夫が帰宅。



私「どーゆーこと?」


夫「何が?」


私「買い物のわりにはずいぶん遅いね」


夫「ちょうど店の前で〇〇(友達)に会ったから話してた」


私「で?携帯、車に忘れたらしーね」


夫「うん…そう。忘れた」


私「届けにきてくれたんだけど」



夫「へー、そーなんだ」



私「どーゆーこと?女の人が来たんだけど」



夫「なに?いきなり来たの?」



私「あなたに電話したらその女が出た」



夫「へー、出たんだ」



私「出たんだーじゃないわよ!なんで女が電話に出るんだよ!って話よ!」



夫「俺が携帯忘れてったからじゃない?」



私「違う!!そーゆーことじゃなくて、なんで女が一緒にいるんだ!?ってこと!!」



夫「だって一緒に行ってるから」




私「私に嘘ついてたんだね…ずーっと…悪びれもなくずっとずっと嘘ついてたんだね!」



夫「……」



私「なんか言いなさいよ!黙らないでよ!」



夫「…嘘ついてたのは悪かった。けど俺だって寂しかったんだよ。毎日毎日〇〇〇(私)は子供中心だし、あのコは俺の話をよく聞いてくれる。ただそれだけだ」



カチンっ‼️💢



私「私だってあなたの話聞いたりしてたじゃない!よく言うよ!悩みとかなんでも言ってって言っても言わないのそっちじゃん!!その言えない悩みをそのどこぞの女にはするのかっ!?💢」



もう怒り爆発💥だった。




私「だいたい子供中心って何よ!!親になったんだから当たり前でしょ!!親になったら子供優先になるのは当然でしょ!何わけわかんないこと言ってんの!?」



夫「ほらー…、〇〇〇(私)はいつもそう。そーやって自分は正しいって。あのコはそんなこと言ったりしない」





この夫のセリフを聞いて、もう悔しいのと悲しいのと怒りとで


目に溢れ出る涙を堪えきれなかった。




ボロボロ大泣きしながら



私「私はっ…!!いつも家族のこと考えて頑張ってただけなのに…私は何も知らずに〇〇くん(夫)に嘘つかれて、〇〇くんは他の女で癒されてたなんて…ひどすぎる」




そんな中タイミング良くか、悪くか、



夫の携帯が鳴った。




しつこく鳴る携帯。




夫が出ない。




私「…なんで出ないのよ!あの女か!女でしょ!」




夫「違う」



私「貸しなさいよ!!」



携帯取り上げると、そこにはその女の名字が。




私がずっと男だと思っていた名字が。




私「やっぱり女じゃん!!まだ嘘つくのか!?出なさいよ!出なさいよー!!!ほら!今!電話出なさいよ!!」



夫「やだ…出ない」


私「じゃ、私が出るから!」



そう言って通話ボタン押そうとした私を



夫が突き飛ばした。



夫は携帯を私から取り上げて



夫「ふざけんな!やめろよ!人の携帯勝手に!」




その女を守るの?


私を突き飛ばしてその女を守るの??



私はもう必要ないの?



昨日まで笑って一緒に夕飯食べたりしてたよね?



いきなり何が起きてるの?



これは悪夢か?



とかいろいろ脳裏をよぎった。



私「ねー…いつもみたいに謝ってよ…ねー!謝ってよー!!」



夫「……あやまらない」



私「その女の携帯、消してよ」



夫「消さない」



私「消せ!!って言ってんだよー!!!💢」



夫「消さない!!」




うちらを煽るかのように再度鳴り響く


夫の携帯の着信音…



夫は出ない。



今、夫にまたなんの用事?あの女。


なに?奥さんと話したよって??


私の知らないところで何度も会って


私は邪魔者?!


ただ夫が嘘をついてただけなら

こんな状況にはならないはず。



確かに今、目の前で夫は



あの女の方を取った。



私には弁解もしない。あやまりもしない。




私「もう離婚だから!!!大嫌い!!!」



そう言って、夫と子供を残して



夜の外に1人飛び出してしまった。