数字 : 映画 Le Quart d'heure américain | penのフランス語日記

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「虎と小鳥のフランス日記」でフランス語を学習中のpenの日記。独学です。トリュフォーの映画を字幕なしで楽しむのが目標。フランス語とフランス全般の情報を楽しくご紹介。初心者むけの文法、語彙、ディクテなどの学習法、フランス映画、フレンチポップスの話題もあり。

こんにちは。penです。

penのフランス語日記 Ameba出張所-Le Quart d'heure américain

数字シリーズ第66回はタイトルにquartが入っている映画をご紹介します。



Le Quart d'heure américain
- 1982 Philippe Galland

たぶん日本未公開

quart はそれだけで、4分の一、とか15分という意味で使われます。また厳密に15分でなくても、何かをするちょっとの間という意味もあるようで、プチロワに

le dernier quart d'heure (戦闘・交渉などの)最後の正念場

le quart d'heure de Rabelais 勘定書を支払うとき

という表現がありました。

では この映画のタイトルになっている「アメリカの15分」とはどんな時間か?ネットでちょっとしらべたところ、ここに「ダンス/舞踏会において、女性から男性を誘うことができる時間」とありました。社交ダンスのことでしょうか? ダンス文化にうといのでよくわかりません。

映画は、金持ちのテレビのプロデューサーか何かの女性が、車が故障したことが縁で知り合ったブルーカラーの男性(車の修理工らしい)との恋愛コメデイ。

メカニックの男性を演じているのは、最近シリアスな役でも人気のジェラール・ジュニョという役者さんです。プチ・ニコラにもワンシーンだけ出演していました。ニコラのクラスのコーラスの指揮をちょっとして「ひどすぎて私にはどうしようもできません」などと言う役でした。「コーラス」という映画のパロディでしょう。


Le Quart d’heure américain - Bande Annonce FR


Les Choristesの予告編です。1分30秒
choriste は合唱団員という意味です。

LES CHORISTES - Bande-annonce VF



☆ちなみに、分数は仏検で狙われるそうですので、あやふやな方はこちらでチェックを⇒数字 : 分数 その1


☆これまでに書いた数字の記事は
⇒ 【テーマ別目次】フランス語の数字


最後までお付き合いありがとうございました。
次回の数字の回でまたお会いしましょう。

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