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※長男が小学4年生の頃(過去)のお話です。
そして、そんな話を聞いてから
(※B斗くんの家が家賃を約1年分滞納していて、いよいよ出て行ってもらおうとしていると言う大家さんからの話)
案の定、冬休みに入った直後、
B斗くんのお母さんがウチを訪ねて来て、
まさかのお金の相談をしてきたのだった
嫌な予感はしていたけど、
『まさかね』とは思っていたが…
B斗母「〇〇〇さ〜ん(私)!聞いて下さいよ〜 私、本当に全っっ然頼れる場所がどこも無くてお金も無いのに、アパート追い出されそうなんです ピンチなんですよぉ〜」
………
とりあえず何も知らないフリして
話を聞く事にした私。
私「なんでそんな急に追い出されるなんて話に…?」
B斗母「…ちょっと体調不良が続いてパートのお休みとか多くなってしまって お恥ずかしい話ですが…実は家賃を3ヶ月分くらい滞納していまして…」
ん?
3ヶ月分…?
あぁ…
さすがに1年分滞納してるなんて
恥ずかしくて言えないってワケね…
私「でも、3ヶ月分くらいなら〇〇〇さん(アパートの大家)に事情を話して、とりあえず今後は一切滞納せず、今までの滞納分は少しずつでもお支払いすれば話聞いてもらえそうですけどね 〇〇〇さん(アパートの大家)優しいし…」
B斗母「いや…あの…なんかそれが…結構無理そうで… とりあえず1ヶ月分だけでも払えばまだ待ってくれるみたいで…」
私「はぁ… そうですか」
B斗母「…お願いしますよぉ 私、もう頼れるの〇〇〇さん(私)しかいないんですよ! とりあえず1ヶ月分の5万円でいいので!」
私「へっ!?」
B斗母「お願いします!!5万円貸してください! ウチには今、その5万円が用意できないんです!お願いします!」
……は?
え?
この人、正気か??
いくら何でも
子供のお友達の親にいきなり
『お金貸して下さい』
なんて言う馬鹿いないだろ…
(しかも5万円なんて結構なお金じゃないか??)
私「あー…いやいや… やはりお金の貸し借りはちょっと…」
B斗母「そんな事言わずにぃ〜!お願いしますよぉ!私と〇〇〇さん(私)の仲じゃないですかぁ〜!」
この人(B斗くんのお母さん)
絶対に何か勘違いしてる!
そりゃ、同情して
優しくしていた事はしていたけど、
私が優しくしていた理由は
B斗くんに同情してただけであって、
別にその親と仲良くなろうとしてたとか
そんなんじゃないのに…
私「…申し訳ないですけど、家賃の滞納が続く程お金に困ってるんですよね? 失礼ですけど…こちらが貸したところで返せるアテなんか無いんじゃないですか?」
B斗母「そんな事ないです!ないですっ!絶対にすぐにお返ししますからっ!」
私「期待持たせるのもアレなんで…ハッキリ言いますけど、ウチは無理ですよ?」
B斗母「そんな事言わないで下さいよぉ〜私たち追い出されたら次に行くアテも無いし、引っ越しするお金だって無いですし…。〇っくん(B斗)が可哀想だと思いませんか?」
子供を盾に
お金を借りようとしてくるとは…
この人、本当に
救いようが無いな…
とにかくその後も何を言われようと
私は断り続けた。
最後はしゅん…となる
B斗くんのお母さんを見て
少し可哀想にも思ったけど…
私「あの…やはり離婚しているとは言え、それだけ困っているなら〇っくん(B斗)のお父さんとも真剣に相談された方が…」
B斗母「…あの人は……たぶん、もうしばらくは会えないと思うので…」
私「??」
そのあと、ついにあきらめて
素直に帰って行ったB斗くんのお母さん。
そしてB斗くんのお母さんが帰ったあと、
公園からウチへ戻ってきた
長男やらお友達たちの中に
B斗くんもいて…
B斗くんに声をかけた。
私「ちょうどさっきお母さん来たよ」
B斗「ふ〜ん お母さん、なんか言ってた?」
私「…… あのさ、〇っくん(B斗)お引っ越しの話とか出てた?お母さんと…」
B斗「…うん だけどお母さんが『たぶん引っ越ししないから大丈夫』って言ってたよ」
そんな話をしていたら
長男の友達たちがみんな
「え?お前(B斗)、引っ越しすんの?」
「え?転校?」
「どこ引っ越すの?」
と、ザワつき始めたが…
B斗「だから引っ越ししないってば!! 『するかもしれない』って話が少し出ただけだから」
B斗くんが今の本当の現状を
知るわけもないか…(ま、子供だしね)
もし本当に引っ越ししたらしたで、
これでB斗くんともお別れ…か…。
(今の段階では引っ越し濃厚だしな)
引っ越し先でもB斗くんは
ネグレクトやDVによる虐待を受けながら
誰からも気づかれずに
過ごして行くのかな…
せめて父親からの暴力からは
解放してあげたい。
けど、これはチャンスかもしれない。
もし、遠くに引っ越しするのであれば
そのタイミングで学校に相談して、
転校先の学校側に
報告しておいてもらう事にしよう。
そんな事を思っていた。
帰りがけにもB斗くんに話しかけた。
私「そういえば…〇っくん(B斗)、最近はお父さん来てないの?」
B斗「うん。…お父さんとは…たぶんもうしばらく会う事ないってお母さん言ってるし…」
私「……そっか…」
(会ってないと聞くだけでなんとなく安心感)
B斗「…あのね、お父さん捕まった」
私「は!?」
思いがけないB斗くんの言葉に
とてもびっくりした私なのであった