とうとう秋が来ないまま冬に突入でしょうか。あまりの寒さに心が折れそうです。まだ衣替えもしてないのに、空気読めよ冬!あーやだやだ。寒いの苦手。
既にエアコンフル稼働で地球に優しくない生活が始まっております。
「チェンジリング」「ワナオトコ」「SAW6」をDVDで見ました。
- チェンジリング [DVD]/アンジェリーナ・ジョリー,ジョン・マルコヴィッチ,ジェフリー・ドノヴァン
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「チェンジリング」良かったです。事実を元にした映画らしいけど、事実は小説よりも奇なりって本当だなぁと。だって、普通誘拐された子供の母親本人が、「この子は自分の息子ではない」と断言してるものを、「いやいやそんな、あなたの子供ですよ」とか言って押し付けられないよ。斜め上すぎてびっくりした。 警察にいくら権力があってある程度のゴリ押しが効いたとしても、通るものと通らないものがある。- 事件自体も惨いのに、この警察の目に余る横暴が更に追い打ちを掛けるんだから、この主人公の母親は溜まったもんじゃないだろうと思うんですが、映画の中ではいつも美しく小奇麗に着飾ったアンジーが演じているので、悲壮感はあまり感じない。牧師も弁護士も警察官もまるで映画スターのような装いです。
まあ、生活感溢れまくるシングルマザーが狂わんばかりに息子を探し求める図にしてしまうと、多分ここまでサラリとは見られないと思うから、わざとなんだろうと思いますが。
実際にあった事件 の詳細を調べたら、あまりに残酷だったので表現としてもこれくらいが丁度いい気がします。
それにしても…アメリカの田舎怖っ!!!
なまじ広いから何があるかわからん恐ろしさを感じる。エド・ゲインとか氷山の一角なんじゃないかと思わせる何かがあるな…ジーザスキャンプとかも違う意味で怖かったけど。
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「ワナオトコ」…駄作の臭いがぷんぷんと漂う邦題にしては、なかなか面白い。ただ、何か逃げられそうだなーと思いながら見てました。脚本家がSAWと同じらしく、やっぱりちょっとテイストが似てる。
でもSAWは緻密に計算して仕掛けた罠に、拉致って来た犠牲者を放りこむのに対し、このワナオトコは名前の通り犠牲者の家に罠を仕掛けてしまう。そのため思わぬ反撃に合ったり、罠にかかるところをこっそり盗み見てハァハァしてる変態っぷりを垣間見せたりとちょっと隙があるのがおかしい。
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「SAW6」…全然期待せずに見たけど、5よりは確実に面白かった。
最後は、個人的に今までで一番嫌な死に方だったなぁ。フッ化水素酸っていわゆるフッ酸だと思うんだけども、一滴でも恐ろしい、骨まで浸潤しちゃうような劇薬ですよ。そんな腐食性の高い酸を背中一面にぶっ刺した注射器でだばだばと注入…考えただけでゾッとする。
次の7でシリーズは終わりだったような。完全に惰性で見続けてたけどどういう締め方をするのか、ここまで来たら最後まで見届けたい。
一番最初のSAWは今でも傑作だったなと思います。最後、ジグソウが「ゲームオーバー」って言ってドアをガシャーンと閉めた後、暗闇で叫ぶアダムの声に、あの(今ではお馴染みの)曲が重なるところは鳥肌立った。その後シリーズ化して急激に劣化してしまいましたが。
続けて殺伐とした映画ばかり見てるので、たまにはほのぼのとした感じのも見たいなーと思って、TSUTAYAの予約リスト開いたら半分以上ホラー映画だったよ\(^o^)/