企業のトップに、読者からのさまざまな悩みについて答えてもらうシリーズ「“働く”について聞いてきた」。「仕事は嫌いではないが、会社に行くのは嫌だなあ」と思っている人に対し、佐川フィナンシャルの長尾秀樹社長はどのように答えたのだろうか。【土肥義則】

<男性30歳Mさん、サービス業>
仕事のモチベーションのことで悩んでいます。別にいまの仕事が、「嫌い」というわけではありません。ただ日曜日の夜になると、ものすごく気分が沈みがちになります。そして月曜日の朝は「会社に行くのが嫌だなあ。面倒」といった気分になります。こういったとき、どのようにして自分の気持ちを高めていけばいいのでしょうか? なにかいい方法があれば教えてください。

●会社に行く楽しみを作る方法

 Mさんのように感じ悩まれている方は少なくないと思いますが、まず原因は何なのかを自分なりに納得することが必要でしょう。仕事のモチベーションのことで悩んでいるようですが、それは職場でのストレスでしょうか? それとも単純に日曜日に遊びすぎた肉体的疲労からでしょうか?

 厚生労働省が実施した調査(2007年)によると、職場におけるストレスなどの原因の1位は「職場の人間関係」、2位は「仕事の質の問題」でした。「仕事の質に対してストレス(不満)を抱えている人」は、仕事に「やりがい」や「個人のスキルアップ」に満足できていないことが考えられるでしょう。

 Mさんは今、会社に「行かねばならない」、仕事を「やらねばならない」という気持ちでこなしているのではないでしょうか。個人としてその環境に対応していくには「働き方」を変えていく必要があると思いますが、仕事に「やりがい」を見つけることは1人ではなかなか難しいと思いますし、簡単に身につくものではありません。まずは1人では抱え込まず、上司や先輩・同僚に相談をしてみてはどうでしょうか。Mさんのように悩まれている方がいらっしゃるかもしれません。

 また産業医や専門家に相談をすることも1つの方法です。専門的な助言を受けることによって、自分では気がつかなかった解決法が見つかることもあるでしょう。ただ、自分は「病気なんだ」と心配する必要はありません。解決法を探す1つのオプションとして割り切って考えてください。

 気分が沈みがちなときは誰にでもあります。そんなときこそ、元気良くあいさつをしてみることや、また「今日は○○さんと○○の話をしてみる」とか「デスクの上などに観葉植物を置き、育ててみる」という会社に行く楽しみを作る方法はいかがでしょうか。そのようなことから、自然と話題もできて、新しい自分の居場所を見つけることができるかもしれませんよ。

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 岩手県釜石市の根浜(ねばま)漁港で17日、東京・渋谷のギャルモデル、Lie(ライ)さん(25)ら3人が地元漁師と稚貝の間引きなどに取り組み、「もっと魚介類を食べて」と水産業のPRに努めた。

 名付けて「ウギャル」。魚と海の「ウ」をギャルに重ねた。昨年、秋田で農業に取り組んだ女性たちが「ノギャル」として注目されたため、2月に東京であった釜石産カキのキャンペーンを機に企画された。

 3人は海に浮かぶ養殖施設にも出向き、漁師顔負けの作業に従事。見守っていた浜の母ちゃんたちも刺激を受けたらしく「私たちは根浜の“ネギャル”。鮮度も負けていません」。【鬼山親芳】

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 堺市堺区の岩本隆雅(りゅうが)ちゃん(1)が虐待死した事件で、同居の無職、古田島昂志(こたじま・たかし)容疑者(23)が隆雅ちゃんの腹にひざをのせ、体重をかけて圧迫していたことが6日、大阪府警の調べで分かった。額をこぶしで殴り、頭突きをしたこともあったという。大阪地検堺支部は同日、古田島容疑者を傷害致死罪で起訴した。

 起訴内容は4月8~13日ごろ、堺市堺区中向陽町のマンションで、隆雅ちゃんの腹を手やひざで何度も強く押さえて小腸が裂けるなどの傷害を負わせ、14日午前2時ごろ死亡させたとしている。古田島被告は起訴内容を認めているという。

 地検によると、古田島被告は2月ごろに仕事を辞め、3月中旬以降、隆雅ちゃんの母親が仕事で外出している夜間、家に2人でいるときに虐待。最初はかわいがろうとしたが、テレビを見ているときに隆雅ちゃんが泣きやまなかったり、食べたものを吐いたりするのを見て、しつけと称して頭などを平手でたたくようになったという。

 古田島被告は次第に「何でおれだけが子供の面倒をみなあかんのか。(母親に)食べさせてもらっているヒモやからか。早く仕事を見つけて出ていきたい」といらだちを募らせて暴行がエスカレート。4月2日夜に額に頭突きするなどして暴行した。

 古田島被告は「母親に暴行がばれないように腹を押さえつけるようになった。隆雅には悪いことをした。他人の子供だからやってしまったのかもしれない」と供述しているという。

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