戦いの足跡 | 肺腺ガンと共に生きてます

肺腺ガンと共に生きてます

娘を失って7年後
肺腺ガンの告知を受けショックで毎日泣き明かし
必死で生きてきて12年目を迎えます。
これからの人生を思う事を綴ります。

母のアパートの片づけをしていると
下着のお腹部分に大量の血液が付着していました。
インスリン注射をした時についた跡でしょう・・・

ほとんどの下着に汚れがあり
母の独居生活の葛藤が垣間見えました。

どんな思いで毎日を暮していたのか・・
そう思うと自然に涙がこぼれてきました。

今では病院で注射も食事も管理されて
少しは顔色も良くなってきています。
ただ、痴呆は多くなってきましたね・・

院長先生から母の状態を聞くと
長年のインスリン注射により抗体ができ
インスリン効果もなくなって血糖がばらついて
コントロールが難しくなり、
糖尿病の合併症があちらこちらに出てきています

高齢の為、延命処置をするかどうかということまで
話が進められました・・・

苦しいのは私だけではないんですよね

私もまだ負けられません。
兄が肺がんでなくなり私が母を見なければいけないんだもの

気持ちをあげなきゃ、何もかも負けてしまう
苦しいのは自分だけじゃない!