登場人物: わたし・・・36歳 主人・・・43歳
実母・・・?歳 長女・・・9歳
名もなき赤ちゃん・・・生まれたて
二人目を妊娠した私は、実母に報告することに![]()
案の定、実母は大反対で、今回も降ろすように言われました
今回は、私も年齢、生活の事で長女とは違い
命がけで産む事をためらっていました
主人と長女は、
特に長女は、妹が出来たと言う喜びで興奮気味![]()
主人にも、娘にも母が降ろすようにいった事、
私もそんな風に感じている事などいえるはずもなく・・・
ひとりで悩んだあげく、子どもを授かれない身体だった
私が二人の子宝に恵まれた事に感謝しないと![]()
と、ようやく心を決めたのが、つわりもひどい
5ヶ月過ぎた頃でした
でも、そんな事を悩んでいたせいか
3ヶ月過ぎた頃に切迫流産になりかけました
高齢出産とストレス、長女を妊娠した時とは
身体の調子が違っていました
心を決め、パートで事務をとっていた私は、
6ヶ月を過ぎた頃に仕事を辞めることにしました
そして、仕事を辞め、これからお腹の赤ちゃんを
大事にしようとしていた2日後、事件が・・・![]()
いつものように定期検診に出かけ、診察をしていると
内診をして先生の顔色が変わった![]()
「胎児の足がさわれるぐらいまで下におりてる
」
「すぐに、NICUのある病院に搬送しなくては!!」
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「はあ!?」
先生と看護婦さんがあわただしく救急車を呼んだ
主人と、母と長女にも早急に連絡!
私は、救急車で○○病院へ運ばれた
○○病院へ運ばれたわたしは、すぐ診察され
即、入院と言うはめに・・・
それも、切迫流産の恐れがあるということで
ベッドの生活をすることをよぎなくされた
たくさんの点滴と注射を打たれ
すぐ、産まれても良いように分娩室の隣に入れられ
小児科の先生もスタンバイされた![]()
ドクターに
「今、産まれると赤ちゃんが小さすぎて生存率が数%しかないです」
「お母さんも辛いでしょうが、赤ちゃんのために頑張ってね」
そう言われ、食事も排泄もベッドの上での生活・・・
すごく、不安でした
たくさんの点滴に顔から火が出るくらい暑くなり
身動きが出来なくなった自分、
家庭の事、長女の事・・・そして、お腹の赤ちゃんの事![]()
突然の出来事にようやく落ち着いたベッドの上で
ただただ、涙しか出ませんでした
そんな生活をしていた3日目
わたしの不注意で、力んでしまい
陣痛らしき物がはじまったのです
長女の出産の時は、陣痛がこなくて帝王切開に
なったのですが、今回はお腹が常に張るのです
もしかして、これが陣痛?と思いながら
看護婦さんを呼ぶと、もう出産が始まると言うのです
たまたまその日は、日曜日・・・
ドクターを至急呼んでもらい、突然の分娩が始まりました
長女を帝王切開で産んで、それも骨の異常があり
そして、今回の赤ちゃんは、ずっと逆子のままだったので
自然分娩など出来ないと思っていましたが、
ドクターが突然の自然分娩出産を決意!
腹式呼吸をして、力んで・・・と言われても
36歳にして、初めての経験で・・・
これが、自然分娩の苦しみかという思いで
ドクターが
「おお! 卵膜のまま綺麗に出てきている!」
「赤ちゃんに傷はつかないようだ」
「こんなお産は珍しい!!」
・・・と看護婦さんが一斉にわたしの下に集合して・・![]()
「生まれた~!女の子です」
「おめでとうございます」
と言われ、赤ちゃんの顔を見れると思いきや
娘はUICUへ連れていかれました![]()
わたしは、産後の処置をされ大部屋へ・・・
買い物に出かけていた主人と娘は
私が、分娩室に入った頃、到着し
突然の事で驚いていました
長女は、妹が生まれたことに大喜びでした![]()
その後に続く・・・
