なんでわたしが好きなんてうそついたの?


なんでうそついてるってなるの?


本当にわたしのことが好きだって言うなら、そのことをYや友達に言わないと思う。


…本当のことを言わずに適当な理由で断るほうが失礼じゃない?俺は真剣に考えて返事したつもりだけど。

…じゃあ、なんでそれをYに言ったの?


どうせ伝わるなら、自分の口で言ったほうがいいやろ?俺は別にYからめぐちゃんを奪おうなんて思ってないし、言うつもりなかったけど告白されて、嘘つくわけにはいかないから、Yにも言った。それだけ。






そのあとは他愛ない話を少しして電話を切った。

友達は、次の日なにごともなかったかのように登校してきた。

わたしはあえて昨日のことには触れず、普通に接することに。


友「今日はYのとこ行くの?」

私「そのつもりだけど」


友「ねえ、Yのこと・・・好き?」



唐突に質問されて、正直返事に困った。

でも、

もともと誰でもよかった・・・

と言ったら失礼だけど。

やっぱり付き合ううちにそれなりの愛情はでてきてた。



私「うん、好きだよ」



そう答えると友達は、


友「そっかー、正直Yってちょっと頼りないとこある感じだから、

 めぐには、ナオのほうがあってるんじゃないかなーとか思ったんだけど。

 好きなら仕方ないか。」


ん?どういうこと?

そう思わざるを得なかった。


昨日ふられたばかりの相手を友達に勧める?


でも、聞き返すことができないまま、話は終わってしまった。





Yの家に行き、それとなく聞く。


Yは全部話を聞いているようだった。


Y「なんていって断ったか、聞いた?」


私「好きな子がいるって・・・」


Y「その好きな子って誰か知ってる?メグらしいよ?」


は!?

それを友達に言ったの?

ていうか、なんでYがそれを平然とわたしにいうの?

わたしは、一応あんたの彼女で、

それなのに、それをナオがYにいってんのもおかしくない?

なんだか、口実に使われた気がした。


わたしはその場でナオに電話をかけた。


・・・でない。

無性に腹が立った。


もう帰る。


それだけ言い残して、Yの家をでた。

へらへら笑ってわたしにそのことをいうYの神経がわからなかった。

友達のことを考えると、ナオもYもふざけてるとしか思えなかった。



ナオが電話してきたのはその日の夜だった。





友達はナオに告白するといった。


わたしからしたら、




もうつきあってるようなもんじゃない?




っていうかるーい気持ち。



放課後、電話するからそばにいてという友達。

暇だったし、なにより付き合うことになったら1番に喜んであげたいと思い、一緒にいることにした。

はじめは笑顔で話してた友達だったが、徐々に顔が曇り始める。

なに?
だめだったの…?

電話をきった彼女は少し涙を浮かべて、でも笑顔で

フラれちゃったぁ。
ほかに好きなコいるんだって!

そういった。

怒りがおさまらないのはわたしのほう。
おみやげを残してまだ数日。
他に好きな女がいるならそういうことするな!

言いたいことは山ほどあったが

今日は一人にしてほしい。
そう言われ何もいうことができなかった。




この時は考えもしなかった。その好きな女が誰なのかなんて。