vol.0168

 

 

新年明けましておめでとう

ございます

 

 

 

 

 

2018年いよいよスタートですね

 

 

 

 

 

年の初め普段は書かないことを

書いてみようと思います

 

 

 

そもそも

私達の基礎なるものは

何でしょうか?

 

 

 

 

それは日本人であり、日本国

に生きているということです

 

 

 

 

 

2000年を超える世界で一番

長い歴史を持つ国です

 

 

 

 

 

成15年に出雲大社を訪問

された皇后陛下は、次の御歌

を詠まれた

 

 

 

 

 

国譲り

祀(まつ)られましし

大神(おおかみ)の

奇しき御業(わざ)を

偲びて止まず

 

 

 

 

 

これは誰を詠った歌か?

 

 

 

 

 

それは大国主命(おおくに

ぬしのみこと)です

 

 

 

 

 

この歌にある「奇しき御業」

とは、「たぐいまれな業績」

ということです

 

 

 

 

 

つまり、

めったにない御業と皇后陛下

は詠まれているわけです

 

 

 

 

では、

なぜ「たぐいまれな業績」

なのでしょうか?

 

 

 

 

それは「国譲りの神話」にあります

大和朝廷(高天原勢力)に国を譲り

渡したという日本神話です。

 

 

 

 

一生懸命努力して自分を鍛え、

また母や仲間たちの助けも

借りることで

 

 

 

 

「大いなる国の主(ぬし)」

になった偉大な主(ぬし)

「大国主神」(おおくにぬしのかみ)

になったのです

 

 

 

 

大国主の治政のやり方は、国の

主人となり、領土領民を私的に

支配してその上に君臨するという

統治形態です

 

 

 

 

世界中、どこの国でも、すべての

王朝は、国王が私的に領地領民を

所有する体制です。

 

 

 


この統治手法、

「領土領民を私的に支配する」

という方法を、「ウシハク」と

いいます

 

 

 


「主人(うし)」が

「履く(はく=所有する)」

主人が自分のものにするという

統治手法です

 

 

 

 

ところで

天照大神(あまてらすおおみかみ)を

筆頭とする高天原の八百万の神々は、

これを否定します

 

 

 


天上の神々は

会議を開き、地上の統治を天上に

委ねさせることに決定したのです

 

 

 

 

 

使いとなられたのが建御雷神

(タケミカヅチノカミ)が

国譲りを迫る言葉の中に

 

 

 

 

大国主が領(うしは)ける国


我(あ)が御子の知らさむ国

 

 

 

という二つの対比があります

 

 

 

 

 

この「知らさむ国」「知らさむ」が、

「シラス(シロシメス)」です

 

 

 

 

 

これを漢字で書くと

「統(し)めらふ」

つまり「統(す)めらみこと、

いやさか」「統(す)める」

となります

 

 

 

 

これは、何かをやろうとするとき

情報の共有化を図ろうということ

です

 

 

 

 

 

しかし、

情報は、共有化しただけでは、

何も生みません。

 

 

 

 


そこに協力と共同があって、

はじめて、具体的な動きとなります

 

 

 


つまり特定の権威のもとに、

みんなが集い、そこで情報を

共有化して、みんなで、何事か

を行う

 

 

 


これが「シラス」における

統治手法です

 

 

 

いくら政治体制が変わっても

常に変わらぬ国体があったのです

 

 

 

 

 

 

ですから、日本という国名が

2000年以上にわたって失われる

ことはありませんでした

 

 

 

 

 

 

だからこそ、世界で唯一1000年

以上続く会社が7社もあるのです

 

 

 

 

 

これでは世界と比較にならない

ので、比較できる200年以上

の老舗ではどうでしょうか?

 

 

 

 

世界で200年以上の老舗は

5,586社(合計41か国)

 

 

 

 

 

内3,146社(全体の56%)

は日本です

 

 

 

 

 

実は、世界ナンバーワンの老舗

大国でもあるのです

 

 

 

 

第1位 日本3,146社

 

第2位 ドイツ837社

 

第3位 オランダ222社

 

第4位 フランス196社

 

 

 

 

新年を迎え、日本に誇りを持ち

今年も素晴らしい年にしましょう