たくさんのコメントや『いいね』が大変励みになっています♪ありがとうございます! それぞれの小学校に支援級はありますが、あくまでも支援学級や支援教室、通級などは全て内容が異なり、通常級と支援級を行ったり来たりできるのは支援教室の方なので特別支援学級ではそれは基本できませんでした。すべての支援のクラスに対して呼び方は一律で『支援学級』となっている場合もありますが内容が全く違うのです(現在は地域などでまた制度が違うところもあるかもしれませんが)。ご理解頂けると幸いです。しかしコメントを読んでいると本当にあちこちで支援学級内のシステムが違うようなので私自身が驚いております。『ほ〜。今はそうなのかぁ…』と頷きながらありがたく読ませて頂いております。ちなみに支援学校は小学校とは全く違う建物で障害児支援を全面にやっている場所(学校)です。残念ながら長女の通っていた特別支援学級は『情緒』や『知的』など分類される事なく全て一緒になっていました。では続きです
長女が支援学級に入ってからは
保護者の参観、
保護者同伴の調理実習や会合、
遠足(校外学習)、宿泊などなど
通常級よりとにかく年間行事が多い
目まぐるしく時間が過ぎていく中で
長女は相変わらずお勉強は足し算、引き算、
カタカナなどの書き取りを
延々とやっていた。
このころから通信教育なども始めたが、
年齢相応の部分を勉強しようとするも
何せ義務教育を受ける場である
小学校で学んでいない箇所ばかりで…
そうなるといくら私が横で教えても
長女の集中力もあまり続かず
近くにある塾からは
『支援学級に通っている』と聞いただけで
受け入れ拒否されてしまったり
支援学級に行って初めてわかる現実。
前の学校にいた先生方は皆、
『今の世の中は支援に対して理解がある』
『差別など一切無い!』
と豪語していたが、
実際は差別的なものを
私自身が感じていたので、長女は
特に感じていたかもしれない。
長女が4年生の後半に入った頃、
Oくんのお母さんと一緒に
頻繁に何度も支援学級の先生と話をして
カリキュラムの見直しや
勉強のやり方などの見直しを
要求したりもした。
クラス内での『知的』や『情緒』の
分類も訴えたりもしたが
それもどうやらかなり難しいと…
でもそんな中、
支援学級の先生たちは皆、
私とOくんのお母さんの
意見や気持ちを必死に
受け止めようとしてくれていた。
いろいろ変えていく事は難しいという中で、
Oくんのお母さんからの提案で
まず閉鎖的な支援学級のクラスと
通常との交流を増やす事を強く要求した。
なかなか普通に会話をできる子が
少なかった、というのも理由の1つ。
そんな話をしていた後日、次のクラス会で
支援学級の先生たちがこの議題を持ち出し、
保護者たち全員と話し合いが行われたが…
Bくん母「私は反対だ! なんでわざわざ通常の子らと余計に関わらなくちゃいけないの!今の体制でいい!今で何も問題ない!!」
と、案の定Bくんのお母さんが
大反対だった
M先生「まだ上と掛け合っていないので何とも言えない状況ではありますが… けど、通常との交流を深める事がその子のためにもなるお子さんもこの中にはいまして…」
Bくん母「わかるわよ!どうせ〇〇〇さん(私)でしょ? この前、学習内容がぁ〜…とか言ってたもんね!」
ドキッ!!
Oくん母「あのっ…! ハイ…私も交流を増やすのは賛成なんです!このまま閉鎖的で、何も刺激を受けずに子供が成長していく事に不安があるので…」
すかさずOくんのお母さんが
援護射撃を出してくれた
Bくん母「な〜に?なぁ〜にぃ〜?アンタら(私とOくんの母親)新しく入ってきた者同士の2人じゃないの! なんなの!? この学級を崩壊させに来たのか!?」
Z先生「ちょっと!ちょっと!!喧嘩腰はやめましょう!喧嘩腰は…」
M先生とZ先生はオロオロしていて
他の2人の担任の先生のうち1人は
ただ黙って見守り、もう1人の先生は
ノートにいろいろ書いていた。
Oくん母「〇〇〇さん!(Bくんの母親)そんな言い方無いでしょう?そちらにも言いぶんがあるようにこちらにも言いぶんがあるんです」
Bくん母「なんの言いぶんがあるってのよ! だから前にも言ったでしょう!?学習やら交流やらそんなんが必要ならとっとと通常級に行きな!!って。元々アンタら(私とOくんの母親)通常にいたんでしょ?戻りなよっ!」
M先生「…ですから、みんなそれぞれ事情がありまして…」
(重度自閉症の女の子のお母さん)
「でも、交流増やすったって…ほら、うちの子はコミュニケーションが取れないから…」
Bくん母「ほらねっ! アンタら(私とOくんの母親)が自分達中心に考えて勝手な行動されてもこっちは困るのっ!!わかった!?」
Oくん母「お言葉ですけど…そこまで言うならお互い様じゃないですか? だいたいそちらだって支援学級じゃなくて支援学校っていう選択肢だってありますよね?」
Bくん母「あぁん!? あとから入ってきておいて偉そうに!こっちにも都合ってもんがあんのよっ!」
Oくん母「それはそちらの都合でしょう?こちらにもこちらの都合があるんです!」
Z先生「ストップ!スト〜ップ!!」
先生が大きな声で制止をして
一旦口論がおさまったが
それにしても、
みんなの意見を聞き入れながら
手厚い支援を行なっていく…
こりゃ、先生方もなかなかに大変だな…
そう思った