ワインを仕込む…
夢が段々現実に向かっています。
ワイン造りはぶどうが基本。
あったり前田のクラッカー…。
あったり前田のクラッカー…。
良質のワイン用ぶどうが出来るところには、良質のワインが出来るはず。
そんな思いを抱いて、ワインづくりに挑戦している社長がいます。
そんな思いを抱いて、ワインづくりに挑戦している社長がいます。
ワタシの友人で、
少なからずワタシも協力しております。
少なからずワタシも協力しております。
でも、単にワインをつくりたいということだけじゃなく、
地域の新しい産業としたい
というんが本当の想い。
美味しい地ワインが出来れば、そのワインを使うレストランをつくる。
食材は地域の特産品を使って、その土地独特の美味しいものにあった地ワインを楽しむ…。
それが地域の雇用に結びつき、
地域の経済発展に繋がり、新たな観光資源ともなる…。
地域の経済発展に繋がり、新たな観光資源ともなる…。
いわゆる『6次産業』ですね。
そんなこんなで…
ちょっと前にこのブログでも紹介しましたが、いよいよ本格的にワイン用のぶどう『メルロー種』もたわわに実り収穫をしたというお話しは以前の通りです。
↓
https://blogs.yahoo.co.jp/mm33paramita/56527456.html
その後日談が本日のオウワサでございます。
… … … ■ ■ ■ … … …
たわわに実ったワイン用のぶどう。
なかなかエエ感じに育ちました。
ソノママタベテモオイシイヨ
ソノママタベテモオイシイヨ
これを収穫して、いよいよ醸造開始です。
醸造場所は、ホントに小さな倉庫。
ワイン工房…というと、なんかすごく大きな施設設備と思われるかもしれませんが、
まだまだこれから始めるところなので、大きな場所ではございません。
まだまだこれから始めるところなので、大きな場所ではございません。
極々普通の事務所兼倉庫をワタシの知人を通じて貸していただいております。
そこで手作業でワインをつくるという作業がこれから始まるのです。
先ずは…
ブドウをひとつずつ手で房から外します。
手作業!!!!
びっくりしゃっくり…
手でするんですかぁ~~~? 、とお聞きの貴兄へ…
そぉなんです、
ここは極々小さなワイナリーなので全てが手作業なのです。
ここは極々小さなワイナリーなので全てが手作業なのです。
右がココのワイナリーの社長。
左がウチのスタッフN嬢。
ウチのスタッフは今回特別参加で、ワイン造りのお手伝いに来ました。
ワタシもお手伝い。
ブドウを房から外し終えると次の工程です。
次の工程は…
ブドウを搾る…。
そうです、ワインはブドウの果汁から出来ているのです。アタリマエヤン!?
ですから、果汁を搾るには…
足で踏む!!!!
そうなんです、
果汁を搾るのは『足踏み』です。
果汁を搾るのは『足踏み』です。
これは昔から本場ヨーロッパで行われていた手法…、いや足方???
ちょっと横道にそれれば…
セクハラと言わんといてやけど…
セクハラと言わんといてやけど…
かつて、おフランスなどではワイン造りをするためには、
処女の10代の娘さんが素足で踏んでブドウ果汁を搾っていたと言われています。
今もワインのカーニバルではその模様が再現されたりしますよね。
こんな感じ…
こんな感じ…
で、…、
何で女性?
何で処女?
一節によりますと、伝統的な醸造法は神聖であるとして、
若い処女にこの作業をさせないと『酒の神 バッカス』が怒って、
つくったワインを全部腐らせてしまうという伝説からそのようになったとか。
ははは…
ホンマ?
ホンマのことはわかれへんけど、そういう言い伝えがあるそうな…。
今やったら、セクハラとか、女性問題やとか色々言われるやろな。
ウチのスタッフN嬢も伝統的手法、イヤ足法でブドウを素足で踏んで果汁を搾ります。
ブチブチグニュグニュして気持ちエエのか悪いのかよ~わからんわぁ~~~、
って言うてます。
実際、のところ、なんで足で踏むか、理由があるんです。
ホンマの理由は…
種までつぶれないから!
…ちゅうことなんです。
機械で思いっきり圧力をかけてブドウを搾ると、種までつぶれてしまいます。
そうなると、種からえぐみとか渋みが出るそうでそれがワインづくりには良くないそうです。
だから足で踏む…
で、若い女性云々というのは
ワタシなりに解釈すれば…、
若い女性が踏む、というのは体重が重くなく、ソフトに果汁を絞れるからだと思います。
で、若い女性=処女、という妄想スケベな図式が後ほどくっつけられたのかも!?
アトヅケ、スケベナヤツノアトヅケヤデェ、キット…
若い女性が踏む、というのは体重が重くなく、ソフトに果汁を絞れるからだと思います。
で、若い女性=処女、という妄想スケベな図式が後ほどくっつけられたのかも!?
アトヅケ、スケベナヤツノアトヅケヤデェ、キット…
これはあくまで推測なので…、誰にも言わんといて!? ナンチテ
今回は、素足ではなく、きれいに足を洗って、
その上にビニール袋にブドウを入れてのフミフミですから衛生上もなんの問題も無し。
素足でも実は酸性が強いので雑菌は死ぬそうです。
でも、こんなご時世なので、衛生面も注意せねばなりません。
だからビニール袋というチョイと風情がない絞り方ですが、それは許してちょんまげ…です。
フミフミしたのがこれ。
完全つぶれているのではなく、まだ少し果肉がついた状態です。
…ちゅうことで、足でフミフミした後は、熟成用の樽に入れて発酵を待ちます。
で、先週仕込んだロゼを少し試飲してみましょうか…。
ふふふ…
役得ですなぁ。
ロゼの方は試作用に小さい樽に入れて造っています。
あまり大量に出荷する予定がないので…。
あまり大量に出荷する予定がないので…。
で、一週間の成果は…
こんな色…
まだまだワインと呼べるシロモノじゃないですが、
ほのかな甘みと酸味が発酵中の若干のアルコール成分と共にお口の中に。
ほのかな甘みと酸味が発酵中の若干のアルコール成分と共にお口の中に。
ほほぉ~~~、これはこれは…。
まず、普通は口に出来ない発酵途中のロゼ。
ま、一応醸造に関わっているモノの特権としてテイスティングですので…。
酒税法上からも問題なしです。
酒税法上からも問題なしです。
では赤ワインの方は…
ちょっと古めかしい樽ですが…
この中に足踏みで搾ったブドウ果汁を入れて発酵中。
どれどれ、今の段階でどんなできばえなのかテイスティング…
かなりきれいな色…
どれどれお味は…
ん~、もうかなりしゃなりワインやなぁ…。
めっちゃフル~ティやし。
アタリマエヤン、ブドウの果実のマンマやからフルーティなのは当たり前!
アルコール濃度もかなりあがってきているみたいや。
ええワインが出来そうな予感…。
ワイン造りって一口に言ってもそれはもう大変。
ブドウの栽培が先ずは大変。
今回のブドウは元々無農薬でというコンセプトだから余計手間暇かかり、
コストも上がる…。
でも、栽培地の地層はフルーツ作りには最も適した地層であり、良いブドウが出来る。
だからこの地でワイン造りを…というのも始まりのひとつ。
だからこの地でワイン造りを…というのも始まりのひとつ。
さぁ、楽しみ…
これが熟成してきて、どんなワインに仕上がるんでしょうか。
とっても楽しみです。
ほな
また