こんにちは。枡田まりこです。

 

前回「憧れの家具を少しずつ集めよう」という記事で、ダイニングチェアを少しずつそろえる方法をお伝えしました。

 

ダイニングチェアは有名なデザイナーによるものも多く、選ぶのが楽しいですね。

 

ただ、あこがれの家具はお値段が安くありません。

ダイニングチェアはすべてそろっていなくてもオシャレになりますので、少しずつ買いそろえるのを楽しんでみてください。

 

 

 

 

今日は、名作のデザイナーズチェアの中から、モダンスタイルのダイニングチェアにぴったりの名品をご紹介します。

 

 

セブンチェア(アルネ・ヤコブセン/フリッツ・ハンセン) 

 

 

デンマークの建築家・デザイナーのアルネ・ヤコブセンがデザインしたセブンチェアは、フリッツ・ハンセン社を代表するチェアです。

1955年にデザインされたもので、美しいラインとミニマルなデザインは、時代を超えたと言えるでしょう。

体に沿ってしなる合板による座り心地の良さや、スタッキングできるという利便性もあります。

 

カラーバリエーションが豊富なのもうれしいですね。

木目を残して塗装した「カラードアッシュ」、表面を均一に美しく塗装した「ラッカー」の他、木目を残した「ナチュラルウッド」から選べます。

 

 

 

Yチェア CH24(ハンス・J・ウェグナー/カール・ハンセン)
 

 

 
ウェグナーのYチェアは、名作中の名作と言える作品で、現在も世界中で愛されています。
背もたれの形からYチェアと呼ばれるようになりました。
デザインの美しさのみならず、ペーパーコードで張られた座面は座り心地がやわらかく体を包み込むような安心感があります。
 
 

 

CH88 (ハンス・J・ウェグナー/カール・ハンセン)
 

 

ウェグナーの生誕100年に合わせて2014年に発売されたCH88は、デザインされた当初プロトタイプしか作られていませんでした。
木製のバックレストの曲線の美しさと、直線的なスチールのフレームの組み合わせが融合したチェアです。
 
ウェグナーの名作と言われるチェアは数多くありますが、私はこのCH88の繊細な美しさに見惚れてしまいました。
私のあこがれの家具のひとつです。
 
CH88Tはビーチ材、オーク材、又はスモークドオーク材。
CH88Pは座面が張地になっており、レザーまたはファブリックから選べます。
 

 

イームズ シェルチェア(ハーマンミラー)
 

 

 
イームズ夫妻がデザインしたチェアは数多くあります。
シェルチェアは中でもイームズを代表するチェアと言えるでしょう。
 
シンプルなサイドシェルチェアが最もスタンダードな形です。
特徴的な脚はスチール製と木製があり、シェル部分もさまざまな色を選べます。
組み合わせを考えるのが本当に楽しいですよ!
 
ダイニングだけではもったいない、いろいろな場所で使いたくなるおしゃれなチェアです。
 

 

正規品がほしいときは正規代理店で購入しましょう 

 

モダンインテリアのダイニングチェアに合ったものをご紹介しましたが、まだまだ数多くの名品チェアがあります。
また機会があれば、ご紹介したいです!
 

洗練された美しさを誇る名作は、リプロダクト品も数多く製造されています。

 

※リプロダクトとは

意匠権が切れた製品を、オリジナルに忠実に復刻・再現したものをリプロダクト品と呼びます。

製造・加工方法は製造メーカーにより異なり、価格もオリジナル品より低価格になっているものがほとんどです。

 

デザインの良さゆえにリスペクトを受けて、リプロダクト品がたくさん作られているのですね。

「正規品がほしい!」という方は、正規代理店のショップから購入してくださいね。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。