今回の旅程は… いやいや、セ~カクに言うと、お仕事がらみの行き先は 愛媛県大洲 と言うところでございます。
おやまぁ…
四国ですよ。
オーバー・シー やがなっ!
関西圏からはすっごく時間がかかるかも!?
四国ですよ。
オーバー・シー やがなっ!
関西圏からはすっごく時間がかかるかも!?
電車で行くことと決め込んでパソコンを開きます。ここで頼りになるのが『駅すぱあと』というソフト。メッチャ便利ヤンなぁ、これ。
で、『駅すぱあと』でルートを探すと、大阪から新幹線で岡山まで行き、乗り換えて本州四国橋サンルートのひとつ瀬戸大橋を渡り、松山でまた乗り換え。そしてローカル線で伊予大洲駅までいくとの検索結果。
で、『駅すぱあと』でルートを探すと、大阪から新幹線で岡山まで行き、乗り換えて本州四国橋サンルートのひとつ瀬戸大橋を渡り、松山でまた乗り換え。そしてローカル線で伊予大洲駅までいくとの検索結果。
で、お時間は?
な、な、なんですとぉ~!?
ご、ご、ごじかぁ~~~~ん!? そうです、5時間!!!
ご、ご、ごじかぁ~~~~ん!? そうです、5時間!!!
およよ…
あらら…
あらら…
相当にお時間が係るようですねぇ。
まぁよろし!
とにかく、行かねばならぬのだ!
電車の旅も楽しいものよのぉ~と鼻歌交じりに新幹線に乗り込むワタシでございました。
この後に起こる出来事はこの時は予想すら出来なかったのでございます。
電車の旅も楽しいものよのぉ~と鼻歌交じりに新幹線に乗り込むワタシでございました。
この後に起こる出来事はこの時は予想すら出来なかったのでございます。
■ 先ずここで第一の洗礼!?
な、な、なんとぉ~、新幹線の指定席がとれない!!!!
一席も残っていないって???
ドナイやねんなぁ。
一席も残っていないって???
ドナイやねんなぁ。
えっ?
グリーン席ならチョットだけあるって???
グリーン席ならチョットだけあるって???
ははは…
庶民はそういう席に座らないのだっっっ!!!
と、小市民のワタシはグリーン指定席のお値段にビビっているのでございます。
庶民はそういう席に座らないのだっっっ!!!
と、小市民のワタシはグリーン指定席のお値段にビビっているのでございます。
で、自由席と相成りました。
では少し早めに駅に行って早く並べば何とかなると思い新大阪へ。
ラッキーなことに、新大阪始発の便がちょうど有り、しかも、あまり並ぶことも無く、楽く~に自由席の窓際をゲットできたのでございます。
では少し早めに駅に行って早く並べば何とかなると思い新大阪へ。
ラッキーなことに、新大阪始発の便がちょうど有り、しかも、あまり並ぶことも無く、楽く~に自由席の窓際をゲットできたのでございます。
ははは…
神は我を見捨てなかったどぉ~!?
神は我を見捨てなかったどぉ~!?
と喜んだのも新神戸を過ぎて西明石まででございました。
■ 第二の悲劇が我を襲うぅ~!?
新幹線700系は新大阪から新神戸を通り過ぎ、西明石まで来たトタンにピタッとストップ。
およよ…
あらら…
あらら…
な、な、なにごとぞ!?
アナウンスによると、『新山口駅』で信号故障のため一時運行を見合わせていた影響で前が混んでるんだって。
前を走る列車が発車次第、路線が空けは走るから…、だって。
前を走る列車が発車次第、路線が空けは走るから…、だって。
5分経ち
10分経ち
20分経ち
10分経ち
20分経ち
およよ…
あらら…
あらら…
全く出発する気配無しですよぉ。
まぁ、岡山での乗り継ぎは充分時間があるからカマヘンケド。
まぁ、岡山での乗り継ぎは充分時間があるからカマヘンケド。
やっと新幹線が走り出したと思うと、またまた姫路でストップ…
ドナイやねん…
5分経ち
10分経ち
15分経ち
20分経ち
10分経ち
15分経ち
20分経ち
やっと動き出したかと思うと、また次でもストップ…
ど、ど、どないやねん!
新山口駅での運行見合わせは、もう4時間も前のことやでぇ~! どないなってんねん!
と心の中で叫べども、新幹線は微動だにしなかったのです。
焦る…
あかん…
あかん…
乗り換え時間の余裕は1時間とチョットやけど、このままやったら乗り遅れてしまう。
岡山駅で1時間以上も待ち時間があるから、美味しいもんでも食べようともくろんでいたのに…
岡山駅で1時間以上も待ち時間があるから、美味しいもんでも食べようともくろんでいたのに…
あかん…
あせる…
あせる…
ゴットン、ごぉ~、
ホッとした瞬間です。
ホッとした瞬間です。
新幹線は急に勢いよく走り始めました。
しめしめ…
コレで間に合ったどぉ~。
しめしめ…
コレで間に合ったどぉ~。
あと3分ほどで『岡山駅』ですなぁ。
では、そろそろデッキに行くとしましょうか、と思った瞬間、新幹線は急に停止したのです。
では、そろそろデッキに行くとしましょうか、と思った瞬間、新幹線は急に停止したのです。
岡山駅まであとたったの3分やでぇ!!!
ど、ど、どないしたん?
ど、ど、どないしたん?
『みなさま、お急ぎのトコロ申し訳ございません。岡山駅では前に走る列車が只今停車中でございます。今しばらくお待ち下さい。』
おいおい…
こらこら…
ちょっとちょっと…
こらこら…
ちょっとちょっと…
すぐそこやないかぃ!!!
走ったらんかぃぃぃ!!!
走ったらんかぃぃぃ!!!
と思えども新幹線は微動だにしません。
ははは…
time had pass…
こうして、予約していたチケットの電車にはみごと乗り遅れることとなりました。
こうして、予約していたチケットの電車にはみごと乗り遅れることとなりました。
ははは…
絶対にもう間に合わん。
絶対にもう間に合わん。
ははは…
諦め。
諦め。
でも、まだ何とかなるさ。
1時間遅れでもまだなんとかなりそうだ。
2時間遅れの電車に乗ればチョットの遅刻でまだまだ間に合うどぉ!
そして10分後…
1時間遅れでもまだなんとかなりそうだ。
2時間遅れの電車に乗ればチョットの遅刻でまだまだ間に合うどぉ!
そして10分後…
ごっとん、ごぉ~。
ははは…
やったぜぃ!
動き出しましたぞ。
岡山駅まではたった3分、このぶんだと2時間遅れだけれど、次の電車には間に合うみたいです。
…と思った瞬間でした。
やったぜぃ!
動き出しましたぞ。
岡山駅まではたった3分、このぶんだと2時間遅れだけれど、次の電車には間に合うみたいです。
…と思った瞬間でした。
■ 第三の悲劇!? 思いも寄らない事態が発生!!!
突如として、
『だ、だ、だいじょうぶですかぁ!』
と車内に響き渡る声。
『だ、だ、だいじょうぶですかぁ!』
と車内に響き渡る声。
ガッタン!!!!
大きな衝撃と共に新幹線は緊急ストップ。
な、な、なんやぁ!?
どうやら、乗客の一人が急に意識を失って倒れたようです。
5席ほど向こうの出来事でした。
車内は満員状態で、その倒れた人は座れなくてずっと新大阪から立ちっぱなしだったようでした。
で、遠巻きにその倒れたオジサンを見てみると…
5席ほど向こうの出来事でした。
車内は満員状態で、その倒れた人は座れなくてずっと新大阪から立ちっぱなしだったようでした。
で、遠巻きにその倒れたオジサンを見てみると…
ゲロ吐いて倒れてれるぅ~~~!
それで、誰かが緊急停止ボタンを押したようですよ。
しばらくして車掌が駆けつけましたが、車掌もどうにも出来ず。
でもその時はもう倒れたオジサンは意識はハッキリ戻っていて大丈夫そうでしたが、列車の緊急停止ボタンを誰かが押したお陰で新幹線は完全にストップ。
ゲロッたオジサンはもう平気みたいですけどねぇ…
ははは…
でも、
しかし、
but…
しかし、
but…
電車は一向に動かなかったのでした。
緊急停止ボタンを押しているので、点検か何かが必要なのでしょうか、とにかく動きません。
緊急停止ボタンを押しているので、点検か何かが必要なのでしょうか、とにかく動きません。
お、お、遅れるぅ~~~!!!
あ、あ、あかん~~~~!!!
あのねぇ、次に乗る電車って1時間に一本しか無いんですよぉ。
シカも、
ウシも、
ブタも、
ウシも、
ブタも、
シカもですよ、2本、ツマリ、2時間乗り過ごせば会議には全く間に合いませんぞ!!!
焦る、焦る!
焦る、焦る!
ははは…
最低!
最低!
ゴットン… 動き出したのはそれからまたまたかなり時間が経過した後でした。
結局は新幹線はワタシの予定より、1時間40分ほど遅れて岡山駅に到着。
まだ、間に合う!
そうだ、指定席をとっているので、『みどりの窓口』で交換しなければ…
およよ…
あらら…
あらら…
■ 第三の悲劇は、混雑する『みどりの窓口』
なんちゅうか、ほんちゅか、どうしたことか!!!
みどりの窓口は長蛇の列だったのです。
ムチャクチャ並んでるヤンかぁ!!!!
みどりの窓口は長蛇の列だったのです。
ムチャクチャ並んでるヤンかぁ!!!!
とは言え、列に並ぶしか手は無い。
でも、
しかし、
but…
しかし、
but…
時間は刻々と過ぎるのでございました。
列は一向に前に進みません。
列は一向に前に進みません。
およよ…
これでは、完全に次の電車にも乗り遅れるどぉ…
絶対に間に合えへん…
やばっっ!
絶対に間に合えへん…
やばっっ!
おっっ!
そこに駅員さんが通りかかった!
そこに駅員さんが通りかかった!
おっっ!
飛んで火に入る夏の虫、いや…、駅員さん!
飛んで火に入る夏の虫、いや…、駅員さん!
モチのロン、捕まえましたがな!
で、
『あのぉ~、この列で待ってると次の電車が乗れずに仕事に間に合えヘンのですけどぉ…』
とワタシが優しく言った瞬間、ワタシの後ろで並んでいたオバチャンの大声が響いたのでございます。
『あのぉ~、この列で待ってると次の電車が乗れずに仕事に間に合えヘンのですけどぉ…』
とワタシが優しく言った瞬間、ワタシの後ろで並んでいたオバチャンの大声が響いたのでございます。
『アンタ、一体どうなってるの! コレじゃ、ワタシ、親戚の結婚式に間に合わないじゃない! どうすんのよぉ!!!』
こ、こ、こわっっ!!!
強烈なオバチャンの言葉のパンチが駅員さんに飛んだのでありました。
たぎろぐ駅員…
困り果てる駅員…
困り果てる駅員…
でも、普通は、
『お客さん、申し訳ございません。もう少し並んでお待ち下さい。』
とヘ~ゼンと言って立ち去るのですが、その駅員さんは良い人だったようです。
『お客さん、申し訳ございません。もう少し並んでお待ち下さい。』
とヘ~ゼンと言って立ち去るのですが、その駅員さんは良い人だったようです。
困っているワタシ達をみかねたのか、そして他には慌てる客も無さそうだったのか、はたまた強引にまくし立てる オバチャン の勢いに押されたのか…
『こ、こちらにお越しくださいぃぃぃ』
とワタシ達を列から離して別の所に案内してくれたのです。そして、『ここでお待ち下さい』と言い残して駅員室に入っていきました。
『こ、こちらにお越しくださいぃぃぃ』
とワタシ達を列から離して別の所に案内してくれたのです。そして、『ここでお待ち下さい』と言い残して駅員室に入っていきました。
で、待つこと3分。
そして駅員さんの手には、新しく作り直した切符!!!!
そして駅員さんの手には、新しく作り直した切符!!!!
やったぜぇ~!
駅員さん、スゴイ!
駅員さん、スゴイ!
駅員さんの親切でワタシは1本遅れで次の電車に乗ることが出来たのです。
あれっ?
あのスッゴイ剣幕のオバサンは???
あのスッゴイ剣幕のオバサンは???
お礼も言わずに足早に去って行ったみたいです。あらら…
そんなこんなの、『新幹線が遅れた事件』でございました。
続く…