お母さん母とは色々対立して辛く悲しい時もあったけど母の目がみえなくなって、足腰が立たなくなって、美しい景色も好きだった食べ物もみんなの顔もわからなくなって…。若い頃からタイトスカートと帽子が好きなおしゃれさんだったのに今ではちぐはぐな上下と何を着ているのさえわからない…。そんな母が私が病院に帰ると言った時、見えない目にいっぱい涙をためて悲しいよ寂しいよ今度はいつ逢いに来てくれる?と私の手を握りしめたのを振り切って病院に着いたとき涙が止まらなかったごめんなさい親不孝でごめんね