去年の10月以降色々な情報を見ているうちに、香山リカ先生が北海道パレスチナ医療奉仕団に参加されている、と知りました。

それで先生のXを時々見ていたのですが、まあアンチが出てくること・・

しょうもな、っていう言いがかりなどを書いていて、こちらがイヤになります。

しかし先生は無視せず、簡単な返信をされていて。

んー、ブロックすればいいのでは?と思ったりしていましたが、完全拒絶ではなくある程度相手をしてあげるという姿勢がえらいなあ、精神科医ということもあるのかな、などと思っていました。

 

先日、先生の新刊が出ているのを知って、読んでみました。

「61才で大学教授やめて、北海道で『へき地のお医者さん』はじめました」という本です。

これがまた!とても面白かった!!

どうして東京での仕事を辞めて僻地で医療をすることになったのか、そこまでの道のりや予想外の困難など色々なことが書いてあるんですが・・

うまくいく時は行くんだな、それが正解ってことだよな

とか

先生にもパニくることがあるんだ!とかw(車の運転がほぼできなかった、ということなどは意外でした)

本当に面白かったです。

 

それでね。

この本を読んだら、僻地(むかわ町)の皆さんがとても優しくしてくれるからやれている、ということが書いてあって。

それもあるんでしょう。

でももともと、先生の中に”愛”がたくさんあってですね。

その愛と、町のみなさんの愛が交流しあっていて。

つまり先生も愛しているし愛されている。

町のみなさんも(先生を)愛しているし、愛されている。

 

そういうことなんだな

だからアンチみたいな人が出てきても、おおらかに対応できるんだな、と納得したんですよね。

 

アンチみたいな態度を取ってくる人って、結局は「さみしい!私を満足させて!認めてよ!」だし

それって「私を愛してよ!!!」

ですからね。

 

 

 

 

 

日本でも心ある人たちが頑張って行動しているんですけどね。

報道されないのはなんででしょうか。