前回から続きで、「組織づくり」の自分の考えをまとめてみます。
このブログのテーマで、自分なりに考えている目的の一つですが、
世の中の「人の使い方」は、もっと改善の余地がある気がします。
まだ勤め人時代のことですが、自分自身も「人を使う」経験があり、
その頃の反省?を込めて、今の仕事に活かしたいと思ったのです。
とにかく、優れた人の使い方は、世間の常識とは逆が多いということ。
このことが深く納得できないと、本当のところは難しいかなと思います。
我々が多く関わる中小企業においても、本質的には同じだと思います。
もちろん、常識的な社長の強力なリーダーシップがまだ有効だとしたら、
それも一つの手法だとは思いますし、実際はそういう例が多いでしょう。
それを否定はしないのですが、もっと優れた方法があるということです。
例えば、先ほどの「人を使う」経験をしていた時のことなのですが、
ある不正を見つけ、厳しい叱責で戒めようとしたことがありました。
若気の至りというより、ひどく許せない感じだったんでしょうね・・・。
しかし、結局その時の相手には逆効果になってしまったようで、
手痛いしっぺ返しとなって帰ってくるという結果になりました(ー_ー)!!
まあ、ここでは具体的なことは伏せますが、そういう反省があります。
逆にその職場で、メンバーとの間に相応の信頼関係が結べたときには、
一緒に飲みに行ったり、仕事の内容が良くなるという循環ができました。
事実、その仕事を辞めてからも年賀状が来るということがありましたし。
この例はやや極端なケースですが、大きな教訓にはなる気がして、
実際に事業主さんとこの手の話題になったら話すこともありました。
もちろん、この例だけでは不十分なので話しの糸口として・・・。
拙い体験ではありますが、少しでも参考になればと・・・・
とまあ、こんな感じでこのテーマも続けたいと思います。