2017GW 信州冠雪風景を愛でる旅 その1 浜松餃子 露頭 かぐらの湯 ハイランドしらびそ | ノスタル爺 お気楽余生の備忘録

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2017.5.1(月)
 
天気予報では「今日は荒れるよ!」との事。何とか到着まで持ってチョーダイと祈りながら出発。名古屋を過ぎて新東名に入る。
 
私のナビはPanasonicのゴリラ。数年前のモデルで新東名は点線で表示。つまり建設中。もちろんルート設定は出来ない。なので、ナビを無視して道路標識に沿って新東名に向かう。
 
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●時速140キロ?
 
新東名は車線幅が広く、路肩も比較的広いので安心感があるのか皆さん結構飛ばす。
法定速度の100キロを軽く超えて140キロ程度?(私はおとなしく走行車線)
高速道路の120キロ化が検討されていると聞くが、ここなら大丈夫かな。
 
●お昼ご飯 (地図上①)
 
浜松から天竜川沿いに秋葉街道を北上する予定なので、お昼は浜松で予定していた。
浜松⇒浜名湖⇒うなぎ! 産地で食べるのが必ずしも安くて美味しいとは限らないが名店は多い筈。
 
事前に数店ピックアップしてナビに入れてあるが、ここまで早く来過ぎてしまった。
開店を小一時間待ってまでうなぎにするか?
 
悩んだ末に、Espasa浜松内の餃子の石松さんで浜松餃子をいただく事にした。
 
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多くのメニューの中に、餃子15個とかあるが、15個も食べられるか?
 
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で、選んだのが餃子三昧コース。注文して冷静に数を勘定したら18個有った・・あら、こっちの方が多い。汗
でも、無理なく美味しくいただきましたよ。
 
総合お薦め度 ★★★.5
 
●天竜二俣(ふたまた)転車台 地図上②
 
ツーリングマップルで発見。
天竜浜名湖鉄道の二俣駅にある施設。
 
私は鉄ちゃんではないが、そこは男の子。メカ物は好きだ。
で、行ってみたが転車台がわずかに見える場所に「立ち入り禁止・撮影禁止・見学は駅事務所へ!」と看板が。
 
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勝手に入って写真を撮る輩が多いんだろう。危険だし仕方が無いんだが・・。
そこまで気合の入った鉄ちゃんではないので遠目に見てスルーした。

帰ってから調べると約40分間の転車台ツアーを毎日されているらしい。(予約不要)
事前の調査は入念にしないとね。またやってしまった・・汗
 
グーグルドローンではこんな感じ 上の写真は赤丸ポイントで撮影
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総合お薦め度 評価出来ず
 
●R152は北に抜けているのか?
 
浜松から天竜川沿いに遡上。
 
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走行していると川の上に鉄橋がかかって面白い景色が見えたので戻る。
場所はJR飯田線 城西駅の北の橋から撮ってみた。
汽車が走ってたら最高のポイントになるね。
 
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秋葉街道(R152)は途中の青崩(あおくずれ)峠で分断されている。
げげ・・。行けるのか?
 
流石にここは出発前に確認しておいた。
青崩峠は徒歩でしか通過出来ないが、兵越(ひょうごし)峠で迂回が出来る。
 
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兵越峠は毎年10月に浜松市と飯田市で「峠の国盗り綱引き合戦」をする事で有名だ。
ニュースで見た事があったが、知らない間に通り過ぎていた。何か表示があったのかな?
 
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道路は全面的に舗装されており通行に不安はない。道幅がかなり狭いので四輪だと少し難儀するかもだが意外に交通量は多い。5分に一回くらい対向車とすれ違う。
 
天竜川沿いを走行中にポツポツしだした雨が兵越峠を前に少し強めに変わった。
 
●かぐらの湯
 
兵越峠を越えて山を下る。
 
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新しい立派な道が建設中であった。
 
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これが完成すれば飯田から浜松に抜けるのは随分と便利になるだろう。
ただ、酷道や険道好きとしては少し寂しさも感じる。
 
兵越峠から下りて行くと程なく「かぐらの湯」が現れる。
山の中にあるのに塩分濃度の高い温泉らしい。
ここまで想定より早く来れたので、宿まではあと少しだし予定してなかったけど温泉に入ることにする。
 
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脱衣室の更衣ロッカーが鍵がかかるのでタンクバッグも入れる事が出来た。
露天風呂に浸かっていたら結構な雨が降って来た。残念だが「荒れる」と言っていた天気予報が当たった。
 
塩分濃度が高いと温まるらしい。
 
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自販機で牛乳を買って、腰に手を置いて仁王立ちで牛乳を飲む。(うそです。椅子に座って飲みました)
 
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自販機の構造が面白い。とっても慎重に牛乳をベルトに載せて取り出して慎重に慎重に取り出し口まで運ぶんだが、最後は落とす。
そこまでやったら最後は落として欲しくなかったな。笑
 
総合お薦め度 ★★★★
 
●え!
 
かぐらの湯を出て走りだすと、ナビはあと2キロ程でハイランドしらびそだと言う。

何かおかしいぞ。
うそ~ん・・。ハイランドしらびそは山の上で結構登ったぞ。2キロでは到底着かないぞ。
 
ナビをよく確認すると、ハイランドしらびそが2つあって違う方を入力していた。
早く到着し過ぎると思って風呂に入っていたが、あにはからんや。まだ距離あるやん・・。
若い頃には決してしなかった愚かな失敗だ。
 
●程野路頭
 
秋葉街道を北上し飯田市上村から左折してしらびそ高原に向かうが、程なく程野露頭の看板を見つける。

露頭? ここにもあるの? なんや分からんけど、見てみない事には話が出来ない。で、寄ってみた。
 
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程野露頭は中央構造線が地表に出た所。
説明の看板と実際の地形を必死で見比べるが・・よう分からん。
 
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北側(内帯)と南側(外帯)の接点らしいが・・。黄色い杭まで打って分かり易くしているんだろうが・・わからん・・。
 
総合お薦め度 ★★
 
●ハイランドしらびそ 地図上③
 
しらびそ高原に登って行く途中の景観。
 
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地質学的に面白い場所らしく、道路脇の岩に説明書きが添えられている。
「チャート」・・どこかで聞いたと思ったら、ぶらタモリで紹介されてた。
 
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アルプスの山小屋風の外観を持つホテル。グーグルドローンで撮ってみた。
 
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決して高級ホテルではないが、標高1918mに建つ。国内でも高所に建つホテルの一つじゃないかな。(知らんけど)

11月中旬から4月までは冬期休業。来る直前に電話したら予約が取れた。
 
ちょっと個性的なオバサンがフロントでチェックインしてくれた。
電話で予約入れた際に「部屋によって景観に違いはありますか?」と聞いたら「どうせ外に出て見るのが一番きれいなので、部屋の景観は気にされなくていいですよ。天気が崩れたら高い部屋代も無駄になりますし」とお兄さんが説明してくれて、ちょっと「あれ?」と思ったが、スタッフは少しユニークな人が多いのか?
 
一泊二食付きで11,200円。そこそこの夕食・朝食が付いたので立地を考えると満足度は高い。
 
天体観測や写真撮影の星屋が多く集まるらしく、夜は8時に玄関を閉めるとおっしゃってた。
 
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部屋は2階だったが、目の前の木立と夕日とガスが幻想的な景色を作りだしていた。
遠くの山は全く見えないが、これはこれでアリだ。

明日は晴れるとの予報だし、遠くの山は明日見せてくれるだろう。
 
夕食時に小さな二人の子連れの若い夫婦がいらしたが、「子どものしつけ」という言葉をご存知ない模様。
幼いガキがそこらを走り回っている。余程ガツンと言ってやろうかと思ったが、さっさと食べて席を立つ。
小言は言う方も言われる方も気分が悪い。
 
部屋に帰るとガスがほぼ晴れて、また違う景色を見せてくれた。
 
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部屋の電気を消して撮ってみた図
 
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お風呂は温泉ではなく山の湧水を沸かしてらっしゃるらしい。塩素臭も全く無く気持ちよく入れた。
 
標高1900mだけどテレビはいくつか映った。これは嬉しい♪
 
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総合お薦め度 ★★★★
 
●天体撮影の血が騒ぐ
 
最近行けてないが、バイクに乗り始めるまで週末は山に通っていた筋金入りの星屋の私。

こういうお空のいい所に来ると血が騒ぐ。
上空には上限の月少し前の太った月が煌々と輝いているが、わずかに月から離れれば空は暗い。

大阪の光害から抜け出せない奈良の観測地とは大違い。奈良では半月であっても空にあればお空は真っ白け。明るい月面か惑星しか見る物が無いのと大違いである。
 
大きな望遠鏡を持参して来たい所だが、なんせバイク旅。小口径の双眼鏡しかない事に地団駄を踏む。
コンデジを小さな三脚にセットして何枚か撮ってみた。
画面中央部はおなじみの北斗七星。
 
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上空が飛行機のルートになっているみたいで、しきりに横切る。ま、これはこれで面白いかな。
 
ついでにホテルのPRに使えそうな絵も撮ってみる。
 
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総合お薦め度 ★★★★★(星屋目線でね)
 
本日の走行 約350Km
お天気星取り表 0勝0敗1分 (午後から少し降っただけなので)