(毒)実録コンサルティング稼業(裏) -10ページ目

(毒)実録コンサルティング稼業(裏)

日本を支える中小企業・・・
儲かって当たり前の起業・創業の熱き思いは何処へやら・・・
気がつけば抜け出す事のできない負の連鎖・・・
そんな経営者のお助けマンが送る驚愕の事実・・・

あの時、父親に必要なアドバイスを送る事ができる人がいれば・・・。


ドライな判断でもいい・・・。


辛辣な言葉でもいい・・・。


キチンと経営者の悩みや、考えを整理し本人が気付いていない


いくつかの指針や、考えを伝えていれば・・・。


きっと違う結論があっただろう・・・。


自分がもっと大人だったら・・・。もっと社会の事を理解していれば・・・。



それは、冬のある日の事だった・・・。


前日から体調が悪く微熱の合った私は、朝、病院へ行きカゼの処方箋


をもらい、一度自宅に帰ってから会社へ行こうとしていた。


自宅に戻ると、誰もいないはずのリビングから物音がする・・・。


気になってリビングに行くと、会社へ行っているはずの父親と、父親の


会社で経理をしている叔母が深刻そうに何かをしていた・・・。


『会社は?』


突然の息子の帰宅に驚いたように尋ねる父親の表情は驚きと焦りで


引き攣っていたようにみえた・・・。


『医者に行ってたから今から行くよ!』


そう答える私に


『そうか・・・。じゃあ、気をつけて・・・』


『仕事、頑張って!』


父親と叔母は、上ずった声で言った。



『なんかがオカシイ・・・』


人の倍汗をかけ!を信条にいつも得意先を駆けずり回り、必死の形相


で働いていた父親の疲れ切った表情・・・。


いつも、威風堂々としていた父親の卑屈な笑み・・・。



何かが起きている・・・。



それは、崩壊へと突き進んでいる父親の最後の抵抗だったのかもしれない・・・

経営コンサルタントになりたい!いや、ならなきゃいけない!


そう、自分自身の中で強い思いが芽生えたのは、今から15年


前の冬でした・・・。


当時、20代後半の私は、大手商社のバリバリ(?)の営業と


して、年間ウン十億円のビジネスを任され前途洋々の社会人


生活を送っておりました。


元々、祖父の代からの家業も父の代に目覚しい発展を遂げ、


学生時代からのボンボンとして過ごしてきたため、細かい事を


気にしない、よく言えば『大らか』、悪く言えば『お調子者』だっ


た事もあり、


『今が楽しければ良し!』


と、仕事に遊びに毎日を謳歌していました。


ところが・・・。


私の知らないうちに、トンでもないことが起こっていました・・・。


家族、親族の全員が、その時まで私に知らせないように必死


に隠し続けていた事実・・・。


毎日、楽しそうに仕事をし、週末には彼女や会社の同僚とゴル


フ、テニス、BBQと出掛けていく息子に相談する事も、本音を


伝える事も出来ずに中小企業を経営する父親は苦しんでいま


した・・・。


もがいていました・・・。


助けを求めていました・・・。


けど、気がつきませんでした・・・。



2010年4月に、コンサルタントとしての実務経験を積ませて


頂いた会社を卒業させていただきました。


大手商社を退職後、縁あってお世話になり自身の夢であった


企業経営コンサルタントとしての業務を学び、実践する機会を


与えてくれた会社だっただけに、去りがたい思いも強かったの


ですが、押し寄せる不況の波に抗う事ができず、会社の経営


方針転換のため、卒業、独立となりました・・・。


まだまだ駆け出しコンサルタントでありますが、色んな人々と


出会い、日々勉強の毎日です。


このブログでは、出会った人々とのこと、仕事を通して考える


ことなどを綴って(毒を吐いて)いこうと思ってます。


勿論、訪問していただく皆さんの参考になるような実務的なこと


も綴りますよ!