ブログをのぞいてくださり、ありがとうございます。

 

日本語教育を通してハッピーなコミュニケーションを目指す

 

オーストラリア在住

フリーランス日本語教師

TCS認定コーチ

MCS認定マザーズティーチャーの

 

国枝麻衣子です。

 

はじめましての方へ!

プロフィールはこちら
私がオーストラリアで日本語教師になり、国際結婚、永住権を取得したヒストリーを知りたい方はこちら

 

 

先日、海外在住の親御さんを対象に、

お子さんの日本語教育ご相談会×マザーズコーチングオリエンテーション講座を開催しました!

 

 

さて、ちょっと間が空いちゃいましたが、前回の続きです。

 

11歳の子どもが「日本語に自信がない」と言うが、

どう声かけしていくべきか?

 

 

このお母さんは私と同業の日本語教師で

継承日本語教育にも携わっていて

楽しい漢字教育法を実践されている方!

 

お子さんも鬼滅の刃を楽しんだり

コミュニケーションは取れている。

 

現在5年生の年齢だが、

日本語学校では3年生の内容を勉強中。

 

 

きっとお子さんの日本語教育と真摯に向き合われてきたことと思います!

 

 

9歳/10歳/小4の壁?

 

「自信がない」という言葉が出てきた理由として

 

「9歳/10歳/小4の壁」があげられるかなと。

 

この年齢の頃は認知能力が発達し、

他者や自分を比較して客観的に評価できるようになります。

 

お話を伺うと

「他の子よりできた自分を褒めてほしい」という要求があるようです。

 

言語のバックグラウンドが異なる環境で

他の子と比べることはナンセンスなのですが、

本人が比べたがると。

 

また、より抽象的な概念が理解できるようになるため

学習内容がグッと難しくなる頃でもあります。

 

3年生の漢字は急に、生活言語では使わないような抽象的な語彙が増えてきますから、

学校の勉強が難しいと感じるようになったのかもしれません。

 

5年生なのに3年生の内容をやっていることは

継承日本語としては本人のペースに合わせる方がいいので正しいやり方なのですが、

本人としてはちょっとプライドが傷つけられる側面もあるかもしれませんね。

 

 

自己肯定感を上げるために

 

マザーズコーチングの観点で第一に言えるのは

 

「他の子と比べない」

 

本人が褒められたくて比べたがっているようなのですが、
 

結果を比べるなら「前回よりよかったね」など

本人の成長に注目させ、

 

「ちゃんと毎日書き取りがんばったもんね」

など、本人が努力したという事実を褒める。

 

さらに”I”メッセージで

「がんばってくれて嬉しいよ」

とお母さんの気持ちも添えるとより効果的かなと。

 

結果が悪かったときは

「なんでそうなった?」

と過去を反省させるよりも

 

「次回はどうしたらもっとよくなるかな?」

と質問を未来に向け

本人に考えさせるのも次の行動につながります。

 

 

これは日本語学習に限らず、

 

他の勉強でも

スポーツでも

日々のお手伝いなどでも

 

子どもだけじゃなく誰に対しても

自己肯定感を下げない効果的な関わりなので

 

こんな場面があったら

ちょっと意識してみてくださいね。

 

 

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