自分の仕事を再考する・・・ | イキイキした職場をつくる「ひと・しごと」ブログ
先日待ち合わせの駅で時間があったので書店に立ち寄りました。
ちょっとした旅行中だったので、物珍しさと何かの記念と思って・・・
そこで手にしたのは、ちょっと前に講演も聴いたこの方の本です。

自分の仕事をつくる (ちくま文庫)/西村 佳哲

¥798
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名前の約半分の読みが一緒だというどうでもいいことはともかく、
文庫化されて長く読まれているこの本が気になっていたのです。
おまけに前回書いた通り、鹿児島に深い縁がある方でしたし・・・


最近取り組んでいるファシリテーションについても書かれていて、
「ワークショップ」の分野で成長してきたことも紹介されています。
講演の中でも、そのワークショップが中心的テーマにされました。

その時の話をかいつまんでまとめると、今(これから?)の時代は、
Factory(工場)よりWorkshop(工房)的なものが大事だということ。
だから、学ぶ時の方法論や考え方も当然に違ってくるだろうと・・・


ここで、自分の仕事に目を移していくといろんなヒントがあります。
第一に周りの環境が変わってきたということは間違いない事実で、
放っとくと人間は過去の延長でものごとを判断しがちだということ。

そして、これからの時代にマッチした仕事のやり方にするには、
自分自身の舵取りがいかに大事かということも気づかされます。
(あくまで現実的なバランスは当分保ちながら行くにしても・・・)

まあ、結局どんな言葉より大事なのは「嘘の無い」ことでしょうが、
理屈や思い込みで深く考えられなくなった頭の方が問題かも・・・
いずれにしても、自分の仕事を再考する知恵がいっぱいです。