続き




夜、長男が部屋から出てきたタイミングで


夫が長男に話しかけた。



夫「…ただいま」



長男「おう…おかえり」



そこで私の目の前で


夫と長男が話し始めたキョロキョロ




長男「…で?仲直りはしたんか?」



夫「いや…仲直りとかそういうんじゃなくて…。俺が出て行く事になったから」



長男「…いつ?しょんぼり



夫「それはまだこれから…」



長男「お父はそれでいいんか?」



夫「………良くは無いけど…本当に今すぐ仕事辞めるわけにいかないし、平行線だから…これ以上はお前ら(子供達)にも迷惑かかるし」



長男「迷惑って…。笑  迷惑かけてんのはじいじ(義父)じゃん」




私はただ黙って2人の会話を聞いていたキョロキョロ



長男は不器用ながらも


なんとなく夫を引き止めたい感じが


私には伝わってきたショボーン




夫「同じ事だよ。俺がここにいたらこの先もずっと親父(義父)と関わる事になるし…」



長男「お父はさ、じいじ(義父)から離れようと思わんの?なんで?」



夫「俺だって離れたいよ。…ほんとは辞めたいし…今の仕事。だけどいろいろ理由があって無理だから…」




なーにが


『いろいろ理由があって無理』なんだかチーン



結局、復讐だ何だ言ってて


『俺の計画が…』とか言ってさ。

(しょーもない事ばっか考えてるしショック)



理由をつけながらも、結局義父の場所が


夫にとって居心地がいいだけじゃないのよしょんぼり



そりゃね、


夫からしてみたら義父は所詮身内だし。



育ての親である事には変わりはないわけで…。



それに身内の元で働くって、


他のところで働くよりはなんだかんだで


働きやすいんでしょうね…しょんぼりもやもや



しかもこの先義父


いずれまたバチバチ💥の関係になるのが


目に見えてるしねしょんぼり汗



どっちを敵に回したら怖いのか


夫はよくわかってるんだろーなえー?もやもや




もうここまでくるとそういう


ネガティブな感情しか湧いてこないショック




長男「…お父さ、お母さんの事を嫌いって言ったって本当なん?」



夫「…いや…俺から『嫌い』とは言ってない」




はぁ!?滝汗



私「ちょっと!!あせる ちゃんとハッキリ言ったじゃない!イラッ 私が『大嫌いなんでしょ?』って話したら『うん!そうだ!』って…」



夫「いや、俺はそんな事は言ってない!お前(私)に「そうかもね」って返事をしただけだイラッ



私「はい!?滝汗  同じ事じゃん!」



夫「同じじゃない!それに俺はお母さん(私)から『この家を出て行け!』って遠回しに言われたからな…もう仕方ないんだ…』



私「はぁ!?滝汗 そんな事全く言った覚え無いんですけど? アナタ頭、大丈夫?イラッ



夫「言われた」



私「言ってない!滝汗



夫「言われたのっ!!」



私「言ってないって!!ムキー




本当に夫の言ってる事メチャクチャだしチーンアセアセ



なに?



もしかしてあれですか?滝汗



記憶障害とか二重人格みたいな?


はたまた統合失調みたいなやつですか?滝汗



本当に真剣にそんな気さえしてくるショックうずまき




私と夫がそんな言い合いをしてたら



長男「なんだ…いつものただの喧嘩かぶー 心配して損したわ」



と、少し安心したような顔でそう言ったキョロキョロ



しかし夫が


夫「いや…今回は本当に離婚する事になった。お母さん(私)と話がまとまったから…。準備できたら俺が家を出るから…。本当ごめんな…」


と、長男に言ったのだショボーンあせる



長男「お母さん!お母さんも本当にいいの?お父、本当にいなくなっちゃうよ?」



私「お父さんがそう決めたんだからしょうがないんじゃない?しょんぼり



私も私で素直じゃないから


そう言うしかなかった。





長男「わかったよ!イラッ 2人がそんなんならもう勝手にすればいいよっ!ムキー 俺はただ、今の家族がいれば良かっただけなのに…」



 「お父とお母さんがそんな勝手なことするなら俺だってもう好きにさせてもらうからっ!ムキー



私「え?!滝汗 ちょっと!〇〇〇(長男)!アンタこんなんでまた変な事考えないでよっ!?ガーン



長男「こんなの…じゃねーよ。俺にとっては…ぐすん  もう…いいよ…。もう十分だ…もうツライとか苦しいとか疲れた…」



 「昔から親のこの『離婚』ていうのがいつ来るかいつ来るか…明日かもしれない…来年かもしれない…家族が終わっちゃう!って何度も恐怖だった俺の気持ちなんかわからないよっ!!」



と涙を流して怒った長男は


自分の部屋のドアを思いっきり閉めて🚪ハッ


また中に入っていってしまった…笑い泣き