「もう、こんな人生いやだよ」
すべてに絶望して
大泣きしたあの日。
ちょうど３年前。
仕事だけに尽くして
心と身体を破壊し続けているのも気づかず
空いた穴を埋めるようにお金を使い
気づけば借金地獄。
毎日督促電話100件以上
いろいろな弁護士事務所から通達が届き
手持ち資金ゼロになっても
今週100万円、来週30万円、来月400万円支払い・・・
苦肉の策で乗り切っても
借金一億円は減らず、増えるばかり。
自己破産で
借金地獄から解放されたと思ったら
もはや精神は崩壊していた。
人生の底だと思ったら
まだ入り口に過ぎなかった。
◆
仕事もお金も健康も失って
毎日、うつ病に苦しんだ３年間（６年前〜）
殆ど記憶もない。
どうやって生きていたのか。
電話帳引き継がずに番号も変え
連絡できる人間関係は
当時の彼女と親友の２件のみ。
毎日13種100錠の精神薬を飲み
（過剰処方だがオーバードーズではない）
夢と現実も区別つかない脳で
昼は怖くてひたすら寝る。
深夜だけ起きて
動画を垂れ流して現実逃避。
ブクブク太った身体は
トイレでお尻に手が届かない程の肥満体。
筋肉は衰え、階段を降りれない。
手すりに捕まりながら
足をぷるぷるさせながらゆっくり降りる。
500m先のコンビニに着くと
息切れと筋肉痛。
コンビニの店員との接触も
恐怖で激しい動悸。
胃の病気から
食べたあと何割かの確率で
胃痛に数時間悶え苦しみ、嘔吐。
働く働かないの話ではない。
まともな社会生活を何一つできない。
そこからどうにかする気力すらない。
◆
３年間、社会から完全に離脱した。
ギリギリ人間性を保てていたのは
当時同棲していた彼女のおかげ。
こんな癈人でも見捨てなかった彼女には
今も感謝しかない。
ただ、離れるときがくる。
うつ病も生活も最悪のまま。
死ぬしかないと思った。
いや、死ぬことは３年間毎日考えていた。
彼女だけが、ギリギリで
ストッパーになっていたが
それすらなくなった。
独り、泣き、悶える。
何一つ出来ず
あるのは苦しみだけ。
未来はない。
いまもない。
死のう。
◆
死ねなかった。
最後の最後で
怖かった。
勇気がなかった。
死ぬことすら出来ない自分に
さらに絶望した。
◆
あれから３年。
食を変え、薬を捨て、身体を変えたことで
あのどん底から抜け出せた。
今日４５歳になった。
目標ややりたいことはあるけど
そこが人生のメインではない。
いま、生きてる。
それが
どれだけ価値ある十分なことか。
実感しながら
今日も生きる。
M
▼昨日、４０kmウォーク写真
【雑記】
雨で
１２０キロは週末に延期だけど
晴れてる昨日１日
とりあえず４０キロ歩きました笑
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