こんにちは、ちあきです
つい先日、とある政治家が
女性の大臣をおばさん呼ばわりしたり
美しくないとか容姿に言及して
炎上してたけど
ああいう人がまだ政治の中枢にいるってのが
今の日本のリアルやと思うと
何だかやるせないですわ
でもあんな感じのおっさん、昔はよくいたよね
私が社会人になった20年以上前
今なら完全アウトな言動が職場のそこかしこに
昔、職場の飲み会の席で
◯◯課長(おっさん)の横には女の子が座れ
女がお酌をしろ、みたいなこと
悪いけど1ミリも尊敬できんおっさんが
得意げに言いながら偉そうに仕切ってた
今なら
はい、アウトー!!
でも当時はそういうのが当たり前な雰囲気
しかも新卒で駆け出しの身
とりあえずニコニコして言われたことに従い
楽しそうなフリしてその場をやり過ごした
20年以上前やのになぜか鮮明に覚えてる
私は小さい頃
お世辞にも可愛いとは言えなかったらしく
年子の弟は可愛かったので、よく男女逆なら良かったのにと言われていたらしい
親や親戚からしょっちゅう
女の子は愛嬌やから、大丈夫!
と謎の励ましを受けてきた
女は愛嬌なんや…
小さい時から頭の中に刷り込まれる
高校生の頃から
仲良い友達に綺麗な子が多くなり
大学の時は一番の仲良しが芸能人並に美人
確かバイトでモデルみたいなこともしてた
友達が美人って嬉しいことやけど
結構残酷でもある
隣にいてただの空気みたいに
扱われたことどんだけあるか
私の勘違い!?いや、そんなことはありません!!
でも見た目は生まれつきものやから
何百万とかかけて整形でもしない限り
どうしようもない
そこで思ったのが、女は愛嬌!
愛嬌って何??って話やけど
私の中で愛嬌のある女になるために実践してたのは
・できるだけ笑顔
・一緒の空間を楽しんでる感を出す
・相手に興味を持っている感を出す
・ちょっとオモロい人やと思ってもらう(ここは関西人風アレンジ)
注:今さらながらに調べると「愛嬌」はもともとその人が持ってる質のことで、意識して振る舞う行動や態度は「愛想」らしい
とりあえずそうやって高校生ぐらいから
愛嬌あると思われるよう日々鍛錬した結果
社会人になってからは
ぶっちゃけ、職場のおっさんたちに可愛がられた
美味しいものご馳走してもらったり
上司や先輩から
仕事のこと色々教えてもらったり
仕事の決裁もスムーズにとれる
女は愛嬌ってとこで
そこそこ得してきた方やと思う
じゃぁ、やっぱり女は職場でも愛嬌??
別に愛嬌って
女性に限定する必要なくて
女も男も
愛嬌ある方が普通に好感度は上がる
仏頂面より笑顔の人
こっちに関心を持ってくれる人を
なんか応援してあげたくなってしまう
それにうちみたいな組織(年功序列、縦社会、昭和の香りがまだプンプン)では
愛嬌あるとある程度仕事はやりやすかったりする
でも愛嬌だけってのは
どんな仕事でも
いかに着実に投げ出さずにやりきるか
そういうところで仕事人としての信頼は貯まる
愛嬌だけやと勘違いするおっさんもいるけど
そうやって仕事を淡々とこなしてくと
一目置くのか
舐めたことは言ってこなくなる
さらには、怖いお姉さんも可愛がってくれるようになる!
でも何やろ…
冒頭の飲み会のおっさん
たぶんまだ定年前でどっかにいるはず…
当時のこと思い出すと未だにムカッとする
それは当時嫌なことを嫌と言えなかった
自分自身に腹が立ってるのもあるけど
あぁ、そっか…
いくら愛嬌あるのが良いと言われても
つまらんおっさんにまで愛想よくするの無理!
ってことやわ
ということで
愛想笑いばっかせんでいいよう
自分が無理せずニコニコできる場を求めて
今の仕事を辞めますわ
あー、どんどん出てくる退職理由
ほな、またね〜。