エビとかカニと言えば何を連想されますかぁ??
『美味そう!』
と思わず口走ってしまった貴方!
そうなのです、日本人はとかく『エビ』とか『カニ』というと高級食材で美味しい…と連想してしまうモノなのです。
そういうお話しをヒトツ…
…………… ◇◇◇◇◇ ◆◆◆◆◆ ◇◇◇◇◇ ……………
さてさて、前回のブログの続きでございます。
ガキども…、いえいえ、お子様達50人をお連れしてキャンプからの帰りの話しでございます。和歌山県のすさみ町という所にやって参りました。

フェニックスのすぐ向こうは紺碧の海…
木が邪魔して海が映っていないのは残念ですが、このすぐ下は黒潮洗う『枯木灘』という海なのでございます。
木が邪魔して海が映っていないのは残念ですが、このすぐ下は黒潮洗う『枯木灘』という海なのでございます。
その海を見下ろすように建っているのが…

『エビとカニの水族館』なのでございます。
水族館は数あれど『エビとカニ』に特化した水族館とは聞いたことがございません。
コレも隙間産業ですなぁ。
紀州・和歌山の黒潮洗う海には多くのエビやカニが住んでいるのです。
コレも隙間産業ですなぁ。
紀州・和歌山の黒潮洗う海には多くのエビやカニが住んでいるのです。
ここ和歌山の南を地方を『紀南』と呼ぶのですが、紀南はエビの宝庫で、伊勢エビは皆さまよくご存じの伊勢・志摩よりは水揚げ量が多いのだとか。
蛇足ですが…。
蛇足ですが…。
で、カニとかエビは水族館にしたら地味だよなぁ。
キレーな熱帯魚や、でっかいジンベイザメとカイルかとかだったら派手だけど、エビとかカニだけというのはやっぱり地味…
でも、それがいいのかもしれませんよ。
では、入ってみることにいたしましょ!


えっ???
なんじゃらホイ???
なんじゃらホイ???
よくよく見ると『すさみ町立』じゃなくて『海立』????
うみ?
そうなんです!
ココは元々『町立』施設として運営されてきたそうですが、昨今の経済状況はこういうトコロにも波及して、町からの運営資金が削られたそうなのです。予算カットですね。
ココは元々『町立』施設として運営されてきたそうですが、昨今の経済状況はこういうトコロにも波及して、町からの運営資金が削られたそうなのです。予算カットですね。
で、そうなったら運営が出来ないから一時は閉鎖も考えたらしいのですが、民間施設として自主運営するようになったそうです。
素晴らしい!
素晴らしい!
で、その一環として…



水族館サポーターを募集してるんだって。
ほらほら、皆さんよくご存じの有名人達が名前を連ねています。
このほかにも有名人やら地元の人とか、会社とかが各水槽ごとに張られていて、ソコの水槽をサポートしてるんだって。
このほかにも有名人やら地元の人とか、会社とかが各水槽ごとに張られていて、ソコの水槽をサポートしてるんだって。
サポート料は…

半年で5,000円だって。
ここがエライよ。だって、1年で1万円というよりも、半年で5,000円という方が払いやすいモン。なかなか営業政策に長けておりますぞ!?
ここがエライよ。だって、1年で1万円というよりも、半年で5,000円という方が払いやすいモン。なかなか営業政策に長けておりますぞ!?
まぁ、そういうことはさておき、館内の様子は…

こぉんな感じでやっぱり『地味感』はぬぐえませんがそれも味ですよね。
和歌山の海に生息するエビや蟹たちがイッパイ水槽の中にいますよ。
和歌山の海に生息するエビや蟹たちがイッパイ水槽の中にいますよ。

アカシマシラヒゲエビ…

ユーモラスなじいさんみたいなエビは『ゾウリエビ』、ココの地方では『たびエビ』と呼ぶそうです。
オモロイ顔してる!?

だ、だ、だれやぁ~!
1本、足を食ったヤツは~!!

ヤドカリさん達です。
確かに地味やナァ…
で、ココは触れるスペースも、

子ども達が手にしているのは『黒いウンコ』…
じゃなくて、『ナマコ』ですね。
ホンマに気持ち悪いけど、これを初めて食ったヤツは相当チャレンジャーやったんやなぁ!?
ここではでっかいヒトデやナマコなどを触ることが出来ます。
で、水族館のオニーサンが外に持ってきてくれたのは…

これなぁにぃ???

そう!
ウミガメの赤ちゃんでした。
色々触らせてくれますよ。
ウミガメの赤ちゃんでした。
色々触らせてくれますよ。
で、ヤバ~イヤツも…

でかっっっ!
ヤシガニです。
沖縄地方には普通にいるそうですね。
陸の上で生活してるの?
沖縄地方には普通にいるそうですね。
陸の上で生活してるの?
で、このハサミの力が凄くて、指なんか簡単に砕いてしまうそうですよ。
カニさんのハサミには手を触れちゃダメ!
カニさんのハサミには手を触れちゃダメ!

と言いつつ、触らしてくれましたよ。
『堅ぁ~い!』
と大はしゃぎ。
『堅ぁ~い!』
と大はしゃぎ。
美味しいそうですねぇ、これ。 …という発想しか出てこないワタシはやっぱり世俗に紛れたアホオヤジですなぁ!?
で、ホンマのホンマにヤバイヤツもイマした。

すべすべまんじゅうガニというそうです。
確かに、スベスベしてまんじゅうのような形。
可愛いヤンカ… と思ったら、
『食べたら絶対に死ぬよ!』
だって。
可愛いヤンカ… と思ったら、
『食べたら絶対に死ぬよ!』
だって。
えっ?
こんな小さいカニでも食べると人2人くらいは完全に死に至るようです。
ええっっ!?
こんな小さいカニでも食べると人2人くらいは完全に死に至るようです。
ええっっ!?
で、もっと危ないのは、ここらへんの海には普通にいるそうです。
カニなんて安全なモノかと思ってたら大間違い!
カニなんて安全なモノかと思ってたら大間違い!
礒遊びして小さなカニを捕って湯がいて食べる… こんなこともありそうですが、決してこの『すべすべまんじゅうガニ』だけは食べたらアカンでぇ!!!
ハイ!
そんなこんなの子ども達には楽しかった2日間。
大人達にとっては、炎天下はヘロヘロ・タイムだったのですが、子どもは元気に大はしゃぎ。
大人達にとっては、炎天下はヘロヘロ・タイムだったのですが、子どもは元気に大はしゃぎ。
この『エビとカニの水族館』でも、おもしろい体験が出来ましたよ。
やっぱり、子供は難でも『体験』することが大事だと思うなぁ。
体験が少ないと『発想』や『創造力』も少なくなると思うんです。
子どもには色んな体験をしてもらい、『人間育成』が出来ればイイよね。
子どもには色んな体験をしてもらい、『人間育成』が出来ればイイよね。
そんな機会づくりの一端でもお手伝いできたかな。
暑さでヘロヘロにはなりましたが、意味ある2日間だったと自己満足(!?)。
では、子ども達よ!
すてきな夏休みはまだまだ続きます。
色んな経験を積んで、創造力が豊で人間味のある人になってくださいね。
すてきな夏休みはまだまだ続きます。
色んな経験を積んで、創造力が豊で人間味のある人になってくださいね。
応援しまっせ!!!!
(補記)
『エビとカニの水族館』は町立施設の時は無料でしたが、現在では、大人300円、子供200円の入場料となっています。それだけでは運営は出来ずに、『移動水族館』もやっているそうです。
こういう施設の運営ってなかなか難しいですね。
でも、必要だとは思うのですが…。
『エビとカニの水族館』は町立施設の時は無料でしたが、現在では、大人300円、子供200円の入場料となっています。それだけでは運営は出来ずに、『移動水族館』もやっているそうです。
こういう施設の運営ってなかなか難しいですね。
でも、必要だとは思うのですが…。