ウインタースポーツはやっぱりスキーの巻 | The Sam's Room

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          『スキー』 時雨音羽作詞・平井康三郎作曲

何てったって冬と言えば『スキー』ですね。
ワタシは技術はさておき『歴』だけは長い『キャリア・スキーヤー』でございます。
もうかれこれ 30年近いキャリア… (って、一体 幾つやネン!?)

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カッコいいなぁ。
サッソウ~と颯爽と滑るスキーは心地よいのでございます。
さて、今回は長野県『栂池高原』にお出掛けして参りました。

クッソ忙しい中(あらま、ワタシとしたことがお下品な…)ではございますが、冬と言えばスキーでしょ! 
そうですねぇ、そう言えばここ『栂池高原』には随分通っていますねぇ。初めてワタシが訪れたのは確か昭和52年頃だったと思います。
かつてはココ栂池も多くの人出賑わっていたモノでした。
年寄り(?)の悪い癖ですぐ昔の話しになるのでございます。
かつて、『栂池銀座』と呼ばれる辺りは夜ともなると『アフタスキー』などと称して、スキーヤー達が夜の街に繰り出したモノです。通りは肩と肩が触れて歩きにくいほど多くの人出でした。
ディスコ(ああ、その名前だけでもう古い!?)も4~5軒あったように思います。喫茶、スナック、居酒屋さん、お土産物屋さんなどがひしめき若者達(当時はワタシもその一員!)が熱い夜を過ごしました。

ああ、懐かしや・なつかしや…。

多くのカップルも誕生しましたなぁ…。

スキーは当時は若者の『憧れのスポーツ』だったのでございます。

イメージ 2 そのブームに乗って青春映画『私をスキーに連れてって』が上映されました。クリスマス・イヴのゲレンデで出会った男女の恋をハートフルに描いた物語。都会ではパッとしない商社マンですがスキーはプロ級という文夫(三上博史)がスキー場で助けた娘・優(原田知世)との恋の行方を綴ります。
1987年の作品。時はバブル経済、この作品はスキー人気を急上昇させて、新しいスキー場も数数オープンし、どこのリフト乗り場でも長蛇の列ができていました。
そして、もうひとつこの映画をグッと盛り上げたのがバックに流れるユーミンこと松任谷由実の『サーフ天国、スキー天国』という歌。ユーミンの高いトーンが雪景色に颯爽と滑るスキーヤーと共に映し出され、そして登場する真っ赤なクルマと重なって心地よく聞こえたモノです。この曲でスキーと言えば『ユーミン』となりました。広瀬香美が出てくるまではね…。
劇中使われたクルマは『セリカGT-Four』。感化されやすいアホ共は…、いやいや、流行に敏感な若者達のトレンドは『セリカでスキーに行くのがお洒落』と言うことにもなったようです。
ちなみに、 この映画に叶姉妹の叶美香が旧芸名「玉乃ヒカリ」で出演していたと言うことをご存じですか? 関係ないけど…。ちなみにワタシは叶姉妹はとってもキッショク悪いと思います、だってサイボーグみたいだし…。特に姉の方の言動もスッゴクおかしいモンなぁ。すんませんファンの方…。でも、やっぱり、ヘンやモン…。

さて、スキーの話しでしたね。
そうです、『スキー』です。スキーだけに慎重に話しを進めないと。
だって『すべる』とダメだから~なぁんて。

スキーと言えば『ゲレンデ・マジック』が付きものでございます。
こんな話しがあります。

20数年前のこと、たまたまリフトに乗り合わせた女子がいました。リフトはペアリフト。スッゴク混み合っていてワタシは友人と離ればなれで、その女の子も友だちと列が離れていました。
そして神様のイタズラ…。偶然にも見知らぬ男女が同じリフトに乗ったのです。乗ってしまえば『二人だけの時間』です。ワタシ、別に声をかけるつもりもなかったのですが、無視してシラ~と乗っているのも気まずくて『どこから来られたんですかぁ?』と軽く挨拶代わりに話しかけると、『京都から…』と可愛い声ですぐ答えが戻ってきました。それを機にリフトに乗っている5分間ほど話が盛り上がり、一緒に滑ろうと言うことになりました。友だち同士で2対2の男女が一緒に滑れば、後は『スキーが終わったら栂池銀座でディスコでも行こうよ』と言うことになったのでございます。自然に…ですよ。
で、宿に戻り、夕食も済ませ、約束の時間に約束の場所に行って待っていました。
…いつまで経っても来ない女の子。『ダメだねぇ。約束したのに…。帰ろうかぁ』と友人と話しをしていると、近くにいた2人の女の子も『何故来ないんだろう? あの二人、約束破ったんだね!』と言っているのが聞こえました。
     あれ????  おやっっっ???? えっっっ????
よくよく見れば、昼間に約束をした女の子達じゃないですか! 
近くにいたのに気づかないなんて!
そうです、ワタシ達は可愛い女の子だったなぁ~、と思ってましたし、
女の子達も『カッコいい男性達』と思っていたようです。
ゲレンデは『魔物』…。
雪に反射した強くまばゆい光は女の子をまるで女優をライトで照らすようにキレイに美しく見せるのです。
ゲレンデを颯爽と滑る男子を何十倍もカッコよく、ステキな男性に見せるのです。
しかも派手なスキーウエアとサングラスで顔は余り見えないのです…。
かくして、お互いのイメージが大きく違って『すれちがい』。
ああ、『君の名は』の春樹と真知子みたいなすれ違い…(って古すぎて知らない?)
ああ、ゲレンデ憧れの美女達は幻想だったのか!? by watashitati
ああ、ゲレンデ憧れの美男子は幻想だったのか!? by Onnanoko
そうです。これが『ゲレンデ・マジック』なのでございます。

実際に『ゲレンデマジック』を経験した人は58.8%に達するそうです。
でも、誰がこんなアホみたいな調査をしたんでしょう…。それは(株)アイシェアというネットで意識調査をする会社だそうです。
『スキー場で異性がカッコ良く見えた』というのが58.8%だというのでございます。女の子の場合は61.4%と高率で『カッコイイ男の子がいるぅ~!』と思っているみたい。
でも、幻想やでぇ…。

まぁ、そんなこんなで…

あれっっ????
肝心な『栂池にスキーに行った』というお話しは?????

あはは…、汗汗汗、ジン、ジン、ジン、ジンギスカン(成吉思汗)…って、最後の『汗』だけしかおうてへんケド!?

では、気を取り直して『栂池に行ったぞぉ~』でございます、と言う話しにやっとココで戻りますよぉ。

でも、しかし、but…、せっかく行った栂池高原は、

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ガスっていたのです。
前、全然見えへん…。

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昼間やっちゅうのにライト点いてるモン。

昨日までは土砂降りだったそうな…。そりゃ、雨よりマシだけれども、これだけ目が見えヘンと危なくって滑ってられヘン。

でも、せっかく来たンやしなぁ。
すべらにゃ損損とこれまた日本人の悪い癖? それともワタシが単にケチ臭いのか?
結局はなだらかなところをカァルク滑っただけになってしまいました。

同行諸氏のスキー指導を致しまして(と言うほど上手くもないのですが…)、後は定番のコレ!

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なんちゅうてもア~タァ~、温泉ですがなぁぁぁぁ! 
アフタスキーは温泉に限るんです。
ゲレンデマジックなどにかかってうつつを抜かしておりましたのは猪木のロングロングあご~、long long ago or long time ago 遠い遠い昔のことなのでございます。
今では完全にオッサン化が進捗いたしまして、温泉が何よりなのでございます。

そして、夜はクネクネ…、みんなが寝静まったところで、オジサンどもがよってたかって酒宴なのでございます。
まぁ、程々に…。

明けて翌日、tomorrowは、

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ヤッパリ!?
ガスってる!
これも日頃の行いのせいなのかぁ…。

万事休す
万事きゅうす
お茶は、きゅうす…!?
本州のツギは、きゅうすぅ~ (きゅうしゅう?)

まぁ、仕方がございません。
滑りまひょ!

おっとぉぉぉぉ!
こういう連中がおるからアカンのやぁぁぁ!!!

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ボーダーでございます。スノーボードをする方々を『ボーダー』とお呼びいたします。
で、写真のこういう連中が危ないんです。
そうです、コレが危険との『境目』、コレがホントの『ボーダー』ライン!?

そんなつまらんことはエエとして、ゲレンデのど真ん中にド座るのはよろしくナインじゃなくって!

そうですよぉ、キ・ケ・ン!
危ないのです。

ボーダー諸君、停まるんだったら端っこにお停まりやしておくれやす!!

平均しての話しですが、ボーダーにはこういうお方が多いようです。
ゲレンデはみんなのモノ、そして安全に滑る為にはゲレンデのど真ん中で停まってド座るのは止めましょう。

2日間のガスで気分を概して怒っているのではございませんぞ!
危ないからでございます。

オジサンは思い切って若者に注意をしたのでございます。
誰かが教えないといけないのでございます。

そんなこんなのスキーでございました。

帰りは…
憎いヤツらも見ましたし…

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憎くなければウドンじゃない!
にくなければウドンじゃない!
ニク無ければウドンじゃない!

ということで『肉うどん』を食べて帰りました。

おあとがよろしいようで…。