昨日の新聞を見ました。快挙ですね。世界王者をとってしまったのは岡山市職員である女子プロボクサーだという記事です。
普段は黙々と財務の仕事をこなすという普通の市役所の女子職員ですが、2003年にプロテストに合格し、そして18日には世界ミニマム級タイトルマッチに挑み、世界チャンピオンになってしまったと新聞は伝えていました。
すごい快挙です。で、ここまでは良いのですが、彼女は公務員だからファイトマネーは辞退すると言うことなのです。
確かに、公務員の兼職は禁じられています。でもこれは完全に禁止というのではないし、ケースバイケース。許可を得て云々と言うこともあります。ただ、一般的には公務員が他から収入を得るというのは世間一般的に見て許してくれないということがあるでしょう。公務員は公僕という立場があり、一部に利害関係が生じたり、問題を含む可能性が高いことから原則禁止が謳われています。
ただ、公務員と言っても彼女のように別の世界で頑張り、それによる業務への支障がない場合には、個人の努力による付帯価値としてお金が付いてくるのであれば、それは大きな問題じゃないとも思うのですが如何でしょうか?
彼女は一生懸命に努力して、練習し、そしてチャンピオンにまでなったのです。その代償であり、ご褒美がファイトマネー。
大きな顔をして、自分へのご褒美として受け取っても良いのではないでしょうか。
公務員だからダメだという世間の厳しい見方もあるでしょうが、感動を生むこのようなこと、そして多くの人々に勇気を与えるような今回の出来事には「公務員だから受け取らない」ということにもならないような気もするのですが、如何なものでしょうか。
受け取っちゃいなさいよ、あなたが頑張ったのだから!