更に時は流れ…
小学6年生になった私とJくん。
この頃にはJくんとは
ほぼ他人のようになっていたけど
私は密かにJくんに想いを寄せていた
私は背の順でも1番うしろ。
6年生で160センチだったけど
この身長で1番うしろってのは、
うちの学校は女子の平均身長は
低めだったのかもしれない
同じようにJくんも背の順で1番うしろ。
当時で身長178センチはあったと思う。
この身長差も私のドキドキポイントだった
小学6年生になると
大イベントである林間学校があった。
キャンプファイヤー🔥での
フォークダンスの練習で
男子は女子と
女子は男子と手をつなげる
一大イベントに
まわりの興奮度も絶好調‼️だったなー笑
男子もワイワイ騒いでて
女子もキャーキャー言いながら
両想いであろう男子と女子が
お互いに
「えー!お前と手つなぐのかよー!笑」
「なによー!私だってあんたなんか!」
とか、なんか嬉しそうにしてたり。笑
そんな中、
私は私でひっそりとドキドキしていた
Jくんと手をつなげるターンになるときとか
もう本当にドキドキ💓しっぱなしで
かなり舞い上がってたのを覚えてる。
なんとも思ってませんよ〜アピールするの
必死だった。
そんなフォークダンスの練習中、
今でも覚えているドキドキエピソード。
ある日のダンス練習中の時だった。
もうすぐJくんとのターンだ
というとき、
Jくんのふたつ前の男子が
私と手を繋ぐことを拒否したのだ。
手を引っ込めて
手を繋ごうとしない。
まぁ、小学生の頃は
こーゆーのあるあるよね。
よほど私と手を繋ぐのが嫌だったんでしょう。
私の前の女子とは手をつないでたから。
その手をつながない間の時間て
まわりが手をつないでいるせいか、
すごく長く感じたなぁ
そして次の男子のターン。
Jくんの1つ前の男子。
立て続けにこの男子も
私と手をつなぐことを拒否。
連続で拒否された
手をつないでくれない男子、
別に好きでも嫌いでもなかったけど
すごく悲しくなったのを覚えている。
しかも連続して拒否されるというのは
かなりショックだった
次、Jくんとのターンなのに
すごくウキウキしてたのに
急にJくんとのターンに臆病になった💦
流れでJくんにも拒否されたら…
とか思ってて
いざJくんとのターンに突入。
私は
ドキッ
とした。
強くしっかり両手を握ってくれたJくん。
そしてJくんと踊る。
私の手を握った瞬間にJくんが
Jくん「あんなの気にすんな!大丈夫だ」
と、顔を近づけて
そう言ってくれたのだ
私はJくんとのダンスで
ただでさえドキドキしてるのに
その言葉をささやいたJくんに
さらにドキドキしてヤバかった!
しかも、手をつなぐのを
拒否されてた私を
しっかり見て気づいてくれてたなんて…。
その時、さっきまでの辛さが
嘘のように消えた。
そしてダンスの練習が終わったあと
男子たちと笑いながら
ふざけ合ってるJくんを見た。
大好きだ…
って思った。