私のYouTube動画は、ありがたいことにコツコツとチャンネル登録者数が増加しているとはいえ、爆発的に増加したりしません。
1本の動画がバカウケする、いわゆる“バズる”内容のものは作ることができません。
例えば話題の銘柄とか、賞味期限が短いかわりに多くの人が注目して「見たい!」と思うようなものをテーマにすれば、もっとウケるのでしょうね。
でも私は、「10年後でも有効な内容」の動画を意識しています。
- あるあるのミスについて原因を解説して、ミスを激減させる工夫
- ポジション操作の基本的な心構え
- ちょっとしたトレードテクニックの紹介
- まん延するウソ情報への警告
- チャート観察の基本
YouTubeを見る人の多くは、「ジッと集中してビシッと勉強しよう」というよりも、「エンタメとして、ラクな気分で視聴したい」というほうだと思うのです。
だから、まじめ路線のお勉強動画でも、少しはエンタメ的な要素を考えて工夫すればいいのでしょうが、具体的なポイントがよくわかりません。
でも、内容には自信があります。
わからないことは言いません。
例えば、ネット情報でも雑誌でも、有望銘柄を紹介する場で、仮によい銘柄がない、「今は株を買わないほうがよさそうだ」と思っていても、無理やりに銘柄を挙げます。
「強いて言えば……」というところでしょうが、ウソとは言いきれない“商業的なウソ”と認識できます。
そういったムリな情報発信は、いっさいしていません。
知らないことは「知らない」、わからないことは「わからない」と明言しています。
また、トレードの機微、つまり微妙な判断なのに、長い目で考えると大きなちがいが生じる大切な事柄などを取り上げ、ひたすらプレーヤー目線で話すようにしています。
どの動画も、だいたい10分です。
「ヒントが見つかるかも」と感じたやつを拾って、ぜひご覧になってください。