新聞社主催の試写会の抽選って結構当たります。というわけで「悪人」を観た。基礎知識は原作が吉田修一という作家で、主演が妻夫木聡と深津絵理で、深津さんがモントリオールで賞をとった、くらいの浅い前知識で観賞。2時間19分はちょっと長く、展開的にダレた感じもあったが、まぁテーマは深く、現代人が抱える孤独と閉塞感が生み出す危機的感情とでも言ったらいいのか(個人的な感想です)。サントラを久石譲さんが担当されているが、個人的にはあまり印象的には感じられない楽曲だったが。各俳優さんは皆さんそれぞれに好演されていたかと。しかし、後味はなーんとなく悪いなぁ。なんか駄目になっちまった日本人を改めて見せられた感じだ。「悪人」というタイトル、言い換えたら「存在悪」みたいな意味にもとれなくはないかと。存在自体が罪深いというか、誰しも知らぬ間に「悪」な存在になりうる危うさみたいのを説教された様な。まぁ気になる方は観て下さい。是非皆さん観て下さいとは言えないなぁ、なんか。
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