4話を見て一番気になったこと。
 原作では紅霞は自分は全身義体のサイボーグであると自己紹介しているのだが、テレビではそれが無かったこと。
 自分は人間だと言っているが、それをみんな信じたのだろうか。
 それとも超人的な能力を持った人=サイボーグだというのが常識として通用しているのだろうか?
 どうなんだろうか。
 SFの新人賞は無いのか?と調べてみると、東京創元社が創元SF短編賞というのを毎年やっているのを知った。
 締め切りは来年の1月15日だけど応募してみるか。
 テレビをちょっとつけたら国会で人生百年時代について語っていた。
 へえ、本当にやってるんだあと思った。
 それにしても人生百年ねえ。
 なんかそれを口実にして年金をカットしようとするのでなければ結構なことだがどうなのかねえ。
 小説BEATLESS読んでて思うことの一つは、ベーシックインカムはどうなったの?ということだ。
 ベーシックインカムのベの字も出てこない。
 もしベーシックインカムなしでロボットが大量導入された時代になったら、そりゃロボットをぶちこわそうという運動が出てくるのは当たり前だと思うな。
 生活権の一大危機だからね。
 まあベーシックインカムでなくとも似たような制度はあるのかもしれない。
 そうでなくてはねえ。
 beatlessの「抗体ネットワーク」って、アシモフのマシンの話に出てきた「人間同盟」だよね。
 まあ「人間同盟」があんなテロ集団だったかは不明だけど。
 今日、朝起きて外を見たら、雪が積もっていた。
 今冬、初めての積雪。
 今まで雪は降ってはいたが積もらなかった。
 とはいえ、昼頃にはすっかり溶けてしまっていた。
 ちょっと残念。
 beatless4話を見た。
 ケンゴがテロに引っ張り込まれた。
 というか今までもhIEを壊すというテロの手伝いをやっていたわけだから、直接手を汚すことになっただけではあるけどね。
 人様の資産を壊すという犯罪行為を、罪の意識無くやっていたツケが回ってきたと言うべきか。
 手を汚すだけではなく命の危険もあることをやることになったわけだ。
 抗体ネットワークに手を貸すようになったときはこんなことになるなんて夢にも思っていなかっただろうなあ。
 しかもそのテロの指揮官がhIEときたら、自分は何をやっているのかと思うのは当然だろうなあ。
 そんなケンゴを救うべくアラトとレイシアが現場に向かう。
 来週は紅霞とレイシアの対決になるのか。
 楽しみですね。
 小説BEATLESS、読み終えた。
 重かったなあ。
 久しぶりに重たい小説を読んだという感じがあった。
 総合的な近未来物としては色々不満もあるが、AIに特化した未来として面白かったと思う。
 HIEには心が無い。
 beatlessで散々言われることだが、では心とは何か?
 それが定義されていない。
 厳密に言えば人間に心があるかどうかも曖昧なんじゃないかな。
 「心が無い」というのもHIEの人権を認めない人間の単なるいいわけでしかないのではないかな。
 小説beatlessにおいても今まで読んだ限りでは心の定義問題は避けているようだ。
 作者はどういう意図で心の定義問題を避けているのか気になるなあ。
 人間の健康寿命を延ばすような医学的な発明発見のことをちょろっと書いたら、今日の読売新聞朝刊に、アルツハイマーの診断が血液0.5ccで出来る検査方法が開発されたとの記事が載っていた。
 もちろんこれはあくまで検査法であり治療法では無いが、治療法への道を開く物だろう。
 それはまさに人間の健康寿命を延ばす発明だ。
 少しづつ未来は近づいていると感じる。