タイトル:HKRI RIM
◆登場人物
HKRI RIM、北沢 唯(16)
YKM YKR 平井 恵(32)
町中華の店主(51) 北沢 陽子(39)
魔法の森の妖精(14)
ホモの男子生徒や女子生徒はエキストラで できる範囲で書いています。
MRS姉貴 や AY姉貴 は声だけ、 低予算が想定だから。
タイトル:HKRI RIM
○真っ暗な背景
テーマソングが静かに流れ出す。
○現実・満月(夜)
月の光が満ちる
静かな夜である。
小雪が降り始め、
スタッフロールが流れ出す。
○現実・民間(夜)
住宅街に佇む一軒家。
築年数は20年は越えており、少々小汚ない。
窓に映る髪の長い少女のシルエット。
部屋には明かりが点いておらず、少女の顔は確認できない。
少女が窓を開ける。
少女の声「あら、雪降ってるじゃない。寒いと思ったわぁ」
スタッフロールが終わる。
タイトル『HKRI RIM』
OL(オーバーラップ)
○幻想郷・全景
田んぼに雪が残っている。
昭和初期の田舎の日本のような
風景が広がっている。
○HKRI神社・全景
鳥居に積もっていた雪が太陽の熱で解けて落ちる。
地上に映る箒と魔法使いの影。
○HKRI神社・縁側
赤い巫女服。
MRSの声「よぉRIM。MRSさんが遊びに来たぜ!」
黒髪の美しい少女・RIMが湯飲みを
手に外を眺めている。
MRSの声「また、サボりか?」
RIM「休憩中よ」
平井恵(32)の声「休憩中とは良いご身分ね」
○現実・学校
北沢唯(16)が顔をあげると、
笑みを浮かべた平井が正面に立っている。
平井はスーツを美しく着こなした
年増、ロン毛のYKR似の美女である。
唯はRIMと瓜二つだが、髪は少々
ボサボサ、服も洗いつくされ、
よれている。
唯「はぁ……(眠い)」
ネイルの手入れや
おしゃべりをしている生徒たち。
教室も汚く、明らかに底辺校だとわかる。