突然の長女の大泣きに


正直、すごく戸惑った私不安あせる



しかも『全てが嫌になった』と言われ、


部屋の物をほぼ全て捨てようと


している長女を見て、


気持ちに余裕の無さを感じた。



長女が大事にしていた物や


お気に入りの物まで全部


袋に詰め込んで…




長女「もう、やだよぉぉ…悲しい やだよ…もう全部がやだよぉ…  うぅぅ……悲しい




そう言って泣く長女を見て


私はとても不安な気持ちになった不安あせる




この感じ…



あの時の長男と姿が被る…。




少し待って長女が落ち着いてきたから


話を聞いてみた。




私「本当に急に…いったいどうしたの?えー?あせる



長女「…わ…かんな…、わかんない…自分でももうよくわかってないんだけど、涙が止まらなくなっちゃった…えーん




落ち着いたかと思ったら


またまた泣き出す長女。




私「…うーん…仕事…つらいか?キョロキョロあせる



長女「…うん…つらい…えーん



私「そっか…。うん…まぁ、長女は仕事に関して弱音を吐かずにここまでよく頑張ってきたなってママも思うよ」



長女「…職場が嫌いなわけじゃないんだよ…パートさん達もみんな優しいし、大好きだし…ショボーン



私「…でも、そんなになるほど仕事がつらいんでしょう?えー? じゃあ辞めるしかないんじゃない?」



長女「辞めてどうするの?今のところ、やっと入れた場所なんだよ!?えーん 私には他に行くところなんか無いんだよ!」



私「そんな事ないって…アセアセ 探せばまたいくらでも…」



長女「ママだってわかってるでしょう?!ぐすん支援学校を出てるっていうだけで世間の目からは結局は『使えない奴』って思われるんだよっ!!悲しい 簡単に雇ってもらえない!世の中、綺麗事ばっかじゃないって…」



私「そんな事ないって!あんぐりアセアセそれに先生も言ってたじゃない?もし仕事探しに困ったらハローワークに専用窓口があるからそこで相談してみろって…」



長女「無理!私は医者からも国からも障害者認定されない障害者なんだよっ!悲しい だからみんなは貰えてる障害年金だって貰えない!」


 「だけど紹介される場所は障害枠のところばかり!!支援も無く障害枠で働いたらそれこそ自由になるお金なんか無い!!そんなの絶対にやだ!」



私「…長女…ショボーンあせる



長女「…でも今の私には何の支援も無い…。何の支援も受けれない支援卒の私にとっては転職は簡単な事じゃないんだよ…」



私「…それでも、心が完全に壊れてからじゃ遅いと思うよ?ママは…。とりあえず有給取ってしばらくお休みするとか…えー?



長女「休み取ったから何?休んでも何も変わらないよ…ショボーン それに、なんの理由も無しで休みたくない。休めない!」



私「ちょっと情緒が安定してないって事を伝えてみるとか…」



長女「そんな事言ったら余計に『やっぱり障害があるから…』って目で見られる!そんなの嫌だ!」



私「別にそんな風には見られないって…タラー



長女「見られるのっ!!わかるのっ!!悲しい




かなり卑屈になっている長女に


これ以上、何をどう言えばいいのか、



何をどうする事が正解なのか


私もわからなくなってしまった。




すると長女は


今現在の仕事場での状況を話し始めた。




長女「やっぱり私なんかどこへ行っても役立たずなんだな…誰も私の事なんか必要としてくれないんだな…って…ぐすん



私「え?アセアセ 何?誰かにそんな事言われたの?」



長女「…違う。言われては無いけど…。人事異動で店長と副店長が変わってから私…全然仕事もらえなくて…」



私「そうなの?アセアセ



長女「うん…。しかも、仕事もらえなくて手のあいてる私がいるのに『人が足りない!』とか言ってバイトの募集かけ出すしさ。…でね、最近新しい子が2人入ってきたの…ぐすん



私「そうなの…」



長女「ただでさえ仕事無くて私が困ってるのに、2人も入れてどーするんだろう?って思ってたら、その2人にはたくさん仕事あって…私と同じ担当部署なのにその2人には私がやった事のないような仕事さえも全部教えて任せてもらえて…ショボーンあせる



私「長女にはその仕事、やらせてもらえないって事?アセアセ



長女「うん…。新しい店長も副店長も、私が支援卒だって事で絶対に馬鹿にしてる…悲しい  応援が必要な時も私じゃなくてその2人を呼び出したり…私の方が先輩なのに…みじめもいいとこ…」



私「そうだったのか…ショボーン 『何か私にも仕事下さい』ってお願いしてみた?アセアセ



長女「したよ…何度も相談したりしたショボーンあせる だけど今の副店長が『この子(長女)にはあまり仕事押し付けないよーに!』とかみんなの前で言い出すから、余計にみんなも私に気を使っちゃって仕事くれないし…」



私「仕事がなくて困ってるって相談してるのに、逆に仕事をなくすような事をみんなに言うってどーゆーこと!?滝汗



長女「だから、つまり『この子(長女)には障害があるから変に任せて失敗されたら嫌だから極力お仕事頼まないでね』って事を言いたいんだと思うぐすん …すんごいムカつく…えーん



私「うーん…だとしたら最悪だな…えー?アセアセ



長女「昔からいるパートさんとかは私の事をよく知ってくれてるからちょこちょこお仕事くれるんだけど、私が仕事してると副店長が来て『あ、君はソレやらなくていいから!』とか言ってくるし…ぐすん で、また新人さんにお仕事取られたし」


 「邪魔扱いされて仕事無くなって、次に何すればいいか聞いたら『じゃあ、売り場ウロウロしてて!仕事やってる風でいいから』って言われてレジに入るまでの時間、売り場作業が2時間あったんだけど

結局その2時間、何もせず売り場をウロウロ…苦痛すぎるよ…悲しい



私「確かにそれはキツイな…真顔タラー



長女「最近そんなのばっかりで、『あ…もしかして私に辞めてもらいたいのかな?』って思い始めてきて…。そしたらどんどん自信無くなってきちゃって…人に会うのも怖くなってきて…悲しい




とめどなく長女の目から


溢れこぼれ落ちる涙…



泣いても泣いても


長女の涙は止まらなかった。