唸らすモノがたくさんひしめいておりますな。
ココには日本人だけではなく、外国人をも唸らすモノがたくさんひしめいておりますな。
飲食店だってそうです。
『さすがどすなぁ。よろしおす…。雅どすなぁ』
流石に、最近の京言葉は『どす、どす』と相撲取りが歩くような言葉は使わしまへんが…。
流石に、最近の京言葉は『どす、どす』と相撲取りが歩くような言葉は使わしまへんが…。
京料理とまでは言わずとも、京都らしいお店が軒を並べて客の優柔不断さを刺激さすのです。
どの店行こ?
どこに入ろ?
ここも良さそうやし…
あっちもエエ感じやし…
どこに入ろ?
ここも良さそうやし…
あっちもエエ感じやし…
気分は…
遅疑逡巡
優柔不断
躊躇
因循
生煮
遅疑逡巡
優柔不断
躊躇
因循
生煮
決断力が鈍ってしまうのは仕方の無いことなのですな。
素敵なお店が多すぎる。
なんでもエエ、どうでもエエというお方と入るんだったらチョット冒険して
『おっ、ここエエ感じやンか。入ってみるかぁ~』
となるのですが、ココはまちごうてヘタなところに入ってしまっては取り返しが付かん…
決断力が鈍るのは『少しでも気持ちよく食事が取れる場所』を必死コイテ頭の中で探し回っているからに他なりません。
それと、お店を選ぶのにコレを使うお方も多いようですけど、
食べログ…
割に失敗することが多いみたいですな。
自分のイメージとは違う感じのところが良い評価を受けていたりする。
自分のイメージとは違う感じのところが良い評価を受けていたりする。
なんか、ちゃうどぉ~って…
コレってワタシが変人だから!?
感覚が普通と違うから?
まぁ… よろし…
そして、
ネットのお店の誇大広告にも騙されたらアカンし…
と言うわけで、結局薬局放送局…
『いつものお店』という『安全パイ』ということに相成るという次第。
ふ~…
やっぱり前振り長すぎるなぁ。
すぐに本題に入れば良いものを…
ついつい、なんか書かんとアカンというような脅迫概念に縛られてしまうのは何故なんやろナァ!?
いやらしいウケ狙いの根性か?
はたまた、何かしら書かんと読んでくれる人に申し訳ないというサービス精神か!?
いやらしいウケ狙いの根性か?
はたまた、何かしら書かんと読んでくれる人に申し訳ないというサービス精神か!?
まぁ、それだったらサービス過剰ですな。
まぁ、イランお節介みたいなモンですな。
ダイタイ長すぎるな…
短くしぃへんと飽きられてしまうしな。とにかく読むんがメンドクサイかも!?
短くしぃへんと飽きられてしまうしな。とにかく読むんがメンドクサイかも!?
さぁ、本題に行こ!
では、ついに(!?)本題…
ここは、
Kyoto…
京都…
いつもの…

先斗町
ぽんとちょう
最近、縄手や祇園に行くことが少なくなってきたな。何故かわからんけど…
で、前述の話しでございます。失敗できないので…
『わたし、失敗しないので…』
と心の中でつぶやきつつ、失敗しないお店に入ったのでございました。
…って言うか、いつものお店なのですけれど。だからお店選びに失敗して大事なお方のご機嫌を損ねてしまうというリスクは皆無。
お連れした方も何度かここに御一緒させていただいておりますので、そういう意味では安心安全かも!?
お連れした方も何度かここに御一緒させていただいておりますので、そういう意味では安心安全かも!?
ということで、先斗町『よし菜』さんに行くことにいたしました。

ココは元々お茶屋さんとして営業していたところを改装して割合入りやすいお店に仕立て変えております。
ワタシのような『小市民』でも十分に楽しめるところでございますなぁ。

これが『京都』ですなぁ…
このチョットしたアプローチがよろしおす。
このチョットしたアプローチがよろしおす。
違う世界には入れるような、なんやしらワクワク感がココにあるんですなぁ。
玄関を入ると、
『お靴はそのままにしといて頂いて結構ですぅ』
とお店のオニィさん。

でも、今日はそんな気分でもないので二階のチョット洋風にしつらえたところでゆっくりしましょか。
箱階段を二階にのぼると、1階とは雰囲気の違うプチ洋風な世界がココにおます。

なんやろ…
和風をアレンジして洋風仕立て… って感じですか。
で、ココには座らずに… (座れヘンのかぃ!)
カウンターの隅にどっこいしょ!
何故か、スミの方に行きたくなるのはどういうことでしょうか。
誰も座っていなければ、ど真ん中に座れば良いモノを、
誰も座っていなければ、ど真ん中に座れば良いモノを、
何故かスミの方が落ち着くのは『小市民のクセ』なのでしょうか。
あぁ、哀しき小市民…
では、お食事を。

本日の気分は『ワインな気持ち』なので、白…
合わせるのも京野菜を使った逸品。
こういうのがよろしいな。
ここの二階は創作系のお料理が楽しめるトコロなのです。

サーモンの和風カルパッチョ
やっぱりワインに合いますなぁ。
なんか、もうこれだけでワタシはワインをドンドン飲めるのですが、それでは寂しい…
なにか他のモノもたのみましょか。
京都やモンな、湯葉とかお豆腐もエエなぁ、どないですか?
えっ、お任せ…
わかりました、じゃ、鯛と湯葉と豆腐が一度に楽しめる小鍋をお願いいたしましょう。

『鯛と湯葉の湯豆腐』
わかりやすい…
実にわかりやすくマンマのネーミングですな。
ひねってないのがエエな、味もそんなにひねって無くて素直な感じでよろしおす…
ワインが進みますな。
では、チョットお腹に溜まるモノをいただきましょうかねぇ。
とはいえ、京都やし、京野菜も食べたいと言うことで…

牛タンと京野菜の塩だれ焼き
大きく切ってる京野菜と牛タンが美味くマッチしておりますな。
じゃぁ、ついでにもう一品お肉系でいきましょか…

ここらで飲み物も少し変えて、チョット重めの赤ワインでもいただくことにいたしましょう…。
お料理はまだお願いしましょうね。
今度はチョット趣向を変えて…

フルーツトマトとぶどうのコンポート
おされ~ですなぁ。
そんなに量は不要です。
それぞれのお味を少しずつ楽しんで、それにあったお酒をいただく…
そして楽しい会話があればとっても満足。
最近、酒を飲みながら大声でワイワイするのはチョット疲れてくるようになったな、気分が。
調子こいてノリノリになっているときはアホほど大声でワイのワイの言いながら酒を飲むことも多いのですが、後から考えると『アホみたいなワタシ』に気がついてガックシ来ることも多々あります。
もうエエ年のオッサンなんやから、じっくりと落ち着いて呑むノンがよろしいなぁ。
渋い中年の魅力は持ち合わせておりませんが、外見は別として気持ちだけでも『ナイスミドル』でいたいと思う今日この頃。
ヘタッピィなオヤジギャグばかりとばしていると、落ち着きのないオッサンにしか見られへんな。
ホンマは、ワイワイ放言やりたい放題型の人間ではなく(みんなはそう思っているかもしれないけれど!?)、小市民的姑息なオッサン型なのかもしれません。
ホンマは、ワイワイ放言やりたい放題型の人間ではなく(みんなはそう思っているかもしれないけれど!?)、小市民的姑息なオッサン型なのかもしれません。
あれ…
また話がそれた…
また話がそれた…
まぁ、よろし…
そんなこんなの『小市民、京都でゆっくりするの巻』でございました。
あぁ、また今日も長い話になってしもうた…
もっと次回からは短くせんとアカンな。
もっと次回からは短くせんとアカンな。
かんにんどっせ…
こんごともよろしおたのもうしますぅ。
じゃ…
