販売会社だから何とかして売上を伸長させ続けなければならない。これは、大半の会社の宿命だと思います。


その中に、企業間競争や経済動向、規制、事故などいろんな要素が加わって法人やサービスの淘汰が生まれてくるのだと思います。


その中で、競争に勝ち残るための条件とは何なのか?


その条件と企業を取り巻く環境の中で日々もがき、考え、動き、反省する。そんな時流に身を置き続ける・・・それが生きるということなのか?生活するということなのか?


数週間前に、熊本でも結構大手の自動車ディーラーさんが倒産しました。


そこに知り合いの方が数名働いておられました。


彼らは、まさか自分の会社が倒産するとは思っていなかったと思います。何せ、超大手の自動車メーカーのディーラーですから。


そんな甘えやメーカーの製品に頼ってばかりいた風土が倒産を招いたのかもしれません。メーカーは我々が考えている以上にシビアです。


何事も危機感と成長したい、何とかしたいという気持ちやモチベーションがないと駄目なんだと感じました。


「社員は就業規則で働かない、企業風土で働く」という言葉が理解できたような気がします。


その知り合いは、現在工場で働いているらしいです。派遣社員として。


子供も産まれたばかりで、今からという時だったので一時的な仕事に就かねばならなかったのかもしれません。


もう一人は、トラック運転手になっているらしいです。しかも派遣で。


2人とも頑張り屋さんの営業マンでした。


人材派遣業は好景気です。企業も、ボーナスもなし、要らねばチェンジ、人件費が上がり始めたらチェンジ・・・・


僕らが45歳を過ぎた頃には、日本の半分くらいがサラリーマンではなく、派遣サラリーマンになっている日も有り得る。そんな気がしております。45歳以上の方は余程優秀でないと肉体労働か20歳の子と同等給与でしか働けないかもしれません。


この事は、江戸時代の士農工商、古代英国の貴族制、そんな格差を生むような方向へ向かう伏線なのでしょうか?


本日もそんな事を考えつつ頑張ります。