FAI投資法を定義する「29項目のルール」を示しました(4月10日のブログ)について、解説をつづけます。

 

29項目のルールのうち、「兆し陽線」に言及した項目は、以下の6項目です。

 

7. 安値にきての5連続陽線は買いの準備
    次の2連続陰線をみてから買い
8. 底練りの中で小動きになったあとの兆し陽線に注意
    そのあとの陰線2本をみて買い
9. 底練りの中で過去4~5本を一気に上抜く陽線は上げの兆し
10. 保合、または安値からの長大陽線は、そのあとの2/3押しで買い
11. W型、M型後の切り返し(両抜きも)は上げのはじめ
12. 6~12ヵ月(またはそれ以上でも)の上げ下げが90゜前後のとき、その下げトレンドを上抜く陽線は上げの第一歩

 

それだけ、兆し陽線が重要だということです。

もちろん、「月足」での見方を示しています。

 

十分に安くなったのが低位株ですが、安くなっただけでは買う理由として弱いのです。

動意づいた、長期トレンドが上向きになったようだと判断して、はじめて買い出動するのです。

 

この連載は、林投資研究所の歴史ある低位株投資の手法「FAI投資法」をベースに執筆しています。

  「FAI投資法」の説明を読む(林投資研究所WEBページ)