世の中、オモロイコトを考える方がいらっしゃる…。
ちょっと変わった、
ちょっと見方を変えた、
ちょっと見方を変えた、
ありがとうの気持ちをどう受け取るか…
そんなコトを考えた若者のお話でございます。
… … … ■ ■ ■ … … …
彼がワタシのトコロにやってきたのは昨年の10月。
知人を通じてひょっこり現れたTクン。
彼は『日本のありがとうのカタチ』を集めようと全国を回っていたのです。
ン?
なにそれ?
日本の感謝のカタチ?
実は…
それは…
それは…
『JAPANESE TIP』というプロジェクトを立ち上げて全国を回ったのでした。
JAPANESE TIP とは…
外国にはレストランやホテルなどのサービスに対してお金を渡す『チップ(TIP)』という文化がありますが、
日本で『チップ(TIP))』があればどのようなことになるのだろう…。
そんなことを考えて思いついたのが…、JAPANESE TIP(ジャパニーズチップ)。
それは、飲食店で食事をしながらお客さんがつくった箸袋の造作物を日本ならではの、
そんなことを考えて思いついたのが…、JAPANESE TIP(ジャパニーズチップ)。
それは、飲食店で食事をしながらお客さんがつくった箸袋の造作物を日本ならではの、
TIP“ありがとうのしるし”だとして受け取けとろう…というもの。
これが『JAPANESE TIP』。
簡単に言えば、
食事の席でつくられた箸袋の造作物を
『ありがとう、美味しかった』
というTIP(ありがとうのしるし)だと見立てる試みです。
彼、Tクンは資金集めとしてクラウドファンディングで目標金額100万円を達成し、
その資金により2016年に1年間をかけて日本全国をまわり、
「箸袋でなにかつくってね。それがごちそうさま。ありがとうのサイン。」
と書いた木製のPOPを置いてもらうなどの協力を募って来たのです。
その資金により2016年に1年間をかけて日本全国をまわり、
「箸袋でなにかつくってね。それがごちそうさま。ありがとうのサイン。」
と書いた木製のPOPを置いてもらうなどの協力を募って来たのです。
面白いやン…
話しを聞いたときにすぐにそう思いました。
ウチにも置きますよぉ。
…と二つ返事。
これが、去年の10月、Tクンがウチに訪れたときの写真。
ワタシが゙手に持っているのは『JAPANESE TIP』の説明書。
左の若者がTクン。
これをお店において、お客様に箸袋を折って頂き
ウチで集まった箸袋を折ったモノを後日Tクンに送ったのです。
T君はこのように全国行脚。
各都道府県1店舗以上の飲食店で合計183店舗の協力を得て作品を集めることができました。
その時彼が言っていたこと、それは…
これが終わったら『展覧会』をします。
出来ればお越しください、と…。
出来ればお越しください、と…。
そして…
彼から1通の招待状が来たのです。
ジャパニーズチップ展を開始します、と…。
おぉ、ついにやりましたねぇ。
エエやンカァ、
行く行く!!!!!
で、場所は???
えっっっ?
と、と、とぉきょお~~~!?
およよ…
どやさ…
どやさ…
お江戸かいな…。
遠いやン…
てなてなコトで、開催期間中に行くことがあればと思っていたら、
お江戸での仕事が入ったので、ちょうどエエな、ほな…、行ってみることにしました。
お江戸での仕事が入ったので、ちょうどエエな、ほな…、行ってみることにしました。
おぉ、ココですなぁ。
『JAPANESE TIP展』
場所は、お江戸千代田区外神田にある『3331 Arts Chiyoda』。
入ってみましょう…。
Tクン、我々を見つけてくれて、
『来てくれたんだぁ~、嬉しい!』…と。
ホンマ? ナンチテ
13,000点以上集まった作品の中から、会場いっぱいに約8,000点を展示してるんだって。
ほほぉ~、壁一面に箸の造作物。
面白いですねぇ。
ウチで折られたモノも数点見つけました!
これらはそれぞれ、お客さんがお店で折ったモノ。
北海道から沖縄まで、全国47都道府県の飲食店からと人との間から生まれたもの。
日本人ならではのカタチ。
なぜこんな形がつくられたのだろう…。
どんなやりとりがあったのだろう…。
この形のむこうにあるものを想像するととっても面白いですね。
この取り組みと展示は好評を博し、
かの世界的な旅行ガイドブック『ロンリープラネット』にからも取材があったらしい…、スゴイね。
かの世界的な旅行ガイドブック『ロンリープラネット』にからも取材があったらしい…、スゴイね。
歓迎の印にTクン出身地の地酒で歓迎の乾杯をしてもらい、
再会を喜び、
そして目的を実現できたことに祝福。
いやぁ、スゴイねぇ…。
良かった良かった。
この企画もまだまだ先があるようです。
おきばりやす…
応援してます。
…ちゅうことで、
お江戸での展示会でした。
お江戸での展示会でした。
蛇足ながら…
この会場となったのは、千代田区外神田にある
3331 Arts Chiyoda
旧練成中学校を利用して誕生したアートセンター。
地下1階、地上3階の元中学校。
アートギャラリーやオフィス、そしてカフェなどが入っていて、文化的活動の拠点として利用されているようです。
良いね、こんなスペース。
東京だけでなく、日本各地や東アジアをはじめとする「新しいアートの拠点」を目指すンだって!!!
これもスゴいなぁ。
こんな場所が近くにあると良いね。
ウチカラハトオスギルケド…
ウチカラハトオスギルケド…
で、気になるその名前…
3331 ARTSCYD
3331?
その数字は???
これ、『江戸一本締め』から来てるんだって。
そう、
あの…
あの…
イヨォ~オ、チャッチャッチャ チャッチャッチャ チャッチャッチャ パン!
というヤツ。
これは古くから受け継がれてきた手締め。
最初の…
イヨォ~は、『祝う・祝おう』が語源だそうな。
で、その次に…
チャッチャッチャを三回打つことによって、
チャッチャッチャを三回打つことによって、
三回で合わせて九(苦)となり、最後に「パン」と一回打つことで苦を払い、
「九」に一画加えて「丸」になるとされている…そうな。
イイですね、ココ。
屋上には菜園もあるそうです。
カギカカッテハイラレヘンカッタケド…
カギカカッテハイラレヘンカッタケド…
そんなこんなの
『JAPANESE TIP展』を訪ねる、でした。
『JAPANESE TIP展』を訪ねる、でした。
ほな
また