kingのブログ -22ページ目

kingのブログ

ブログの説明を入力します。



 健保の元来のルールはルールとして、1つの病気で2つの病院にかかるのは、すでに一定数行われているようです。

 カナダ映画の「みなさんさようなら」に描かれてる、カナダの医療制度は、これまでの日本のように健保による国民皆保険をとっています。
 所得の差に関係なくみんな等しく健康保険の枠内の治療しか受けられません。病院は無料のようです。

 主人公はがんに侵された初老の大学教授。カナダでは認められない治療が隣国にはあります。
「アメリカに行って治療を受けよう。金ならおれが出すよ。」と、株式トレーダーとして成功した息子から説得されますが、
「これが私たちが選択した私の国の医療制度だ。この国で最後をすごしたい。」と、息子の申し出を断ります。

 自分の国の医療制度を考え、一票を投じてきた主人公は、自国の健保制度をよく理解しているだけでなく、どんな風に死を迎えるか、心の準備が出来ているようにも見えます。

 話を戻して、自国の医療制度について知っていることは大変重要であることは言うまでも有りません。

 患者負担の変化や、混合診療などの治療範囲のルールについて、それが変わってきていることについて、みんなは関心を持って見ているのでしょうか。



「今までも望む人、出来る人は自由診療を受けているじゃないか。」

「A病院で治療を受けていたけど、健保以外の治療を受けたい。その場合自由診療部分をB病院でうける。こうする人はたくさん居るじゃないか。」

と相方は、いまさら何を、と私に質問してきました。
今まで2つの病院でかかっていたものが、1つの病院で出来るのが混合診療なら便利になっていいじゃないか。と。

これまでの話を根底から覆す、身も蓋も無い問いが飛び出して、聊かたじろぎました。


 ちょっと話をもどして、そもそもこれまで健保では1つの診療で、健保と自由診療を混ぜてはいけないというルールでした。
 1つの病気で2つの病院にいく事がどれほど多いのか私は知りませんが、健保が想定している1診療で混合診療をしてはいけないとルールを、かいくぐる為の2つの病院なのです。
 
 1つの病気で2つの病院にかかるのは不自然ですから、「1つの病院ですむので便利♪」と喜んでいる場合じゃ有りません。
 1つの治療を2つの病院に分けて健保診療と自由診療が書類上混在していないようにする。わざわざそんな面倒くさいことをしなければならないのはどうしてなのか。
 そういったルールが有ること、ルールがつくられた訳といった、健康保険のルールについてみんな(多くの人が)知らないんでしょう。

 知らないことを賛成も反対もないので、国民は関心にのぼらないまま、混合診療は「まず、がん治療から」解禁になります。
 一体どういった理由から、これまで混合診療は禁止されていたのでしょうか。そこを知らなければ、私たちの暮らしにどんな影響が出てくるか知ることが出来ません。





 混合診療とは、健保と自由を混ぜる混合ですが、健保は文字道理、国の管理下にありますから料金と安全性について、国の責任の下にあります。

 一方自由とは料金と安全性について全て患者の自己責任となると言うことになるでしょう。

 治療効果があがるのか。副作用は無いのか。全て患者持ち。病院や製薬会社にも安全性についてチェック機能はあるでしょうが、それとて病院や薬を選択するのは最終的には患者です。

 さて、私たちは十分な情報や判断基準を持ち合わせているのでしょうか?これからそれが持てるようになるのでしょうか?

 国が係わり合いを持たない自由な治療が解禁になった。治療の結果も患者もちだ。
では、私たちは治療法や医薬品の安全性について、どこから情報を得ればよいのだろうか。

 病院や医師からの情報や指導が第一番だとは思うが、なにしろ命にかかわることなので、他からの情報も得たい。

 テレビはNHKなどをのぞいてはコマーシャルがあるので、そこからの情報は基本的に無料だが、広告の影響は必ずついて回るので、公正で質の高い情報かどうか疑問が残る。

 同じ意味で新聞や雑誌もお金を払って買う情報源のようだが広告主の影響は強い。書籍やインターネットを通しての情報は少しはましだと思うが、多くの中から選び判断するのはなかなか骨が折れることだろう。

 今後はホームドクターのように、重篤な病気にかかる前から、何かと相談できる医師を見つけておく必要があるかもしれない。
 
 ここで、私の相方から、
混合診療っていっても、今までとたいして変わらないんじゃないか?

との爆弾発言が・・・

それをいっちゃぁおしまいなのですが・・・

橋田は口ごもってしまいました。