友人から
『全然仕事をしないで携帯ゲームばっかりやってる人がいるのです。』
と相談をされた。
携帯ゲームをしているという彼をAさんとする。
Aさんに話を聞こうとすると頭を抱えてうなだれていた。
私「具合が悪いのですか?」
と聞くと、(いや...)と軽く首を振る。
私「話をしたいので気分が良くなったら声をかけてください。」
といって少し時間を置いた。
しかしまた『彼、サボってますよ。』とBさんから声をかけられた。
B『もっと厳しく言った方がいいんじゃないですか!』
とまで言ってきた。
私「この仕事をやらないと困るのは誰だと思いますか?」
B『そりゃあ、自分自身ですよ。』
私「彼が彼の仕事と向き合う手助けはするつもりですが、厳しくいうつもりはありません。」
不満そうな顔である。
同じ報酬をもらって、一方は仕事をしないでサボっている状況。腹がたつ理由も分からなくもない。
私「あなたは彼をずるいと思っているのでしょうか?」
B『そうですね。同じ状況で頑張ってる人と頑張ってない人がいるのは不平等だと思います。』
私「たしかにそうですね。そういえば、仕事の進捗はどうですか?」
B『まだ終わっていません。』
私「そうでしたか。では、終わったらAさんに教えてあげてください。」
B『それは彼のためにならないでしょう。』
私「彼のためではなくあなたのためです。教えるとより深い思考ができるようになるのであなたにスキルアップになります。」
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Aさんとと話ができた。
私「仕事、つまらないですか?」
自分でもびっくりするほど直球だった。
B『いえ...書類をなくしてしまって。』
私「では探してみましょう。ありました。これでできますね。分からないところは聞いてください。」
B『ありがとうございます。』
B『すみません...分からないのですが...』
私「なるほど、苦手な分野がわかりました。もしかしてこれは得意ですか?」
B「こっちならできます!」
B「終わりました!」
苦手な、嫌な仕事を無理やりやらされるのはどうも気がすすまないものです。
多くの人が得意で、自分だけ苦手なことが恥ずかしい場合も。小さい失敗を隠したくなっちゃう時も。
案外助けを求められない人が隠れていて、優秀なのかもしれない。
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B「Aさんどうですか?改善できました!?」
私『Aさんは無事に終わらせられましたよ。Aさんの異変に気付いてくれてありがとうございます。サポートできました。』
B「こちらももうすぐ終わりますが。」
私『はい。よろしくお願い致します。』
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友人『Aさんどう?』
私「とても苦手な分野があって挫折しかけてたけど、得意な分野を秒で終わらせてたよ。」
...少し盛った。
友人「よかった。実はAさんの“苦手なこと”を知らない人が、サボってると決めつけては文句を言って自分の仕事の効率が下がってたんだよ。」
私『じゃあ効率は倍になった。』
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