クリスマスイブの夜に


家族でそれなりのパーティーをして、


その後は長男、長女、私


の3人で晩酌タイム生ビール日本酒赤ワイン



夫は食べ終えた後、すぐに寝ちゃった。



…ていうか、


夫が寝た後は平和だわぁニヒヒ花



アレして、コレして


横からワーワー言われなくて


済むからねアセアセ



夫が寝てくれてやっと


ホッとひと息つく私ぼけー




長男と長女とは


赤ワイン飲みながら話をしていくうちに


昔の思い出話へ…。



長男と長女がまだ幼かった頃、


夫は今よりももっと友達優先で


朝帰りとかザラにあったんだけど、



私も私で若かったのもあって


そーゆーのが本当に許せなくて


相変わらず喧嘩ばかりだったわけ煽り



で、



夫「れもんも遊べばいいじゃん!」



なんて言われた事もあったけど


幼い子2人もいて母親の私が


簡単に遊べるわけないっつーね!むかつき



だけど、やっぱり夫ばかりズルい!って


考えがあって、


しばらくしてから私も


ウチに実母に来てもらったり、


夫がいる時は夫に


子供2人のめんどうをお願いしたりして


私は遊びに出かけるようになって


ストレス発散するようになったんだよねうーん



まぁ、私の場合


本当にしょっちゅうじゃなくて


たま〜にの息抜き程度にね。



その当時、しばらくしてから…



私が1人で出かける時には


長男と長女から



「ママ!行かないで!!お願い!行かないで!」



と泣きつかれるようになって…



私は子供ならではの


後追いだな、くらいに思っていて



もちろん後ろ髪を引かれる思いだったし、


行くのを躊躇ったりは


よくあったんだけど、



だけど約束があったりで


行かなきゃいけない状況などを


うまく説得して家を出たりしていて…




晩酌の時にその頃の話になって


長男と長女が


その当時の事を



長男「あの頃、別にお母さんが遊びに行くのが嫌だったとかじゃなかったんだよねうーん



長女「うん…パパがね。ママがいない時のパパは本当に最悪だったから真顔



長男「お母さんが出かけた日のパパ、マジでやばかったんだから!アセアセ 今だから言えるけどさ、もう俺らの事を殴るわ、蹴るわ…



長女「私なんて何回殴られたか…。ママが出かけた日、パパが帰ってくるのが怖くて怖くて仕方なかったショックアセアセ



長男「俺だって何度も殴られながら『絶対にいつかコイツ(夫)より大きくなってやり返してやるからなっ!!覚えてろよっ!!クソ!!ムキームカムカ』ってずーっと思ってたもん真顔



長女「暴力もひどかったけど暴言もひどかったしね…」



長男「そう!ママがいない事をいいことに、無茶苦茶な理由つけては殴ってきやがってなタラー いつも『早くママ帰ってきて!!』って思ってたな、当時は…ショック


「おばあちゃんがいる時はおばあちゃんがその都度お父をメッチャ怒ってくれてたけど、お父はやめなかったし…」




私はこの話を聞いて


あまりのショックに


しばし思考が停止する思いだったガーン



いや…まさか…



そんな…



夫が暴力??



子供たちに??



そんな馬鹿な…ガーンガーンガーン

(実弟だけじゃなかったなんて…)



夫は間違っても


子供たちに暴力なんて振るう人では


なかったと認識していたのに…




私「夫…なんて事を…不安




今更ながら夫に対して


強い憤りを感じながらも


長男と長女の話を聞いていた。



当時、そんな事が起きていたなんて…




自分が全く知らなかった


残酷な真実を


聞かされるのは



本当にあまりにも


ショックが大きかった。




私「でも、なんで?不安 なんでその時に言ってくれなかったの!?ママ全然知らなかったよ。言って欲しかったよ!言ってくれたらママだって…」



2人とも、声を揃えて



長男「言えるわけねーよ!」


長女「言えるわけないじゃん!」



長男「言ったらお父に後で何されるか…ショボーンあせる



長女「普通に怖くて言えないから!ガーンアセアセ



私「それでずっとずっと私に黙ってたの?不安 じゃあ、おばあちゃんは!?おばあちゃんからもそんな話一度も聞いた事なかったわよ?アセアセ



長男「それは…」



長女「それは私とお兄ちゃんが必死におばあちゃんにお願いしたから…ショボーン 絶対に絶対に何があってもこの事はママには内緒にして!!って…」



長男「…本当に怖かったんだよショボーン 俺も長女も…。あの豹変したお父の事をお母さんに知られたら俺らお父に殺されるかもっていう恐怖がすごかったから…」



私「…………アセアセ



長女「アザとかママに聞かれても一生懸命ごまかしてたしねにやりアセアセ



私「…………」




時間よ… 巻戻れ…



今すぐ当時の夫を


ぶん殴りたい…



本気でそう思った。



それと同時に長男と長女には


なんてひどい幼少期を


過ごさせてしまっていたんだ…えーん



今すぐ当時に戻って


長男と長女に謝りたい!ぐすん



助けたかった。



助けてあげられなかった。



…という


後悔の念が


ひどく押し寄せてきた。