サクラがキレーですねぇ…の巻  | The Sam's Room

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春うらら…、桜が咲き誇っていますよね。

日本の国花ですモンねぇ。

えっ?

国花って『菊』じゃないのぉ? 
…と頭の中に『?』が湧いたあなた、それもセーカイ!
皇室の紋章として『菊』が使われていますから、それも『国花』と言われているみたいです。

えっ?
みたい…ってどういうコト!?
 
ということは…、あれっ?

『国花』ってホントはなに? 
ヒョットして2つあるの?

てなてなお話しですが、そうなのでございます。
何を隠そう(何にも隠せヘンけど…ね)、実は『国花』という決まり切ったものは無いみたいなんですね。

世界中に広く知れわたっている『日本のサクラ』と皇室の紋章『菊』が事実上の『国花』として認知されているみたいです。

まっ、そういうお話しはどうでもイイとして…

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『サクラ』です。

すっごくキレーに咲いてますよね。
この写真は一昨日のサクラです。満開ですなぁ。キレーです。(京都市北区某公園前にて)
暫し、サクラの下でうっとりとしながら日本の春を心と体イッパイで感じさせていただきました。

そういえば、未曾有の災害を受けた地域でも桜がもうすぐ咲くのでしょうねぇ。
ワタシの関西ではもう満開ですが、東北はこれから…。4月中旬から下旬にかけてでしょうか…。

キレーなサクラが咲いて少しでも気持ちを和ましてくれればいいのに…、そう思いながら満開のサクラを愛でさせていただきました。



花見の季節ですよねぇ。
で、東京都知事(…って、昨日の選挙で大勝しましたねぇ)の石原さんは『花見は自粛すべきだ』と仰いました。
『被災地への配慮、そして節電という意味からも今春は自粛すべき』だと…ね。
ん~、わかりますよぉ。その通りかもしれませんねぇ…。
でもなぁ…、せっかくキレーに咲いてるのになぁ。

続けて、こうも仰いました。
『サクラが咲いたからといって、飲んで騒いでいる状況じゃない! 先の戦争の時と同じで同胞の痛みを分かち合うことで連帯感が生まれてくるんだ!』…と。

てなてなワケで、いつも満員御礼で盛り上がっている上野公園には夜に騒いでいる人も消え、自粛の看板も上がっておりますねぇ。

で、やっぱり賛否両論…
■こういう時だからこそ盛り上がるべきだ。元気にならなきゃ!

また、一方では…
■自粛は当然じゃないか! 被災地を思うと酒を飲んで騒いでいる場合じゃない!

ごもっとも…
相反する二つの意見は両方とも『ごもっとも』なのです。


で、『SAMはどない思もてるンや?』
と、とってもムズ~い質問を投げかけてくるあ~た…
困りますなぁ…
そんな質問…

ア、ア、アホかぁ~!
何いうてるンや!
自分で言いだしたんやろぉ! …って言う声も!?
そうですよね、ワタシがいま書いてるんですから、ワタシの思ってることも言わないとねぇ…。

色んなご批判があるかもしれませんが、ワタシはサクラを愛でつつホントの意味で『心の春』『元気な春』が日本全体に来ることを願いつつ、サクラをめでたいと思ってます。
カッコつけてるみたいでゴメンなさい。でも、そうなんだもん…。
関西人が勝手なことをぬかすな…と思われるかもしれませんが、やっぱりサクラは年に一度の楽しみ…ですから。

で、ワタシの場合は…
色んなトコロでサクラを楽しませていただいております。
ワザワザ花見に行くのではないのですが、立ち寄ったという方が正しいのでしょうか。
先日は、護国寺で寒桜を見せていただきました。
詳しくはこの前のブログ → http://blogs.yahoo.co.jp/mm33paramita/51952643.html

この時は『寒桜』でしたが、今度はソメイヨシノの季節ですからねぇ。

で、一昨日はココをチョイとした用事のついでに訪れました。
それは…
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『上品蓮台寺』、京都市北区にある古刹です。
難しいお名前のお寺ですなぁ。

で、お寺の名前についている『上品』…、これはワタシのような様子(!?)、ツマリ、おジョウヒンという読み方ではございません。世間様一般では、『上品(ジョウヒン)』と言えば、ワタシのような(何度も言うなって?)雰囲気や立ち振る舞い、そして人柄が大変ステキでイヤらしくないことを言いますよね。ははは…、ワタシみたい(何度も言うな!)
すなわち…、これは目に見えてわかる仕草や態度などから様子を言います。

でも、しかし、but…
仏教の世界では『上品』は『じょうぼん』と申しまして『極優れた』『最上』というコトを意味して、もっとわかりやすく言うなら『こころの優れ』であり、『佛になるココロの優劣』を言うのでございます。

ははは…
じゃ、ワタシじゃないって!?
ア、ア、アホなぁ~。 
ワタシも『ジョウボン』でございますがな…と本人のみ申しておりますが!?
なになに? それは『じょうぼん』じゃなくて『じょうだん』やろって!? アホな…

まっ、『上品』とはそういうことで、その上品が頭についているという素晴らしいお寺さんなのです。
ただ、観光寺院ではございませんので訪れる人はそんなにございません。


では、境内のサクラをご紹介しましょう…

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キレーですねぇ。
やっぱり春は『サクラ』です。
で、ココのサクラで有名なのは…

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枝垂れサクラです。ソメイヨシノとは違い『紅色』で、すごく鮮やかです。
何本かがキレーな色をつけておりました。

暫したたずむワタシ…
ああ、オジサンはサクラには似合えヘン…

富士には月見草がよく似合う…とは太宰の小説『富嶽百景』の中の一説ですが、オヤジに枝垂れサクラは不似合いなのでございますなぁ。
なになに…?
オジサンはナァンにも似合えヘン、特に花なんかに合うかぃ…って!?
ほ、ほ、ほっといておくれやす!

ここは実は知る人ぞ知る『京都の隠れた桜の名所』なのでございます。
普段は人影はないのですが、この時期だけはいつも誰かが境内でサクラを愛でております。
といっても、極々少数ですが…
だから、良い雰囲気というか、落ち着いてサクラを愛でることが出来るのですなぁ。

ちなみに…
■上品蓮台寺(京都市北区紫野十二坊町)

真言宗智山派で、聖徳太子の創建とも言われている古刹です。場所は京都市北区紫野十二坊町。千本通りに面し、最盛期には12も院があったことから地名も『十二坊町』となっております。しかし、いまでは3院が残るだけで往時を偲ぶことは出来ませんが、古刹にふさわしく国宝を始め多くの文化財を有しております。
4月初旬から中旬にかけては境内に咲き誇る紅枝垂れサクラの隠れた名所となっています。この時期、訪れてみたい京都通の古刹…ですね。

で…
良いですよね、桜が咲き誇り、日本の春…です。


で、話しはまたもや戻って『花見』の是非…

上記のようなカタチでサクラを楽しむことは、石原知事にお叱りを受けると言うことはないでしょうが、酒宴を伴うとお目玉を食らいそうです。

でも…
でもねぇ…

賛否両論はあろうけれども、チョット許してもらってみんなが元気をつける為に『夜サクラ+少々酒宴』を楽しませていただくことにしました。


ワタシャ関西で、やっぱり西日本が元気にならなきゃ復旧も進まないもの。
我々も元気をつけて頑張ろうぜぇ~という会にさせていただきました。
確かに後ろめたい気分はあるのですが…

ここはヒトツ、東北のお酒を買い入れて、食材も東北の産品も少しですが使わさせて頂きささやかなる酒宴…。
ということも含めつつ…
みんなで元気を発信しようぜぇ!

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ここはいつも賑やかな桜の名所なのに、やっぱり今年は提灯を吊っていなかった…
で、我々のグループだけでした。
関西でも『自粛ムード』は強いのです。
やっぱり…

こういう酒宴はこの時期に非難されるかもしれませんが、ワタシ達は主だったメンバーで悩んだ結果、『やっぱりみんなで元気つけよう』と言う結論…でした。


ささやかなる花見の酒宴…
東北のお酒を買ったからといって、
東北の食材もなるべく使ってといって、

『こんな時期に…』と言われるかもしれませんが、日本全国のみんなが沈んでてはいけないと思うのですね。

これからは少しでも日本経済を上向かせ、そして全力で復興に当たるようにしないといけないのです。
だから、『自粛』は全てではなくて、『すべき自粛』と『日本の元気力アップ』を使い分けないといけないと思うのです。

まぁ、今回のささやかなる酒宴はご勘弁いただくことにして…、

頑張れニッポン…