いつもたくさんのいろんなコメントどうもありがとうございます! 嬉しいです♪
(※続きです)
長男の話を聞いて
いろんな意味で心がザワついた。
正直、戸惑いの方が大きかったけど
冷静に長男の話を聞いていた私
長男「あとさ、ウチのとこのバイトで入ってた2人がちょっと前から就職活動してて、最近無事に就職したんよね …で、就職先が決まってそのあと2人とも一人暮らし始めたって話を聞いてさ」
私「へぇ〜…」
長男「やっぱりみんなのそーゆー独立した姿とか見せつけられると少なからず焦るよね 親にいつまでもおんぶに抱っことか思われてんのも嫌だし…。…かと言ってフリーターのまま一人暮らしはちょっと厳しいものがあるよなぁ…って
」
私「それで就職の事をまた新たに考え始めたんだね?」
やっぱり身近にいる人の影響って
少なからず響くものなんだなぁ、って
この時思ったよね。
長男「まぁ、それもあるよねって話 それにぶっちゃけバイトって割に合わねーなーって最近すっげー思うんだよね
」
「どんだけ仕事量増えてもいきなり時給が上がるわけでもないし、昇給と言っても微々たるもんだしさ。長くやってるからって正社員のような恩恵は全く受けれないしさ…」
私「まぁ、それはそうかもね やっぱり将来の事を考えるなら正社員として働いている方が何かと有利だったりはするとは思うよ?だからみんな最終的には就職のために頑張ってるんだろうし…」
長男「…ん〜… でも正直、正社員時代の事を思い出すとやっぱり二の足を踏む自分がいるんだよね〜
精神病むほど過酷な事もザラにあったし。まだ自分自身に覚悟が足りないって言うか…かと言ってバイトのまま一人暮らしするのはちょっと…なぁ…って」
長男は、自分の頭の髪の毛を
ワシャワシャと触り、ふり乱しながら
頭を抱える様子で
長男「…うーん…まぁ、いろいろかっこいい事言ったはいいけど、結局理想と現実のギャップに苦しんでるっつーか… 『やりたい事』と『やろうとしている事』と『できる事』はやっぱり全然違うっていうか…
」
私「ほう。なるほど… 」
長男「自分の中では『こうありたい』とか『こうしたい』とかはあるのに、自分のチカラが伴わないことでこの先の明確なビジョンが見えなくなったり…ね」
私「なるほどねぇ… 何?じゃあ、一人暮らしの話とかは本当に今すぐ!ってわけじゃないのね?」
長男「…うん、まぁ…。だからそれでいろいろ悩んで白髪生えたって話よ あと、この話を今したら逆にあとに引き返せなくなったりで余計に自分を追い込んじゃいそうだったから…だから今はお母さんにこの話はまだしたくなかったんだけどね
」
なんだ…
今すぐに家を出るわけじゃないのね
…と
ちょっとホッとしてしまった
私なのだった
(やっぱりいざ一人暮らしなんて心配は心配なのでね)
私「ほぉ…そーゆー事ね なら、まぁ長男の気持ちはよくわかったわ。だったらまたゆっくり考えてゆっくり行動していけばいいよ。焦るのは良くないってお母さんは思うよ?」
こーゆー時、
かっこよく思いっきり
背中を押せる親になれれば
かっこいいんだろうけど…
やっぱりまだ覚悟が決まってないのは
私の方なのかもしれないな
すぐ、甘やかすような
言い方をしてしまう。
長男「でもやっぱり『焦るな』ってのは無理だな。だいたいお母さんの言葉も引っかかって焦ってたところもあるし…」
私「へ?私?? お母さん、何か言った?
」
長男「ほら、よく言うじゃん。俺や長女に…。今は家に毎月5万入れてるけど、お母さんが『5万入れてくれてるけど、それが入れ過ぎてるとかそーゆー風に思わないでね。一人暮らししたら1ヶ月5万円で生活なんて絶対に無理なんだから』って…」
私「いや、それは… 1人で生きて行くって考えた時にはもっとお金がかかるもんだから、5万円て大金だけど払い過ぎてる!とか思って気を病まないように…気を楽に持って欲しくて言ってた事だから…
」
長男「いや…俺には『5万円じゃ足りねーんだよ!5万で家にお金入れてる気になってんじゃねーよ!」って聞こえるんだわ…」
私「えっ!? 違う!違う!!
そんな意味で言ってないし、そんな風に思って言うわけないじゃんかっ!!
」
長男「いーや!俺にはそう聞こえてたね」
私「全然違うって!!」
長男の心の負担にならないように
気をつかって言ってた言葉が
逆に長男を追い詰めていたという事実を
この時に初めて知った私
言葉って…
やっぱり難しいわぁ…
長男「結局…アレですね コミュニケーションエラーってやつですね」
私「はぁ… それは良くなかったね
」
そんな話を長男とした後、
それでも長男は改めて
長男「まぁ、いろいろ話したけど…まだあまり深くは考えないでね。俺もまだそうやって考えてるだけの段階だからさ それに本当に一人暮らしって考えた時に…ほら…俺って爆弾持ってんじゃん?」
「1人になってまた変な気を起こしたらその時はいったい誰が止めてくれるんだ?って話にもなるし…自分じゃコントロールできない事もあるからその恐怖もあるし…」
それが一番怖いんじゃ!!
私「うん。だからそれはお母さんもずっと心配してる事だから…本当、よくよく考えて行動しよ?本当に無理に焦らないでいいから…。これはお母さんの本心」
長男「…ごめんね。こんな心配ばかりかける息子で… だけど俺は俺なりに考えてるって事だから。ま、そーゆー事だからさ」
なんだか
一気に子供が本当に巣立っていくのが
現実味を帯びてきたな…と
いつの日か長男が巣立ち…
そのうち長女、次男、次女…と
どんどん巣立っていくのかな。
そのうち夫が病気で倒れたりして
本当にこの家に私1人になる現実が
来るのかもしれない。
そう思ってたら
すごく悲しい切ない気持ちに
なってきちゃったよ…