株価は急落したあと、こんどは急激に戻りました。
でも、まだまだ落ち着きがない状況です。
こういった激しい動きで「よし、利益を上げよう」という発想もありますが、とてもキケンです。
私は、“荒れ場”には近づかないようにしています。
例えば、「ここまで下げたのだから……」といった目のつけ方をしたりしますが、その下げ自体を読むことができなかったのですから、直近の未来もおそらく読みきれないのです。
突発的な動きにコーフンしているだけか、ヤラレをすぐに取り返そうとムリしているか……。
極めておもしろみのない考え方ですが、極めてプレーン、冷静な思考です。
今日のタイトルは「株価が落ち着く条件」です。
こういった言葉に対して、多くの人は、為替、日銀の政策、有力者の発言といった材料を並べますが、予見するのが難しいだけでなく、その材料が実際に株価にどう影響するかという2段階の読みが求められます。
まちがいない条件は、ひとつだけ。
「日柄」です。
時間が経過することで、コーフンした参加者、ポジションを動かさざるを得ない参加者のバタバタした売買がおさまります。
私は、少しの間、ダンマリを決め込むつもりです。
ただ、そのなかで、有望と思って追いかけている銘柄だけは、早めに試し玉を入れたいと考えています。