こんにちは。penです。
数字シリーズ八回目。
きょうは<7>です。
![penのフランス語日記 Ameba出張所-chiffre 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20120725/13/mlle-pen/51/01/j/t02200328_0268040012097771178.jpg?caw=800)
7 sept
発音は 「セット」です。Pは読みません
sept は英語のSeptemberのseptです。ラテン語でSeptemberは七番目の月です。それが今の9月なのは、古代ローマ暦は3月から始まり、9月が七番目の月だったからです。ちなみにフランス語で9月は septembre(この単語はPを発音する)です。
タイトルにseptの入っている映画をご紹介します。
Sept jours ailleurs 1968 Marin Karmitz
邦題 ??
監督のマラン・カルミッツという方なのですが、1972年の作品を最後に、監督はやめ、以後は制作や映画の配給側にまわりました。IMDBなどを見ると、ものすごくたくさんの有名な映画を制作しているので、フランス映画が好きだったり、その業界にお勤めならきっとご存知の方でしょう。
以前見た「虎と小鳥のフランス日記」第42話でMK2というシネ・コンプレックスを知りました。ルルク運河のこっち側とあっち側に建物があり、こっち側でチケットを買った映画があっち側で上映される場合、ナベットに乗って運河を渡ります。
そのMKはKarmitzの名前の頭文字です。自分の作品を制作したり配給したくて作った会社が、どんどん大きくなり、今やあのような映画館をパリに11個も持っているわけです(ちなみに、会社の経営は最近息子さんにまかせたそうです)。
もともとはルーマニアで生まれたユダヤ人で、9歳のときにフランスに移住。過去30年に、100の映画を制作し、350の映画を配給。MK2という会社は、とくにインディペンデントな映画を配給しているそうです。またフランス映画を輸出したり、各国の映画を輸入したりする権利関係の仕事もしています。
この映画は彼の長編2作目(それまでは短編を作っていた)。題名を直訳すると「7日間、どこか別のところで」。主役の男性はバレエ団で伴奏しているピアニストで、奥さん一人、小さな娘さん一人。しかしなんとなく自分の生活に生きてる実感が持てなくて、7日間だけ放浪の旅に出る。モノクロの映画で、バレエ団の練習風景や舞台裏がたくさん入っているそうです。
予告編が見つからなかったのですが、YouTubeに抜粋がありました。
1分02秒
☆マラン・カルミッツの経歴は
☆カンヌ映画祭の「批評家週間」50周年記念のインタビューで、Karmitzが自分の作品について語っています。
7分ぐらい。
☆カルミッツとゴダール監督の関係などについて興味のある方は大久保清朗氏のBande à part par Marin Karmitz - Some Came Runningが参考になります。
4本入っています。
アマゾンへ↓
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数字シリーズ八回目。
きょうは<7>です。
![penのフランス語日記 Ameba出張所-chiffre 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20120725/13/mlle-pen/51/01/j/t02200328_0268040012097771178.jpg?caw=800)
7 sept
発音は 「セット」です。Pは読みません
sept は英語のSeptemberのseptです。ラテン語でSeptemberは七番目の月です。それが今の9月なのは、古代ローマ暦は3月から始まり、9月が七番目の月だったからです。ちなみにフランス語で9月は septembre(この単語はPを発音する)です。
タイトルにseptの入っている映画をご紹介します。
Sept jours ailleurs 1968 Marin Karmitz
邦題 ??
監督のマラン・カルミッツという方なのですが、1972年の作品を最後に、監督はやめ、以後は制作や映画の配給側にまわりました。IMDBなどを見ると、ものすごくたくさんの有名な映画を制作しているので、フランス映画が好きだったり、その業界にお勤めならきっとご存知の方でしょう。
以前見た「虎と小鳥のフランス日記」第42話でMK2というシネ・コンプレックスを知りました。ルルク運河のこっち側とあっち側に建物があり、こっち側でチケットを買った映画があっち側で上映される場合、ナベットに乗って運河を渡ります。
そのMKはKarmitzの名前の頭文字です。自分の作品を制作したり配給したくて作った会社が、どんどん大きくなり、今やあのような映画館をパリに11個も持っているわけです(ちなみに、会社の経営は最近息子さんにまかせたそうです)。
もともとはルーマニアで生まれたユダヤ人で、9歳のときにフランスに移住。過去30年に、100の映画を制作し、350の映画を配給。MK2という会社は、とくにインディペンデントな映画を配給しているそうです。またフランス映画を輸出したり、各国の映画を輸入したりする権利関係の仕事もしています。
この映画は彼の長編2作目(それまでは短編を作っていた)。題名を直訳すると「7日間、どこか別のところで」。主役の男性はバレエ団で伴奏しているピアニストで、奥さん一人、小さな娘さん一人。しかしなんとなく自分の生活に生きてる実感が持てなくて、7日間だけ放浪の旅に出る。モノクロの映画で、バレエ団の練習風景や舞台裏がたくさん入っているそうです。
予告編が見つからなかったのですが、YouTubeに抜粋がありました。
1分02秒
☆マラン・カルミッツの経歴は
マラン・カルミッツ - Wikipedia引用元: マラン・カルミッツ - Wikipediaを参考にしました。
☆カンヌ映画祭の「批評家週間」50周年記念のインタビューで、Karmitzが自分の作品について語っています。
7分ぐらい。
☆カルミッツとゴダール監督の関係などについて興味のある方は大久保清朗氏のBande à part par Marin Karmitz - Some Came Runningが参考になります。
4本入っています。
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