長女が学校から帰宅してきて


玄関から長女の声が聞こえた。




長女「ただいまー!」



私が玄関にいくと


そこには案の定Uちゃんも一緒に立っていた。




私「あぁ!おかえりニコニコ




Uちゃん「ねー!見て見てー!爆笑笑い〇〇ちゃん(長女)のママー(私)!! 今日もね、学校でみんなとシール交換したのー♪ 可愛いでしょー?ラブラブ




Uちゃんは本当に人懐っこいニコニコあせる



可愛いシールをたくさん私に見せてくれた。




私「へぇひらめき 可愛いねぇ。今、みんなこんな可愛いシール持ち歩いてんの?」



Uちゃん「はいニコニコルンルン あ、でもぉ、〇〇ちゃん(長女)だけいつもシール持って来ないからシール交換ができないんですぅアセアセ お願いしますお願いキラキラ 〇〇ちゃん(長女)にもシール買ってあげて下さい!」




そしてちょっと図々しくもある…ニヤニヤ汗




まぁ、普段からこんな感じのUちゃんだが、


子供だし悪気ない子なんだろうな


という印象。



長女の言う通り、いつも明るくて


ニコニコ笑顔の可愛い女の子だニコニコスター




私「あ、ちょっと〇〇〇ちゃん(Uちゃん)にお話があるんだけど、いいかな?あせる



Uちゃん「………真顔



私「なんかね、〇〇(長女)と手をつないだりとかした時にその…ちょっとつねっちゃったりとかって…記憶にある?」



Uちゃん「………しょんぼり



私「あ、別に怒ってるとかじゃないんだけどアセアセ 〇〇(長女)がつねられるの痛いって嫌がってるから、もし無意識でやっちゃってたとしても次から気をつけてやめてあげてくれるかな?ニコニコあせる



Uちゃん「……うん…しょんぼり




なんとなくその時はちょっと


浮かない表情をしたUちゃんだった。




そんな話をした直後、


Uちゃんは突然長女に抱きついて


明るいトーンで



Uちゃん「え〜んアセアセ ごめんねぇ!!爆笑〇〇ちゃ〜ん(長女)!!わざとじゃないんだよぉ〜!ちょっと癖でやっちゃっただけなの!ホントごめんね〜!!何?痛かったのぉ??お願いあせるおーよしよし!!」



と言って長女の頭や腕をなでなで。



え〜!!驚きアセアセ



そんなテンションなんだ…アセアセ




と思いつつも、



まぁ、やっぱり子供だしなニコニコあせる



これを機にやめてくれるだろう



そう簡単に考えていた。




Uちゃんになでなでされながらも


長女は普通に笑っていた。





その後、長女は普通にUちゃんと一緒に


朝、学校へ行くようになったのだが



また数日もしないうちに


長女の顔が曇りだし…



長女「なんかもう学校行きたくないショボーン



と言い出すようになったえー?




私が理由を聞くと




長女「…〇〇〇ちゃん(Uちゃん)が私の物をすぐ『交換しよ』って言ってきて、断っても無理やり交換しちゃうの…」


「今日もママに新しく買ってもらったお気に入りの消しゴムを勝手に交換されて…」

(可愛い消しゴムを買ってあげた)




と、ランドセルをあけて筆箱を取り出し、




使い古した小さな白い消しゴムを


私に見せてきた




長女「コレになっちゃった…ぐすん




私「えぇ〜!?アセアセ それはさすがにちょっとなぁ〜…えー?もやもや



長女「ダメって言っても全然聞いてくれないし…この前ママに言われたのにさ、まだたまにつねってくるし…ぐすん



私「は?アセアセ 何?まだつねったりとかしてくるの?」



長女「うん。前ほどじゃないけど…ショボーン  でも最近は何でも交換交換で嫌になってきた。これじゃ私の物が全部〇〇〇ちゃん(Uちゃん)の家の物になっちゃうよ」



私「うーん…真顔汗 なんかさ。ちょっと〇〇〇ちゃん(Uちゃん)には悪いけど、少し距離取った方が良さそうな子だね」



長女「でもまた朝とか毎日来るよ?ショボーン



私「それはママからまた話しとくよ」



長女「……わかった」




なんとなく毎日長女の事を


心配する日々。



Uちゃんには朝、


しばらく長女と一緒に行けないと言い、


Uちゃんまで遅刻されるのはマズイから


朝はうちに寄らずに


直接学校へ行って欲しい旨を伝えたが


毎日来る事をやめずに



Uちゃん「大丈夫です照れ 早く準備させて下さい。待ちますから〜」



と、毎日家の前で時間ギリギリまで


待つUちゃんガーン



結局ギリギリの時間で


私がUちゃんに言って先に行くよう説得して


…で、長女は1時間目も遅刻する汗


というような私の精神が削れるような


状況が続いたゲロー