中2の次女が、腹痛のため10日間も学校を休んでいました。
腹痛がずっと治らず、食欲もほとんどありません。
3件目の病院でようやく「十二指腸潰瘍」と診断されて、ほっとしました。
それまでの2件の小児科では
「胃炎かな」
「ストレスで学校に行きたくないんじゃないか」
というなんともあいまいな診断で、出される薬も全く効かなかったんです。
小児科では触診と問診のみ
小児科では、お腹の触診と問診しかしませんでした。
出された胃薬が全く効かず、2回目に同じ病院に行ったときは
「気持ちが楽になる漢方を出すね」
と言われまして。
学校に行きたくない、それを親にも言えずにいるのかもしれない
私もそれはちょっと気にしていました。
しかし、胃薬が効かないのはおかしい。
ちゃんと調べてほしいけど、もう小児科医は「これ以上診察してもね」というスタンスでした。
他院を紹介する気もないようでした。
夫は「小児科ではなくて胃腸科に行くべき！」と主張し、何件か胃腸科を当たりました。
子どもの診察を断る病院もありましたが、最終的に1件の病院で胃カメラによる検査をすることになりました。
小児科に何度行っても解決しなかったので
診てくれたのかもしれません。
結果、十二指腸潰瘍でした。
放置すると穿孔（破れて穴があく）の危険性もあるそうで。
投薬治療し、6週間後にもういちど胃カメラで完全に回復したかどうか検査するそうです。
ようやく原因がわかり、ちゃんと対応してもらえたので
私も子どもも安心しました。
小児科は普段の風邪や予防接種では大変お世話になっているのですが
自分のところで手に負えないなら
他院への紹介状とか書いてくれればいいのに
、と感じました。
漢方ってなんなのよ。
思春期の子どもは、学校や友人関係、部活動などでストレスを抱えることは当然あります。
だから医師も、本来の体調だけでなくメンタルも考慮しながら診察しているのだとは思います。
が、メンタルを重視するあまり体にある病気を見落とすのは問題ですよね。
年齢が原因で小児科以外の診療科めはなかなか診察してもらえないことはあります。
でも、どの診療科で診てもらいたいか、ということはある程度自分たちでも考えて
行動しないといけないんだな～と思い知らされました。