「天才・異才が飛び出すソニーの不思議な研究所」 所眞理雄・由利伸子 著 日経BP社 発行
今や、アップルが世の中を席巻し、製造ではサムスン。
日本のITは、ゲームのアントレたちが、何とか面目を保っているが、リストラの雨嵐!
日本のクリエイティブはどこに行ったのか?と不安に思っていた。
凄い人たちはいるんだ。
天才・異才たちを惹きつけるには、やはりそれなりのコンセプトが必要だ。
こんなコンセプトを許しているソニーは偉大である。
ソニーCSL(コンピュータ・サイエンス・ラボラトリー)所 研究所長は
「将来性のある領域を考え、それぞれの個性をできる限り伸ばして、
それぞれの活躍の場で大きく羽ばたいてもらうこと、
そしてそのための環境を与えて、ほんの少しの手助けをすること、
そしてその結果として研究所の成果が得られ、良い研究所として評価されるもの、
という考えが心の奥にあった。
家を建てて家族を育てた、という感じだ。」
「ここは各研究員の通過点であり、最終の働く場ではない。」
次の方向性をしっかり考えてやる。
という観点も面白い。
ファンである茂木健一郎氏もここの研究員である。
大学院に行くために、「予備校」へ行く時代である。
なんかおかしい!?
研究するために大学院に行くのに「予備校」で何を教えてもらうの?
われわれは、このようなもっとたくましい子どもたちを育てることが求められているのだろう。
天才・異才でなくても。
