特に私にやたらと
質問してくるのが
番長ママの取り巻きのCさんだった
Cさん「…てかさぁ、運動会の時に見たんだよねぇ、私! アンタ(私)の旦那 ずっと横にいた人、あれそうでしょ?」
私「あぁ… まぁ、一緒に観に来てはいましたけど…はは」
Dさん「あー。私も見た見た!メッチャ若いよね?〇〇〇さん(私)の旦那さん!」
私「はぁ… 私と同い年ですけどね…」
番長ママ「あたしゃ、てっきりアンタ(私)の旦那は20代前半でアンタ(私)は30代前半かと思ってたわ〜 同い年に見えないって!」
一同「あはははは」
「失礼すぎだってば〜!あはは!」
…くっそ〜!
老けてて悪かったな!
Cさん「けど、マジメにアンタ(私)の旦那さんカッコイイよね〜 何?何?どーやって捕まえたのよ〜?」
Dさん「あー!私も思った!カッコイイよね!馴れ初め聞きたぁ〜い!」
私「え…えー…?」
ほぼ面識しか無くて
全く仲良くも無い人たちに
事細かく言う事にかなり抵抗があった私
なんとなくはぐらかしても
とにかくしつこい!
私「まぁ、仲が良かった男友達の中の1人だったって感じですよ」
と、仕方がないので渋々、
ザックリとした返答をした。
すると更にグイグイ聞いてくるCさん
Cさん「で?告ったのどっちから?」
「もしかして初めての彼?」
「その時から結婚意識してたの?」
「つき合って速攻でヤッちゃったの?」
「ヤッたのって旦那が初めて?」
と、デリカシーの無い質問まで
どんどんヅカヅカと聞いてくるCさん
他のまわりのみんなも、まるで
野次馬状態で『聞きたい♪聞きたい♪』と
いわんばかりに身を乗り出す
そして散々私にだけ語らせておいて
(言いにくい事はなるべく濁して…)
私も癪なので聞き返した
私「…で?〇〇〇〇さん(Cさん)はどうなんですか?旦那さんとの馴れ初め…」
Cさん「え?え!?私!?え〜私は…」
「ひみつぅ〜」
まわりのみんなが笑う。
「あははは!」
「ひっどぉ〜い!!」
「それは可哀想だってぇ!」
Cさん「言うわけないじゃーん そんな仲良くも無いのにさぁ」
番長ママ「やっぱりアンタ(私)、頭悪いよね?普通話さないって!」
私はひどいショックを受けた
もうすでに始まっていたのであろう
いじめのような展開
ザックリとはいえ、
なんでもかんでも聞かれた事に
こたえてしまった事に
すごく後悔をした
そして私はこれを機に誓った!
今後二度と
どんなに馴れ馴れしく話かけられても
どんなにしつこく聞かれようと
深い話などの身の上話は
仲良くない内は絶対に
いっさいやめようと…
私はいろいろ考えた。
なぜここまで私が標的になるのか…
心当たりはあった。
一番年齢の若い私の事を
イジリやすいっていうのもあるのかな?
とも考えたけど、
たぶん一番の原因は別にあるのだろうと
私は考えた。
けど、それ(別の理由)が原因で
まさかこんなにも
ママさん達からネチネチと
攻撃されるとは思わなかった。
私はまだまだママとして
未熟だったのかもしれない。