政治の世界は世間一般に言うところの常識は通じない世界であることは言うまでもあるまい。
先ずは価値観が違う…
勘違いが横行している…
向けられている目、視線・視点が違う…
先ずは価値観が違う…
勘違いが横行している…
向けられている目、視線・視点が違う…
そんな世界に身を投じる気はさらさらないワタシですが、政治の動きにはなぜか敏感になってしまうのです。
だってそれは我々の生活環境に大きく影響するから…
だってそれは我々の生活環境に大きく影響するから…
今回もそういった意味では『大きな変化』があったといっても過言ではありません。
内閣改造…
余命の少ない政権ではありますが、敢えての改造…
これは『政治』というより『政局』がらみなのかもしれませんが、解散間近のこの場に及んで混乱を招くことの是非は問われるのは仕方のないことでしょう。
内閣改造…
余命の少ない政権ではありますが、敢えての改造…
これは『政治』というより『政局』がらみなのかもしれませんが、解散間近のこの場に及んで混乱を招くことの是非は問われるのは仕方のないことでしょう。
…というのも人事面で『はてな?』と思われることも多々あるからです。
さて、これから述べる話はそんな中のごくごく一部分のことです。
その一部分がちょっと気にかかったのであえて書いてみることにしました。
その一部分がちょっと気にかかったのであえて書いてみることにしました。
最初に断っておきましょう…
ワタシは今の政権に対して良くは思っていません。○主党は一貫性にも問題があるし、政治姿勢についても問題だし、考え方や方法論、今後の展望についても残念ながら『日本を任せられる』という政党ではないことはこれまでの実績からも察しがつくことだろうと考えます。
ワタシは今の政権に対して良くは思っていません。○主党は一貫性にも問題があるし、政治姿勢についても問題だし、考え方や方法論、今後の展望についても残念ながら『日本を任せられる』という政党ではないことはこれまでの実績からも察しがつくことだろうと考えます。
さて、こういうことを書くつもりじゃない…
今回書きたかったのはある大臣の去就について…
今回登場した某省の新大臣は内閣の人気取りなのか、そこに持っていかないと仕方がなかったのか、はたまた政局がらみなのかは分からないけれど、別の意味で注目されるような人ですね。ずっと以前の大臣就任時の実績を振り返ってみると、当時は人気も高く概念的な『期待感』はあったようですが、実態は『妄想的』なものであったことがわかり不評を買い、威勢の良い割には全く口だけというような極めてプアな人材だったと言わざるを得ないのです…。ソレハサテオキ…
ここでその某省の前大臣に目を向けてみましょう。
ヒトツ断りがあるのは、ワタシは前大臣である彼の実績のすべてを知っているのではなく、今持っている断片的な情報だけを取り上げて話をさせていただくのです。
だから、 この一点については素晴らしい …というお話しをするので誤解なきように…
ヒトツ断りがあるのは、ワタシは前大臣である彼の実績のすべてを知っているのではなく、今持っている断片的な情報だけを取り上げて話をさせていただくのです。
だから、 この一点については素晴らしい …というお話しをするので誤解なきように…
何が素晴らしいか…
それは『現場主義』だったということです。
理論はもちろん必要です。机上の計画だってなければいけないことは明らかです。でも、その『理論』や『計画』などを遂行するのは現場であって、現場なくして結果なし。現場を知ることこそが、次の一歩につながる事柄だからです。
映画・踊る大捜査線で青島刑事が 『事件は現場で起こってるんだ!』 と叫ぶシーンがありました。現場で何が起こっているか…これを知らずして次の一手なし、そして解決もないのですから…。
映画・踊る大捜査線で青島刑事が 『事件は現場で起こってるんだ!』 と叫ぶシーンがありました。現場で何が起こっているか…これを知らずして次の一手なし、そして解決もないのですから…。
話を戻します。
前大臣は『 現場主義 』を貫き通しました。
彼は常に現場に入り、そこでの見聞を政策に反映したのです。
要は『政策』を進めて行くには『現場を見る・知る・感じる』ということ抜きには出来ないということが彼には分っていたということです。
彼は常に現場に入り、そこでの見聞を政策に反映したのです。
要は『政策』を進めて行くには『現場を見る・知る・感じる』ということ抜きには出来ないということが彼には分っていたということです。
そして現場には、現場でしかわからない事実も存在します。それは机上では全く分からない事態であることが多いのです。前大臣の在籍期間は9ヶ月間(たったの!)でしたが、その間に全国の100余の現場を訪ねたそうです。もちろん、大臣ですので事実関係や現実を覆い隠そうとする現場もあったことでしょう。
でも、それでも行かないよりは絶対に良いし効果がある。自らの目で見て確かめ、そして政策に反映していく、まさしくそれは『Plan Do Check Action』、物事を成功に導く行動アクションの一番大事なCheckが現場を知る・見るということにつながるのですね。
でも、それでも行かないよりは絶対に良いし効果がある。自らの目で見て確かめ、そして政策に反映していく、まさしくそれは『Plan Do Check Action』、物事を成功に導く行動アクションの一番大事なCheckが現場を知る・見るということにつながるのですね。
で、退任式に臨んで、その前大臣が言ったことはこうでした。
『デスクワークは必ず失敗する』 …
こう説いたということでした。
現場に入って感じたことをベースに某省の○○改革プランには厳しい注文を出したということでした。結果、これが改革のための改革につながり、素晴らしいプランになったというお話を聞かせていただきました。
大臣という立場になると、なかなか『現場』には目が向かないものですが、そういう人こそが『住民の代表』たる議員としての務めを果たせるのじゃないかと思うところです。
国の運営をつかさどる国会議員先生さまさま… あなたたちは国の運命を背負っているのです。もっと頑張ってほしい…
ただ…、政策なんて言ったって日本の場合、行政側が『何をどのようにするのか』を決定して予算もすべてそこで管轄するという図式故、大臣と言えども政治家ですから経験豊かな敏腕行政マンの理論や計画には太刀打ちできないケースも多いようです。それに太刀打ちできるのは高い見識と多くの経験値、そして現場の適格な把握でしょう。
『議員様 落選すればタダの人』
というような皮肉を込めた川柳もありますが、最終的には国を動かして行くのはあなた方なのです。
国会議員様…
けっして『 こっけい議員 』と揶揄されることのないようにワタシ達の生活と未来を築いていってくださいね。
おねげぇしますだ…