ジェフリー・ファター記者
デザレット・モーニング・ニュース新聞
裁判官は、ユタ郡の化粧品や健康食品の国際企業の創業者達に対し、連邦刑務所への服役を命じた。
水曜日(2006年9月13日)の判決で、海外からの320万ドル以上のコミッション小切手の換金報告を怠って米国国税局に対して100万ドル以上(約1億1千8百万円以上)の脱税をしたとして、トマス・E・マウアー被告、及び彼の前妻のレスリー・ディーアン・マウアー被告に対し、それぞれ3年弱と2年強の実刑が言い渡した。
連邦陪審は2005年3月に、詐欺の陰謀1件、及び脱税6件に対して有罪評決を下していたが、彼らの弁護士達が服役を逃れるための主張を行っていた。
トマス・マウアー被告のマックス・ホイラー弁護士は、実刑になればトマス・マウアー被告の経営能力が奪われ、スプリングヴィル市にあるニューウエイズ社の従業員にも被害が及ぶ結果になると主張した。
ホイラー弁護士は、ニューウエイズ社は現在、ユタ郡最大のオフィスビルを建設中で、これは1200人の雇用創出と、それによる5千5百万ドルの所得を伴うものであると指摘した。ニューウエイズ社は米国及びその他35カ国でスキンケア、栄養補助食品、パーソナルケア製品を販売している。
ホイラー弁護士は更に裁判所に対して、トマス・マウアー被告の、コスタリカの孤児やロシアの身体障害児への寄付実績、オリンピックのレスリング選手へのサポート実績を考慮することを要求していた。
ディーアン・マウアー被告のアネリー・スミス弁護士は、被告の服役は、30歳で情緒障害がある息子から人生の中心となっている唯一の存在を奪うことになると主張。息子は社会に恐怖を感じており、母親である被告こそが彼の宇宙の中心であり、その太陽であると主張していた。
しかし、検察側のカリーン・マーク弁護士は、トマス・マウアー被告が年間数十万ドルも寄付をしたのに、わずか10万ドルの収入しか米国国税局に報告しなかった点を指摘。
マーク弁護士は更に、ディーアン・マウアー被告が贋の社会保険番号(30歳の息子の社会保険番号や、一文字違いの番号)を使用して複数の銀行口座を不正に開設した罪も指摘した。
息子の依存に関してもマーク弁護士は、息子が運転免許や狩猟免許を所持しており、母親の管理外で州外の狩猟旅行にも参加したことがある点を指摘した。
米国地方裁判所のデール・キンボール裁判官は、トマス・マウアー被告の慈善活動を考慮に入れた上で、連邦刑務所への33ヶ月の服役と、その後3年間の保護観察を命じた。更に7万5千ドルの罰金と、1992年から1997までの確定申告の厳格なやり直しを命じた。
キンボール裁判官は、ディーアン・マウアー被告への息子の依存を証明する証拠はないと判断し、彼女に27ヶ月の服役と、その後3年間の保護観察、6万ドルの罰金を命じた。スミス弁護士は、彼女は既に修正申告を提出済みと語った。
二人のマウアー被告は更に、米国国税局に対する1989年から2002年までの情報提供を命じられた。
ニューウエイズ社の元弁護士であるジェームズ・トムソン被告は、陰謀に加担したとして、25ヶ月の実刑と、その後24ヶ月の保護観察、罰金はなしの判決が下った。
トマス・マウアー被告のホイラー弁護士は裁判所に対し、デンバー市の第10地方巡回裁判所に公訴する間の執行延期を要求した。キンバール裁判官は、正式な書類が整った段階で検討すると語った。
二人のマウアー被告は、個人及びビジネスの身辺整理の為の猶予を与えられ、11月13日までに連邦刑務所に出頭する様に命じられた。トムソン氏に関する刑は一年と一日の実刑の後、24ヶ月の保護観察で罰金なしと確認できた。なお、しばらく前にこの事件が公表されてから、トマス・E・マウアー氏が経営から退かれたという報告を受けていたが、裁判所での主張によれば、現在も経営に参加していることが明らかになった。