北海道に行きました。
北海道は今年になって、もう2度目。
北海道は今年になって、もう2度目。
それもこれも…
LCCが就航したお陰だな。
ワタシのような小市民にとって、気楽&気軽に北海道に行けるようになったのはひとえにLCCの恩恵ですな。
ANAやJALだったら片道4万円以上する航空運賃がLCC(格安航空会社)だと…、な、な、なんとぉ~、驚異の約5~6千円程度だもん。
ANAやJALだったら片道4万円以上する航空運賃がLCC(格安航空会社)だと…、な、な、なんとぉ~、驚異の約5~6千円程度だもん。
シートは狭いけど…
サービス悪いけど…
ちょっと遅れるけど…
CAの英語はヘタッピィだけど…
サービス悪いけど…
ちょっと遅れるけど…
CAの英語はヘタッピィだけど…

でもね、手軽に空の旅が出来るようになったンは『LCC(Low Cost Carrier)』、格安航空会社のお陰様ですね。
今回も小市民SAMはピーチを利用して北海道。
関空はLCC専用ゲートとして第2ターミナルが出来たのでそこから出発です。
天気予報では、サイテー最悪の、曇り or 雨 or 雪になってるけど大丈夫かな…
おかしい…
ぜってぇ~、おかしい…
ぜってぇ~、おかしい…
旅に出るときは必ず晴れのノ~テンキなワタシなのに!?
必ず晴れる『お天気教・教祖』のワタシなのに!?
必ず晴れる『お天気教・教祖』のワタシなのに!?
天は我を見捨てたか?
それとも、遊び呆けるワタシにお仕置き!?
それとも、遊び呆けるワタシにお仕置き!?
そ、そ、そんなことはございませぬぞ、日頃は土日夜も関係なく働くワタシですがな、お天道様に誉められても叱られることは無いはず!
でも、今回は何故か天気が悪そう…
まぁ、エエけど…
とにかく出発!
まぁ、エエけど…
とにかく出発!
7:00出発
ぶ~~~~~~~ん
9:00到着
アッと言う間に、ほっかいどぉ~!
LCCでもANAでもJALでもスピードは一緒や!!!! (まだ負け惜しみ!?)
早速、レンタカーを借りて、いざ北海道の大地へ。

政府専用機が停まってる!
そうなんですね、
ここ新千歳空港は『政府専用機』が2機置かれている空港です。自衛隊の基地だもんね。政府専用機は自衛隊が維持管理&運行しているのです。
そ~かぁ、皇太子ご夫妻がオランダに行くし、阿部総理はロシアやトルコなどに外遊するんだったよね。
専用機かぁ… エエなぁ… LCCで来たワタシらとエライ違いや!
皇族にはひっくり返ってもなられヘンケド、総理にやったらなれるかもしれん…な、はず無いかぁ!?
まぁ、政府専用機は見てるだけやな…。ちなみに2機で380億円ほどしたそうな。
まぁ、政府専用機は見てるだけやな…。ちなみに2機で380億円ほどしたそうな。
そんなこんなで、クルマを走らせましょ。

ハイウエイの両端の土手にはフキノトウがイッパイ芽吹いていました。
北海道も春なのですね。
…な割には、外は寒いどぉ。
…やっぱりここは北海どぉ。
クルマは走る、北の大地を…
快適やな。
クルマ少ないし…
クルマ少ないし…
50分ほど快適な北海道の道路を走って到着した先は…
メロン
炭鉱
そして財政破綻の市
夕張…
おやっ、もうひとつ忘れてましたね。
そぉなんです…
ここに来たのは、
ここに来たのは、

そうです、夕張にある『幸せの黄色いハンカチ想い出ひろば』に来たかったから。
覚えてらっしゃいますか?
『幸せの黄色いハンカチ』
第1回日本アカデミー賞8部門に輝いた映画作品。山田洋二監督、高倉健、倍賞千恵子、武田鉄矢、そして桃井かおりが織りなす感動の名作でしたね。
1977年の作品だから若い方はわかんないかもしれないね。
2011年にテレビでリメイクされて放送されたそうだけど…
何か違うだよなぁ、ホンマモンの映画と…
それはそれで現在風になって良いけれど、リメイクされると元作品の良さがスポイルされそうでヤな感じもする…ワタシだけかな!?
では、チョットだけストーリーを…
****************************************
失恋でヤケになった欽也(武田鉄矢)が退職金で買った真っ赤な新車で北海道へドライブ旅行に出かけた。そこで偶然に出会った女の子・朱美(桃井かおり)をナンパし共に旅をすることに。彼女もまた彼氏の悪い噂にヤケになって旅に出たところだった。途中、謎の男、勇作(高倉健)に出会い3人で旅することとなった。あるきっかけで勇作が網走刑務所を出所したばかりだと知る。旅を続ける中で勇作は人をあやめて刑務所に入っていたこと、そして彼の妻と約束したことを打ち明ける。その約束とは、もし自分を待っていてくれるのだったら家の前に黄色いハンカチを下げておいてくれ…と。しかし、躊躇し、帰れない勇作を2人の若者は説得して夕張に向かう。そして待っていたモノは… 最後のシーンは感動を呼ぶ黄色いハンカチが何枚も風にたなびいている炭鉱住宅だった。
****************************************
ムッチャ感動的やったな。
ラストシーンだけをちょっと…
『もしお前が他の男と再婚して幸せならそれで良い。でも、もしも、もしもだ…、今でもお前が一人で暮らしているなら庭先の鯉のぼりの竿の先に黄色い布をつけておいてくれ。その布を見つけたら俺は家に帰る。もしなかったら…はそのまま夕張を去って行く…』
夕張の町に入り、勇作は『帰ろう』と何度も言う。
躊躇する勇作…
欽也と朱美は『きっと勇作さんの奥さんは待っていてくれる…』そう念じてクルマを走らせる。
真っ赤なクルマは大きくカーブしながら炭鉱の町に入っていく。
ふと丘を見上げるとそこには…

鯉のぼりの竿からズラ~っと連なった黄色いハンカチ…
欽也と朱美は手と手を堅く握り、
そして勇作はだまって炭鉱住宅に歩き出した。
そして勇作はだまって炭鉱住宅に歩き出した。
感動のラストシーンですねぇ。
ここに貼ってあったポスターにはそのシーンがありました。

これがそのシーン。
クルマから黙って降りて歩き出す勇作。
その黄色いハンカチを背にして妻の光江らしき女性が洗濯物を抱えて出てくる…。
見つめ合う二人
欽也と朱美の目にハッキリとその様子が目に映った。
そのまま静かにクルマを走らせる二人、走りながら鉄也と朱美はいつまでもいつまでも涙を流し続けていた…
ああ、思い出しても涙が出てくるなぁ。
感動だったなぁ、あの映画…
感動だったなぁ、あの映画…
現実に戻ろう…
ここ『幸福の黄色いハンカチ想い出ひろば』は映画のセットをそのマンマ残しているところでした。
丘の上のなぁんにも無いところにそれはありました。
入場料が500円…
入場料が500円…
少し歩いて行くと、

映画セットで作った『炭鉱住宅』。
中に入ると…
中に入ると…

おやおや、これは撮影に使った『マツダ・ファミリア』じゃないですか。
実は撮影には2台使って、もう一台はスタッフが買い取ったそうです。真っ赤なクルマにしたのは、めっぱりで派手好きの欽也という設定だったのでそのイメージに合うクルマと言うコトで選ばれたそうです。

天井から壁一面に、ここを訪れた人々が書いた『黄色いカード』がびっしりと張られていました。

ほらほら…
天井まで黄色いカードでイッパイでしたよ!!!
ヒトツずつ読んでたらいつまでかかんねん!?

映画の様々なシーンが展示されてます。
ストーリーの順番いなってるんやな、これ…

そして一番奥には…

ぶっちゃけ…
この勇作(高倉健)と光江(倍賞千恵子)の人形は要らないかも!?
ちょっと怖い…
ちょっと怖い…
ははは…
そして、その奥は鯉のぼりの竿の上からつり下げられているシンボルチックな黄色いハンカチの群れ。


それにしても、良い売りがココ夕張にありますねぇ。
こんな感動的なドラマのラストシーンがココだったと言うコト。
凄い観光資源だもんな。
これを目当てに全国津々浦々からやってくるんだもの。
これを目当てに全国津々浦々からやってくるんだもの。
いいよね…
ちなみに、ココは冬期は雪のためにクローズ。毎年4月20日頃から10月初めまでだそうです。
■こんなんみっけ!

炭鉱住宅に『ALSOK』…

やるなぁ…
ウチの家にはそんなセキュリティはない!
アルソックに守られている炭鉱住宅でした!?
■赤いクルマじゃなくて…

今回、レンタカーを利用致しました。
小市民のワタシ達は豪華なクルマじゃなくて、下から2番目のクラス。普通車では一番安いクラスのクルマ『ホンダ・フィット』。
安かったな、レンタカー代。
ネット予約していくと、3日で保険料込み15,000円、ちゅうことは… 1日5,000円やんか!
ネット予約していくと、3日で保険料込み15,000円、ちゅうことは… 1日5,000円やんか!
安いなぁ…
映画の中で欽也が使ったのは真っ赤なクルマ。
真っ赤は、欽也が見栄っ張りで派手好きだったからだとか。
真っ赤は、欽也が見栄っ張りで派手好きだったからだとか。
ワタシ達が使ったのはブラック。
ちゅうことはやねぇ…、落ち着いて上品、ちゅうことやな!?
ははは… ちがう?
ちゅうことはやねぇ…、落ち着いて上品、ちゅうことやな!?
ははは… ちがう?
そんなこんなの北海道でございます。
また、連載になるんかいな…
シツコク続きそうやな…
カマヘンかなぁ、イヤや、アカンッちゅうても書くやけどな。
ほな、次回は夕張と言えば… 炭鉱ですがなってことにしましょ!
ではでは…